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公開番号2024077748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189882
出願日2022-11-29
発明の名称コネクタ、及び、ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングと相手方ハウジングとが嵌合する際のアウタパッキンのめくれを防止することができるコネクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1、及び、ワイヤハーネスWHは、相手方端子と電気的に接続可能である端子Tと、端子収容部11を有するハウジング10と、ハウジング10に収容され、端子収容部11の外側に配置されるシールドシェル20と、シールドシェル20の外面側に組み付けられ、ハウジング10と相手方ハウジングMC10が嵌合している状態で相手方ハウジングMC10とシールドシェル20との間で圧縮されるアウタパッキン40と、アウタパッキン40の外面側に組み付けられ、ハウジング10と相手方ハウジングMC10が嵌合している状態でアウタパッキン40の相手方ハウジングMC10側の端部42をシールドシェル20に対して固定可能な固定部材100とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相手方コネクタの相手方ハウジングに保持されている相手方端子と電気的に接続可能である端子と、
絶縁性を有し、内側に前記端子を収容して保持する端子収容部を有するハウジングと、
前記ハウジングに収容され、前記端子収容部の外側に配置されるシールドシェルと、
前記シールドシェルの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記ハウジングの内側に収容される前記相手方ハウジングと前記シールドシェルとの間で圧縮されるアウタパッキンと、
前記アウタパッキンの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記相手方ハウジング側に位置する前記アウタパッキンの端部を前記シールドシェルに対して固定可能な固定部材とを備えることを特徴とする、
コネクタ。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記固定部材は、第1分割体、及び、第2分割体を含んで構成され、互いに組み合わさることで筒状に形成されるホルダであり、
前記第1分割体、及び、前記第2分割体は、内面側から突出して形成される突起部をそれぞれ有し、
前記シールドシェルは、前記突起部に対応して位置する孔部をそれぞれ有し、
前記固定部材は、前記突起部と前記孔部とがそれぞれ嵌合している状態で、前記シールドシェルの外面と前記アウタパッキンの外面とを覆うように組み付けられる、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記固定部材は、前記シールドシェルの外面と前記アウタパッキンの外面とを覆うように組み付けられる収縮性を有するチューブ部材である、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記固定部材は、前記シールドシェルの外面と前記アウタパッキンの外面とに渡って巻き回されるテープ部材である、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記固定部材は、アウタパッキンの外面に巻き回された状態で結束される結束部材である、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
導電性を有する電線と、
前記電線に電気的に接続されるコネクタとを備え、
前記コネクタは、
前記電線と電気的に接続され、相手方コネクタの相手方ハウジングに保持されている相手方端子と電気的に接続可能である端子と、
絶縁性を有し、内側に前記端子を収容して保持する端子収容部を有するハウジングと、
前記ハウジングに収容され、前記端子収容部の外側に配置されるシールドシェルと、
前記シールドシェルの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記ハウジングの内側に収容される前記相手方ハウジングと前記シールドシェルとの間で圧縮されるアウタパッキンと、
前記アウタパッキンの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記相手方ハウジング側に位置する前記アウタパッキンの端部を前記シールドシェルに対して固定可能な固定部材とを備えることを特徴とする、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、及び、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ハウジングと、ハウジングの内側に位置する端子収容部の外周面に取り付けられるシール部材(アウタパッキン)と、当該端子収容部の先端側から取り付けられる筒状のホルダとを備えるコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-186646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載のコネクタは、ハウジングと相手方ハウジングとが嵌合する際に、相手方ハウジングがハウジングと端子収容部との間に収容されると、相手方ハウジングから受ける外力によってアウタパッキンがめくれてしまう虞があり、その点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、ハウジングと相手方ハウジングとが嵌合する際のアウタパッキンのめくれを防止することができるコネクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、相手方コネクタの相手方ハウジングに保持されている相手方端子と電気的に接続可能である端子と、絶縁性を有し、内側に前記端子を収容して保持する端子収容部を有するハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記端子収容部の外側に配置されるシールドシェルと、前記シールドシェルの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記ハウジングの内側に収容される前記相手方ハウジングと前記シールドシェルとの間で圧縮されるアウタパッキンと、前記アウタパッキンの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記相手方ハウジング側に位置する前記アウタパッキンの端部を前記シールドシェルに対して固定可能な固定部材とを備えることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する電線と、前記電線に電気的に接続されるコネクタとを備え、前記コネクタは、前記電線と電気的に接続され、相手方コネクタの相手方ハウジングに保持されている相手方端子と電気的に接続可能である端子と、絶縁性を有し、内側に前記端子を収容して保持する端子収容部を有するハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記端子収容部の外側に配置されるシールドシェルと、前記シールドシェルの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記ハウジングの内側に収容される前記相手方ハウジングと前記シールドシェルとの間で圧縮されるアウタパッキンと、前記アウタパッキンの外面側に組み付けられ、前記ハウジングと前記相手方ハウジングとが嵌合している状態で、前記相手方ハウジング側に位置する前記アウタパッキンの端部を前記シールドシェルに対して固定可能な固定部材とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタ、及び、ワイヤハーネスは、ハウジングと相手方ハウジングとが嵌合する際のアウタパッキンのめくれを防止することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す断面図である。
図2は、図1の部分拡大図であり、アウタパッキンの位置を説明するための図である。
図3は、第1実施形態に係るコネクタの概略構成を表す分解斜視図である。
図4は、第1実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスの組み付け時の動作について説明する図である。
図5は、第1実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスの組み付け時の動作について説明する図である。
図6は、第1実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスの組み付け時の動作について説明する図である。
図7は、第1実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスの組み付け時の動作について説明する図である。
図8は、第2実施形態に係るコネクタを構成する第1サブアッセンブリの概略構成を部分的に表す分解斜視図である。
図9は、第2実施形態に係る第1サブアッセンブリの組み付け時の動作について説明する図である。
図10は、第2実施形態の変形例1に係る第1サブアッセンブリの組み付け時の動作について説明する図である。
図11は、第2実施形態の変形例2に係る第1サブアッセンブリの組み付け時の動作について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、以下で説明する各図においては、各図における説明を分かり易くするため、適宜図示を省略しているものがある。例えば、図6では、第2サブアッセンブリ3を構成するハウジング10、シールドシェル20のみを示している。
(【0011】以降は省略されています)

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