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公開番号2024079353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192248
出願日2022-11-30
発明の名称吐出容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20240604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】上下方向に弾性変形可能なシリンダに対して負荷をかけずに、任意の方向にノズルを向けることができる吐出容器を提供する。
【解決手段】吐出容器1は、内容物が収容される容器本体2と、容器本体2内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダ4と、シリンダ4内に連通可能なノズル61を有する操作ヘッド5と、を備え、操作ヘッド5は、シリンダ4の上端部33に装着されるヘッド基部50と、ノズル61を有すると共に、ヘッド基部50に対し容器軸O回りに相対回転可能なノズル操作部60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダと、
前記シリンダ内に連通可能なノズルを有する操作ヘッドと、を備え、
前記操作ヘッドは、
前記シリンダの上端部に装着されるヘッド基部と、
前記ノズルを有すると共に、前記ヘッド基部に対し容器軸回りに相対回転可能なノズル操作部と、を備える、
吐出容器。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、
前記装着キャップと前記ヘッド基部との容器軸回りの相対回転を規制する回転規制部と、を備える、
請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記回転規制部は、
前記装着キャップ及び前記ヘッド基部の一方に形成された凸部と、
前記装着キャップ及び前記ヘッド基部の他方に形成され、容器軸回りの周方向において前記凸部と当接可能な規制片と、を備える、
請求項2に記載の吐出容器。
【請求項4】
前記シリンダは、山部および谷部が上下方向に交互に並ぶ蛇腹状であり、
前記山部および前記谷部は、容器軸回りに周回する螺旋をなす、
請求項1~3のいずれか一項に記載の吐出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
吐出容器として、下記特許文献1記載の液体吐出器が知られている。この液体吐出器は、容器体の口頸部に嵌合させた装着キャップより起立した蛇腹管の上端に押下げヘッドを嵌着し、蛇腹管内の基端部に吸込み弁を備え、蛇腹管内から押下げヘッド内への吐出弁孔を開閉可能に閉塞する吐出弁体を備え、押下げヘッドの上下動により容器体内の液を吸い上げて押下げヘッドの吐出口より吐出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-105724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような吐出容器では、操作ヘッド(押下げヘッド)を回転させると、上下方向に弾性変形可能なシリンダ(蛇腹管)がねじれるように変形してしまう。しかし、操作ヘッドを回転させることで任意の方向にノズル(吐出口)を向けて、液体を吐出させたい要望がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、上下方向に弾性変形可能なシリンダに対して負荷をかけずに、任意の方向にノズルを向けることができる吐出容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体内に連通可能であり、上下方向に弾性変形可能なシリンダと、前記シリンダ内に連通可能なノズルを有する操作ヘッドと、を備え、前記操作ヘッドは、前記シリンダの上端部に装着されるヘッド基部と、前記ノズルを有すると共に、前記ヘッド基部に対し容器軸回りに相対回転可能なノズル操作部と、を備える。
【0007】
本発明に係る吐出容器によれば、ノズル操作部を容器軸回りに回転させると、ノズル操作部がヘッド基部に対して相対回転する。ヘッド基部は上下方向に弾性変形可能なシリンダの上端部に装着されているが、ノズル操作部とヘッド基部との相対回転によって、ノズル操作部とシリンダとの供回りを抑制できる。したがって、上下方向に弾性変形可能なシリンダに対して負荷をかけずに任意の方向にノズルを向けて、内容物を吐出させることができる。
【0008】
(2)前記容器本体の口部に装着される装着キャップと、前記装着キャップと前記ヘッド基部との容器軸回りの相対回転を規制する回転規制部と、を備えてもよい。
【0009】
この場合には、容器本体の口部に装着された装着キャップに対し、ヘッド基部が回転規制されるため、ノズル操作部とシリンダとの供回りを確実に防止できる。したがって、上下方向に弾性変形可能なシリンダに対して、殆ど負荷をかけずに任意の方向にノズルを向けて、内容物を吐出させることができる。
【0010】
(3)前記回転規制部は、前記装着キャップ及び前記ヘッド基部の一方に形成された凸部と、前記装着キャップ及び前記ヘッド基部の他方に形成され、容器軸回りの周方向において前記凸部と当接可能な規制片と、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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