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公開番号2024079387
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192302
出願日2022-11-30
発明の名称吐出器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20240604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】大きな吐出量を実現し易い蓄圧式の吐出器を提供する。
【解決手段】外部からの操作により、第2シリンダ4に対して第1ピストン3、第1シリンダ2及び第2ピストン5を伴って進退し、第2シリンダ4に対する進退動作中に、第1シリンダ2に対して第1ピストン3を伴って進退する保持部材6と、保持部材6の進退により、第1シリンダ2、第1ピストン3、第2シリンダ4及び第2ピストン5によって区画されるポンプ室7aを介して流体を吐出する内部流路7と、ポンプ室7aの内部圧力を増加させる保持部材6の前進により、第2ピストン5の前進終了よりも前に、第1ピストン3を、第1シリンダ2の前進規制部2aに接触させることで、第1ピストン3を内部流路7を閉塞する閉塞形状から内部流路7を開放する開放形状まで弾性変形させる蓄圧部8とを有する、吐出器1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1シリンダと、
前記第1シリンダ上を摺動する弾性変形可能な第1ピストンと、
前記第1シリンダよりも断面積が大きい第2シリンダと、
前記第2シリンダ上を摺動する第2ピストンと、
外部からの操作により、前記第2シリンダに対して前記第1ピストン、前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って進退し、前記第2シリンダに対する進退動作中に、前記第1シリンダに対して前記第1ピストンを伴って進退する保持部材と、
前記保持部材の進退により、前記第1シリンダ、前記第1ピストン、前記第2シリンダ及び前記第2ピストンによって区画されるポンプ室を介して流体を吐出する内部流路と、
前記ポンプ室の内部圧力を増加させる前記保持部材の前進により、前記第2ピストンの前進終了よりも前に、前記第1ピストンを、前記第1シリンダの前進規制部に接触させることで、前記第1ピストンを前記内部流路を閉塞する閉塞形状から前記内部流路を開放する開放形状まで弾性変形させる蓄圧部とを有する、吐出器。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記第1シリンダの前記前進規制部は、前記第1シリンダの内周面に径方向にずれる段差を形成する段差面で構成される、請求項1に記載の吐出器。
【請求項3】
前記第1シリンダに対して前記保持部材を後退させる弾性部材を有する、請求項1に記載の吐出器。
【請求項4】
前記保持部材は、第1ステムと、前記第1ステムの内周面に取り付けられる第2ステムとを有し、
前記第1ピストンは、進退方向において、前記第1ステムと前記第2ステムに挟み込まれることで保持され、
前記第2ステムは、前記閉塞形状の前記第1ピストンによって閉塞され、前記開放形状の前記第1ピストンによって開放される開閉口を有する、請求項1に記載の吐出器。
【請求項5】
前記第1ピストンは、前記開閉口を開閉する環状の開閉部と、前記開閉部から前進方向に向けて第1シリンダの径方向に広がるように延在する拡大部とを有し、
前記開閉部は、前記進退方向において前記第1ステムと前記第2ステムに挟み込まれることで保持される、請求項4に記載の吐出器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は吐出器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
シリンダと、シリンダ上を摺動するピストンと、外部からの操作により、シリンダに対してピストンを伴って進退する保持部材と、保持部材の進退により、シリンダとピストンによって区画されるポンプ室を介して流体を吐出する内部流路と、ポンプ室の内部圧力を増加させる保持部材の前進により、ピストンを内部流路を閉塞する位置から内部流路を開放する位置まで移動させる蓄圧部とを有する吐出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-35654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の蓄圧式の吐出器は、大きな吐出(噴霧)量を得られるように設計しようとすると、シリンダのストロークが長くなると共に保持部材への操作が重くなる等の問題があった。
【0005】
そこで本発明の目的は、大きな吐出量を実現し易い蓄圧式の吐出器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
第1シリンダと、
前記第1シリンダ上を摺動する弾性変形可能な第1ピストンと、
前記第1シリンダよりも断面積が大きい第2シリンダと、
前記第2シリンダ上を摺動する第2ピストンと、
外部からの操作により、前記第2シリンダに対して前記第1ピストン、前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って進退し、前記第2シリンダに対する進退動作中に、前記第1シリンダに対して前記第1ピストンを伴って進退する保持部材と、
前記保持部材の進退により、前記第1シリンダ、前記第1ピストン、前記第2シリンダ及び前記第2ピストンによって区画されるポンプ室を介して流体を吐出する内部流路と、
前記ポンプ室の内部圧力を増加させる前記保持部材の前進により、前記第2ピストンの前進終了よりも前に、前記第1ピストンを、前記第1シリンダの前進規制部に接触させることで、前記第1ピストンを前記内部流路を閉塞する閉塞形状から前記内部流路を開放する開放形状まで弾性変形させる蓄圧部とを有する、吐出器。
【0008】
[2]
前記第1シリンダの前記前進規制部は、前記第1シリンダの内周面に径方向にずれる段差を形成する段差面で構成される、[1]に記載の吐出器。
【0009】
[3]
前記第1シリンダに対して前記保持部材を後退させる弾性部材を有する、[1]又は[2]に記載の吐出器。
【0010】
[4]
前記保持部材は、第1ステムと、前記第1ステムの内周面に取り付けられる第2ステムとを有し、
前記第1ピストンは、進退方向において、前記第1ステムと前記第2ステムに挟み込まれることで保持され、
前記第2ステムは、前記閉塞形状の前記第1ピストンによって閉塞され、前記開放形状の前記第1ピストンによって開放される開閉口を有する、[1]~[3]の何れか1つに記載の吐出器。
(【0011】以降は省略されています)

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