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公開番号2024079382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192297
出願日2022-11-30
発明の名称芯材繰出し容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類A45D 40/20 20060101AFI20240604BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】芯材を安定的な操作で繰り出すことができるとともに、当該芯材の交換を簡便に行うことができる、芯材繰出し容器を提供する。
【解決手段】芯材繰出し容器1は、芯材Cを装着可能な中皿22と、中皿22がスライド可能に収容された内筒3と、内筒3が回転可能に収容された外筒4と、内筒3とともに回転可能な肩部材5と、芯材Cに固定される装着部材21とを備える。中皿22は、ガイド突起23を備える。内筒3は、ガイド突起23をスライド可能に案内するガイド孔3cを備える。外筒4は、ガイド突起23がスライド可能な螺旋溝4aを備える。さらに、中皿22は、装着部材21が取り外し可能に装着される装着部Sを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
芯材を装着可能な中皿と、前記中皿がスライド可能に収容された内筒と、前記内筒が回転可能に収容された外筒と、前記内筒の上端部に取り外し可能に取り付けられるとともに当該内筒とともに回転可能な肩部材と、前記芯材に固定される装着部材とを備えており、
前記中皿は、ガイド突起を備えており、
前記内筒は、前記中皿の前記ガイド突起が貫通するとともに当該ガイド突起をスライド可能に案内するガイド孔を備えており、
前記外筒は、前記中皿の前記ガイド突起がスライド可能な螺旋溝を備えており、
さらに、前記中皿は、前記装着部材が取り外し可能に装着される装着部を備える、芯材繰出し容器。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記装着部材は、前記芯材の下側に配置される連結部と、前記連結部から上側に延在するとともに前記芯材の下端部に固定される2つの腕部とを備えており、
前記中皿は、前記装着部材の下側に配置される仕切部と、前記仕切部から上側に延在するとともに前記芯材の下端部を挟持する2つの腕部とを備えており、
前記装着部は、前記中皿に設けられた前記2つの腕部の間に形成されている、請求項1に記載された芯材繰出し容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芯材繰出し容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の芯材繰出し容器には、例えば、芯(芯材)を装着する芯チャック部材と、当該芯チャック部材を長手方向に移動可能に取り付ける螺旋杵と、当該螺旋杵が組み込まれる基杵とを有し、短くなった芯を芯チャック部材ごと交換できるようにした芯交換可能化粧具が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7105018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の芯材繰出し容器は、芯材の繰り出し操作に安定性がなく、芯ずれを生じることがある。また、上記従来の芯材繰出し容器は、芯材の交換に際して、当該芯材とともに芯チャック部材も併せて交換する必要があるが、当該芯チャック部材には、棒状の進退棒と、芯つかみ部材と、ガイド突起との3つの要素が一体的に設けられている。このため、上記従来の芯材繰出し容器において、交換を要する要素はその全体が大きい。したがって、上記従来の芯材繰出し容器において、芯材の交換作業は煩雑である。
【0005】
本発明の目的は、芯材を安定的な操作で繰り出すことができるとともに、当該芯材の交換を簡便に行うことができる、芯材繰出し容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る、芯材繰出し容器は、芯材を装着可能な中皿と、前記中皿がスライド可能に収容された内筒と、前記内筒が回転可能に収容された外筒と、前記内筒の上端部に取り外し可能に取り付けられるとともに当該内筒とともに回転可能な肩部材と、前記芯材に固定される装着部材とを備えており、前記中皿は、ガイド突起を備えており、前記内筒は、前記中皿の前記ガイド突起が貫通するとともに当該ガイド突起をスライド可能に案内するガイド孔を備えており、前記外筒は、前記中皿の前記ガイド突起がスライド可能な螺旋溝を備えており、さらに、前記中皿は、前記装着部材が取り外し可能に装着される装着部を備える。
【0007】
(2)上記(1)の芯材繰出し容器において、前記装着部材は、前記芯材の下側に配置される連結部と、前記連結部から上側に延在するとともに前記芯材の下端部に固定される2つの腕部とを備えており、前記中皿は、前記装着部材の下側に配置される仕切部と、前記仕切部から上側に延在するとともに前記芯材の下端部を挟持する2つの腕部とを備えており、前記装着部は、前記中皿に設けられた前記2つの腕部の間に形成されているものとすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、芯材を安定的な操作で繰り出すことができるとともに、当該芯材の交換を簡便に行うことができる、芯材繰出し容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る、芯材繰出し容器を正面から示す断面図であり、当該断面図は、芯材が繰り入れられた使用前の状態で示されている。
図1の芯材繰出し容器を側面から示す断面図である。
図1の芯材繰出し容器の、繰出し口部材が取り付けられた肩部材の平面図である。
図3のX-X断面図である。
芯材繰出し容器から芯材が取り出された二つの例を示す正面図と、当該芯材の装着部材が中皿に装着された状態を示す平面図である。
図1の芯材繰出し容器の中皿の平面図である。
図6のX-X断面図である。
図6のY-Y断面図である。
図6の中皿の底面図である。
図1の芯材繰出し容器であって、芯材が繰り出された状態の当該芯材繰出し容器が示された断面図である。
図1の芯材繰出し容器であって、芯材の交換時における当該芯材繰出し容器の状態が示された断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る芯材繰出し容器について説明をする。
(【0011】以降は省略されています)

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