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公開番号2024078970
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191623
出願日2022-11-30
発明の名称ねじキャップ
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人
主分類B65D 47/36 20060101AFI20240604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 キャップ本体からオーバーキャップに移行する移行栓体を有し、オーバーキャップを回転させて開栓する際に、薄肉弱化部を破断し易いねじキャップを提供すること。
【解決手段】 容器本体Aに装着されるキャップ本体Bと、キャップ本体Bに螺合して開閉可能に装着されるオーバーキャップCとを備え、キャップ本体Bは、内容液を案内する注出筒10と、注出筒10の内周側から薄肉弱化部14を介して連設され、外周に第1歯部18が形成された移行栓体15とを有し、オーバーキャップCは、頂壁30と、頂壁30の下面から垂設され、閉蓋時に外周で注出筒10を密封するとともに、内周に第1歯部18と係合可能な第2歯部40が形成された密封筒33とを有し、注出筒10は、内周から径方向内側に突設され、薄肉弱化部14に連設される環状突部11と、環状突部11から周方向に沿って垂設される補強壁部12とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体に螺合して開閉可能に装着されるオーバーキャップとを備え、
キャップ本体は、内容液を案内する注出筒と、注出筒の内周側から薄肉弱化部を介して連設され、外周に第1歯部が形成された移行栓体とを有し、
オーバーキャップは、頂壁と、頂壁の下面から垂設され、閉蓋時に外周で注出筒を密封するとともに、内周に第1歯部と係合可能な第2歯部が形成された密封筒とを有し、
注出筒は、内周から径方向内側に突設され、薄肉弱化部に連設される環状突部と、環状突部から周方向に沿って垂設される補強壁部とを有することを特徴とするねじキャップ。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
補強壁部は、周方向に複数の間欠部を有することを特徴とする請求項1に記載のねじキャップ。
【請求項3】
第1歯部と第2歯部は、オーバーキャップを開蓋させるときのみ当接係合するラチェット機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のねじキャップ。
【請求項4】
キャップ本体は、容器本体の口部が嵌入する嵌合筒部と、嵌合筒部から立設され、第1ねじ部が螺設されたねじ壁部とを有し、
オーバーキャップは、頂壁の密封筒の外側から垂下され、第2ねじ部が螺設されたねじ筒部とを有し、
第1ねじ部と第2ねじ部は、オーバーキャップをキャップ本体に装着するときに打栓可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載のねじキャップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体に装着されるねじキャップに関し、特に、開栓時にキャップ本体からオーバーキャップに移行する移行栓体を有するねじキャップに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ドレッシングや調味料などを収容する食品容器には、開封時まで容器内を密封状態にしておくために、容器本体に装着されるキャップ本体の開栓をプルリングによらず、オーバーキャップの回転操作によって可能なねじキャップが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-187514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載のねじキャップは、薄肉弱化部が移行栓体の外周と注出筒の内周面との間に形成され、オーバーキャップの歯部と移行栓体の歯部との係合位置が薄肉弱化部の位置とずれているため、オーバーキャップを回転させて薄肉弱化部を破断させる際に、破断し難いという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、キャップ本体からオーバーキャップに移行する移行栓体を有し、オーバーキャップを回転させて開栓する際に、薄肉弱化部を破断し易いねじキャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため、ねじキャップとして、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、キャップ本体に螺合して開閉可能に装着されるオーバーキャップとを備え、キャップ本体は、内容液を案内する注出筒と、注出筒の内周側から薄肉弱化部を介して連設され、外周に第1歯部が形成された移行栓体とを有し、オーバーキャップは、頂壁と、頂壁の下面から垂設され、閉蓋時に外周で注出筒を密封するとともに、内周に第1歯部と係合可能な第2歯部が形成された密封筒とを有し、注出筒は、内周から径方向内側に突設され、薄肉弱化部に連設される環状突部と、環状突部から周方向に沿って垂設される補強壁部とを有することを特徴とする構成を採用する。
【0007】
ねじキャップの具体的実施形態として、補強壁部は、周方向に複数の間欠部を有することを特徴とする構成、また、第1歯部と第2歯部は、オーバーキャップを開蓋させるときのみ当接係合するラチェット機構を有することを特徴とする構成、また、キャップ本体は、容器本体の口部が嵌入する嵌合筒部と、嵌合筒部から立設され、第1ねじ部が螺設されたねじ壁部とを有し、オーバーキャップは、頂壁の密封筒の外側から垂下され、第2ねじ部が螺設されたねじ筒部とを有し、第1ねじ部と第2ねじ部は、オーバーキャップをキャップ本体に装着するときに打栓可能とすることを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のねじキャップは、上記構成を採用することにより、薄肉弱化部が移行栓体の第1歯部とオーバーキャップの第2歯部との係合位置の直下位置に形成されるため、オーバーキャップを回転させて開栓する際に、薄肉弱化部を破断し易くできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例であるねじキャップを容器本体にセットした状態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。
本発明の実施例であるねじキャップを示す図であり、(a)は(b)のX-X矢視断面図、(b)は側面断面図である。
本発明の実施例であるねじキャップのキャップ本体を示す図であり、(a)は側面半断面図、(b)は下面図である。
本発明の実施例であるねじキャップのオーバーキャップを示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明のねじキャップについて、実施例を示した図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1(a)でみて、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
(【0011】以降は省略されています)

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