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公開番号2024077143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189016
出願日2022-11-28
発明の名称バケットの折り畳み装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65B 61/00 20060101AFI20240531BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】コンパクトなバケット折畳装置を提供する。
【解決手段】バケット12の折り畳み装置10では、第1バケット載置部52で折り畳み部56により第1短手側板18及び第2短手側板20を折り畳み、次に、第1バケット載置部52からバケット移動部58へとバケット12を移動させる過程で、第1長手側板24及び第2長手側板26を折り畳み、折り畳み済みバケットは、バケット移動部により第2バケット載置部54に移動される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状の底板と、前記底板の一対の短辺にそれぞれ連結された第1短手側板及び第2短手側板と、前記底板の一対の長辺にそれぞれ連結された第1長手側板及び第2長手側板とを有し、前記第1短手側板、前記第2短手側板、前記第1長手側板及び前記第2長手側板が前記底板に向かって回動することで折り畳み可能なバケットの折り畳み装置であって、
折り畳まれる前の前記バケットである折り畳み前バケットが載置される第1バケット載置部と、
前記第1バケット載置部よりも低位置に配置され、折り畳み後の前記バケットである折り畳み済みバケットを受け入れて載置可能な第2バケット載置部と、
前記第1バケット載置部に載置された前記折り畳み前バケットの前記第1短手側板及び前記第2短手側板を前記底板に向かって折り畳む折り畳み部と、
前記第1バケット載置部の下方で前記第2バケット載置部に向かって傾斜して設けられ、前記折り畳み済みバケットを前記第2バケット載置部に移動させるバケット移動部と、
を備え、
前記第1バケット載置部で前記折り畳み部により前記第1短手側板及び前記第2短手側板を折り畳んだ後に、前記第1バケット載置部から前記バケット移動部へと前記バケットを移動させる過程で前記第1長手側板及び前記第2長手側板を折り畳み、前記折り畳み済みバケットを前記バケット移動部により前記第2バケット載置部に移動させる、バケットの折り畳み装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1記載のバケットの折り畳み装置において、
前記第1短手側板には、前記第1短手側板と前記第1長手側板及び前記第2長手側板とを係合するための第1係合爪が設けられ、
前記第2短手側板には、前記第2短手側板と前記第1長手側板及び前記第2長手側板とを係合するための第2係合爪が設けられ、
前記折り畳み部は、
前記第1係合爪による前記第1短手側板と前記第1長手側板及び前記第2長手側板との係合状態を解除するための第1解除部と、
前記第2係合爪による前記第2短手側板と前記第1長手側板及び前記第2長手側板との係合状態を解除するための第2解除部と、
を有する、バケットの折り畳み装置。
【請求項3】
請求項2記載のバケットの折り畳み装置において、
前記折り畳み部は、
前記第1長手側板及び前記第2長手側板との係合状態が解除された前記第1短手側板を前記第2短手側板に向かって押圧する第1押圧部と、
前記第1長手側板及び前記第2長手側板との係合状態が解除された前記第2短手側板を前記第1短手側板に向かって押圧する第2押圧部と、
を有する、バケットの折り畳み装置。
【請求項4】
請求項1記載のバケットの折り畳み装置において、
ユーザが操作するための折り畳み用操作部と、
前記折り畳み用操作部の動きを機械的に前記折り畳み部に伝達する動作力伝達部と、
をさらに備え、
前記折り畳み部は、前記ユーザによる前記折り畳み用操作部の操作に基づき、前記第1短手側板及び前記第2短手側板を前記底板に向かって折り畳む、バケットの折り畳み装置。
【請求項5】
請求項1記載のバケットの折り畳み装置において、
前記第1バケット載置部は、
前記底板の前記一対の長辺の一方である第1長辺を支持する第1支持部と、
前記底板の前記一対の長辺の他方である第2長辺を支持する第2支持部と、
を有し、
前記第1支持部は、前記折り畳み前バケットの前記第1長辺を支持する支持位置と、前記第1長辺に対する支持を解除する解除位置とに変位可能であり、
前記第1支持部が前記支持位置から前記解除位置へと変位することに伴い、前記第1長辺を前記バケット移動部に落下させるときに、前記第1支持部が前記第1長手側板に当接することで、前記第1長手側板を前記底板に向かって折り畳み、
前記第1長辺を前記バケット移動部に落下させることに伴って前記底板が水平方向に対して傾斜したときに、前記第1長手側板が前記底板に向かって折り畳まれる前に、前記第2長手側板の自重によって前記第2長手側板を前記底板に向かって折り畳む、バケットの折り畳み装置。
【請求項6】
請求項5記載のバケットの折り畳み装置において、
前記第1支持部を前記支持位置に拘束するロック部と、
ユーザが操作するためのロック解除用操作部と、
前記ロック解除用操作部の動きを機械的に前記ロック部に伝達する解除動作伝達部と、
をさらに備え、
前記ユーザによって前記ロック解除用操作部が操作されることに伴い、前記ロック部による前記第1支持部に対する拘束が解除され、前記第1支持部が前記解除位置へと変位可能となる、バケットの折り畳み装置。
【請求項7】
請求項6記載のバケットの折り畳み装置において、
前記ユーザが操作するための復帰操作部と、
前記復帰操作部の動きを機械的に前記第1支持部に伝達する復帰動作伝達部と、
をさらに備え、
