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公開番号2024078468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022189013
出願日2022-11-28
発明の名称排水具
出願人株式会社サンゲツ
代理人個人,個人
主分類E04D 13/04 20060101AFI20240604BHJP(建築物)
要約【課題】全高を抑えることのできる排水具を提供する。
【解決手段】排水具本体20と前記排水具本体20との間で排水流路11を形成するカバー30とを備えた排水具であって、前記排水具本体20は、一対の係合凸部24を有し、前記カバー30は、前記一対の係合凸部24に係合可能な一対の係合凹部35を有し、前記排水具本体20は、前記排水具本体20の幅方向外方の外端22bから前記係合凸部24の基部に接する部分である内端22cに至る上面22aを有しており、前記上面22aの高さは前記排水具本体20の幅方向外方の外端22bより前記係合凸部24の基部に接する部分である内端22cが低い排水具。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
排水具本体と前記排水具本体との間で排水流路を形成するカバーとを備えた排水具であって、
前記排水具本体は、一対の第一係合部を有し、
前記カバーは、前記一対の第一係合部に係合可能な一対の第二係合部を有し、
前記排水具本体は、前記排水具本体の幅方向外方の端部から前記第一係合部の基部に接する部分に至る上面を有しており、
前記上面の高さは前記排水具本体の幅方向外方の端部より前記第一係合部の基部に接する部分が低い排水具。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記一対の第一係合部は前記一対の第二係合部に幅方向内方から係合するものであり、
前記第一係合部は、前記排水具本体から上方に延びる基部と基部から幅方向外方に向かって延びる爪部からなる係合凸部であり、
前記第二係合部は、幅方向外方に凹み、前記爪部を係合可能な係合凹部である請求項1に記載の排水具。
【請求項3】
前記排水具本体の前記一対の第一係合部より幅方向外方の上面には前記カバーを載置する載置面が形成されており、
前記カバーには前記載置面に着座する着座面が形成されており、
前記載置面及び前記着座面は、幅方向外方から幅方向内方に向かうにつれて高さが低くなる傾斜面となっている請求項1に記載に排水具。
【請求項4】
前記排水具本体は前記一対の第一係合部の間に前記排水流路を構成する溝部を備え、前記排水流路を構成する前記カバーの下面には前記溝部に向けて垂下する支持部を有する請求項1に記載の排水具。
【請求項5】
前記支持部は、前記カバーに上方からの負荷が生じない状態では前記溝部に接触していない請求項4に記載の排水具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集合住宅等のベランダや廊下などに設置されて、エアコン等から排出される排水をベランダや廊下の排水溝等に導くための排水具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
集合住宅に設置されたエアコンや給湯器等(以下、「エアコン等」という)から排出される排水はエアコン等に接続されたホースを介して室外に排水される。そして、排水は、集合住宅のベランダや廊下を介して住宅の外に排出されることとなるが、排水をベランダや廊下の床面等に直接排出するとベランダや廊下が排水で濡れてしまい、ベランダ等の劣化等が生じる。また、排水がベランダ等に広がって隣接する住居のベランダ等に流れ込む可能性がある。このため、エアコン等からの排水を排水溝まで案内する排水具がある。
【0003】
この排水具は内部に中空の排水流路を有している。エアコン等のホースから排出された排水は排水具の排水流路を通ってベランダや廊下の排水溝に排出されるため、ベランダや廊下の床面が排水により濡れることがない。
【0004】
また、排水具には分割タイプがあり、床面に設置する排水具本体とカバーとから構成され、排水具本体とカバーとの間で排水流路を形成している。このような分割タイプの排水具においては排水具本体とカバーとの双方に係合部を設け、それらを係合して組み付けている(特許文献1の図4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-113355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、排水具を分割タイプとすると、排水具本体とカバーとの係合部を設ける必要があるため排水具の全体の高さが高くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑み、全高を抑えることのできる排水具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための発明は、排水具本体と前記排水具本体との間で排水流路を形成するカバーとを備えた排水具であって、前記排水具本体は、一対の第一係合部を有し、前記カバーは、前記一対の第一係合部に係合可能な一対の第二係合部を有し、前記排水具本体は、前記排水具本体の幅方向外方の端部から前記第一係合部の基部に接する上面を有しており、前記上面の高さは前記排水具本体の幅方向外方の端部より前記第一係合部の基部に接する部分が低い。これにより、排水具本体にカバーを係合させる排水具の全高が抑えられる。
【0008】
また、前記一対の第一係合部は前記一対の第二係合部に幅方向内方から係合するものであり、前記第一係合部は、前記排水具本体から上方に延びる基部と基部から幅方向外方に向かって延びる爪部からなる係合凸部であり、前記第二係合部は、幅方向外方に凹み、前記爪部を係合可能な係合凹部である。これにより排水具本体の係合凸部がカバー30の係合凹部に係合される。
【0009】
前記排水具本体の前記一対の第一係合部より幅方向外方の上面には前記カバーを載置する載置面が形成されており、前記カバーには前記載置面に着座する着座面が形成されており、前記載置面及び前記着座面は、幅方向外方から幅方向内方に向かうにつれて高さが低くなる傾斜面となっている。これにより、傾斜面である載置面と着座面同士が面接触される。
【0010】
前記排水具本体は前記一対の第一係合部の間に排水流路を構成する溝部を備え、前記排水流路を構成する前記カバーの下面には前記溝部に向けて垂下する支持部を有する。これにより、カバーに下方向への負荷が作用した場合でも支持部によりカバーの変形が防止される。
(【0011】以降は省略されています)

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