前記ユーザによって前記復帰操作部が操作されることに伴い、前記第1支持部が前記支持位置へと復帰する、バケットの折り畳み装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載のバケットの折り畳み装置において、
前記バケット移動部の下方に配置され、前記第2バケット載置部から前記折り畳み済みバケットを受け入れて、前記折り畳み済みバケットを載置可能な第3バケット載置部をさらに備え、
前記第2バケット載置部は、前記バケット移動部から前記折り畳み済みバケットを受け入れ可能な第1姿勢と、前記第3バケット載置部に向かって下方に傾斜する第2姿勢とに角度変更が可能である、バケットの折り畳み装置。
【請求項9】
請求項8記載のバケットの折り畳み装置において、
前記第2バケット載置部を前記第1姿勢と前記第2姿勢とに切り替える切替部をさらに備え、
前記切替部は、
前記第2バケット載置部を前記第1姿勢に拘束する保持部と、
ユーザが操作するための切替操作部と、
前記切替操作部の動きを機械的に前記保持部に伝達する切替動作伝達部と、
を有し、
前記ユーザによって前記切替操作部が操作されることに伴い、前記保持部による前記第2バケット載置部に対する拘束が解除され、前記第2バケット載置部が前記第2姿勢へと変位可能となる、バケットの折り畳み装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バケットの折り畳み装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1及び2には、バケットの折り畳み装置が開示されている。バケットは、矩形状の底板と、底板の各辺に連結される4つの側板とを有する。この折り畳み装置では、コンベア上でバケットを搬送させつつ、4つの側板の各々を折り畳む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-2465号公報
特許第6168289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び2の折り畳み装置では、コンベアを設置する必要があるため、装置が大型化する。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、矩形状の底板と、前記底板の一対の短辺にそれぞれ連結された第1短手側板及び第2短手側板と、前記底板の一対の長辺にそれぞれ連結された第1長手側板及び第2長手側板とを有し、前記第1短手側板、前記第2短手側板、前記第1長手側板及び前記第2長手側板が前記底板に向かって回動することで折り畳み可能なバケットの折り畳み装置であって、前記折り畳み装置は、折り畳まれる前の前記バケットである折り畳み前バケットが載置される第1バケット載置部と、前記第1バケット載置部よりも低位置に配置され、折り畳み後の前記バケットである折り畳み済みバケットを受け入れて載置可能な第2バケット載置部と、前記第1バケット載置部に載置された前記折り畳み前バケットの前記第1短手側板及び前記第2短手側板を前記底板に向かって折り畳む折り畳み部と、前記第1バケット載置部の下方で前記第2バケット載置部に向かって傾斜して設けられ、前記折り畳み済みバケットを前記第2バケット載置部に移動させるバケット移動部と、を備え、前記第1バケット載置部で前記折り畳み部により前記第1短手側板及び前記第2短手側板を折り畳んだ後に、前記第1バケット載置部から前記バケット移動部へと前記バケットを移動させる過程で前記第1長手側板及び前記第2長手側板を折り畳み、前記折り畳み済みバケットを前記バケット移動部により前記第2バケット載置部に移動させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バケットを容易且つ確実に折り畳むことができる。また、第1バケット載置部、第2バケット載置部、折り畳み部及びバケット移動部をコンパクトに配置することができる。これにより、省スペースでバケットの折り畳み作業を行うことができる。この結果、折り畳み装置の大型化を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る折り畳み装置の正面図である。
図2は、折り畳み装置の左側面図である。
図3A及び図3Bは、折り畳み部の動作を示す図である。
図4A及び図4Bは、折り畳み部の動作を示す図である。
図5Aは、折り畳み部の動作を示す図であり、図5Bは、折り畳み部の他の動作を示す図である。
図6は、第1バケット載置部及びロック部を示す平面図である。
図7Aは、図6のVIIA-VIIA線に沿った断面図であり、図7Bは、図6のVIIB-VIIB線に沿った断面図である。
図8A及び図8Bは、第1バケット載置部、バケット移動部及び第2バケット載置部を示す図である。
図9A及び図9Bは、第1バケット載置部、バケット移動部及び第2バケット載置部を示す図である。
図10A及び図10Bは、切替部の動作を示す図である。
図11A及び図11Bは、第2バケット載置部及び第3バケット載置部を示す図である。
図12は、第2バケット載置部及び第3バケット載置部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本実施形態に係るバケットの折り畳み装置10の正面図である。以下、バケットの折り畳み装置10を、折り畳み装置10と呼称する。また、以下の説明では、図1において、折り畳み装置10を見た方向を後方として、前後、左右及び上下の方向を説明する。
【0010】
本実施形態に係る折り畳み装置10は、バケット12を機械的に折り畳むための装置である。折り畳み装置10の説明に先立ち、折り畳みの対象となるバケット12について、図1及び図2等を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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