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公開番号2024076887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188701
出願日2022-11-25
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B65D 5/44 20060101AFI20240530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ポストに投函可能であり、内容物を詰め込むことによって生じる包装箱の膨らみを抑制することができる包装箱を提供する。
【解決手段】
包装箱1は、左右方向に延びる四角筒状の胴部2と、胴部2の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞板31とを有する。胴部4は、天板8、底板4及び一対の側板5が胴部折目線a、bを介して連設されることで構成される。天板8または底板4と一対の側板との境界線上にそれぞれ設けられた胴部折目線a、bの少なくとも一部には、側板5の上下方向中央部に向かって膨らむ一対の凸状胴部折目線a1、b1を有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
左右方向に延びる四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ閉塞する一対の閉塞板とを有する包装箱であって、
前記胴部は、天板、底板及び一対の側板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、
前記天板または前記底板と一対の側板との境界線上にそれぞれ設けられた前記胴部折目線の少なくとも一部には、前記側板の上下方向中央部に向かって膨らむ一対の凸状胴部折目線を有することを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の包装箱において、
前記凸状胴部折目線は、前記胴部折目線の一部に形成され、
前記天板または前記底板は、対向する一対の前記凸状胴部折目線の左端同士及び右端同士をそれぞれ繋ぐ一対の第1区画折目線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の包装箱において、
前記凸状胴部折目線は、左右方向中間において左右方向に直線状に延びる中間部と、該中間部の両端から前記天板または前記底板と一対の側板との境界線まで延びる一対の傾斜部とを有することを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項3に記載の包装箱において、
前記天板または前記底板は、対向する一対の前記中間部の左端同士及び右端同士をそれぞれ繋ぐ一対の第2区画折目線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項5】
請求項1に記載の包装箱において、
前記側板は、凸状胴部折目線の端部から該側板の上端まで上下方向に直線状に延びる一対の側板区画折目線を有することを特徴とする包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポストに投函可能な包装箱に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ポストに投函できる寸法の包装箱として、例えば、特許文献1に開示されるものが知られている。特許文献1の包装箱は、背の低い薄型の直方体形状であって、天板、底板及び4枚の側板を備えている。この種の包装箱は、ポスト投函口の開口高さに制約があるため、包装箱の高さ寸法が、例えば厚み30mmに制限されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-64641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この種の包装箱では、衣服やタオルなどの内容物として詰め込もうとした場合に、包装箱の天板及び底板の中央付近が膨らみ、包装箱全体の厚さが規定のサイズを超えてしまいポストに投函できないことがあるという問題があった。これに対し、現状、粘着テープを包装箱に巻きまわすことで膨らみを抑えて無理やり梱包しているケースも見受けられるが見栄えが悪いという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、内容物を詰め込むことによって生じる包装箱の膨らみを抑制することができる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の包装箱は、左右方向に延びる四角筒状の胴部と、前記胴部の開放端をそれぞれ前記胴部は、天板、底板及び一対の側板が胴部折目線を介して連設されることで構成され、前記天板または前記底板と一対の側板との境界線上にそれぞれ設けられた前記胴部折目線の少なくとも一部には、前記側板の上下方向中央部に向かって膨らむ一対の凸状胴部折目線を有することを特徴とする(以下、「第1の本発明の包装箱」という。)。
【0007】
本発明の包装箱によれば、一対の凸状胴部折目線は、天板と底板とのどちらに設けることもできるが、仮に、底板側に設けた場合を例に説明する(第2以降の本発明の包装箱でも同様。)。この場合、底板の前端縁及び後端縁には、胴部折目線の一部として側板の上下方向中央部に向かって膨らむ一対の凸状胴部折目線が含まれている。この底板に対して、前後方向両側の側板をそれぞれ胴部折目線に沿って折り曲げて起立させると、底板は、一対の凸状胴部折目線に沿って上方向に湾曲される。
【0008】
つまり、包装箱は、一対の凸状胴部折目線が形成される箇所において上下方向の厚みが薄くなる。そのため、例えば、一対の凸状胴部折目線を左右方向の中央部に設けておけば、衣類やタオルなどを畳んで詰め込もうとした場合に一番膨らみやすい箇所の箱の厚さを予め薄くしておくことができるため、その位置で強く衣類等を強く押さえつけることができる。
【0009】
よって、第1の本発明の包装箱によれば、内容物を詰め込むことによって生じる包装箱の膨らみを抑制することができる。
【0010】
第1の本発明の包装箱において、前記凸状胴部折目線は、前記胴部折目線の一部に形成され、前記天板または前記底板は、対向する一対の前記凸状胴部折目線の左端同士及び右端同士をそれぞれ繋ぐ一対の第1区画折目線を有することが好ましい(以下、「第2の本発明の包装箱」という。)。
(【0011】以降は省略されています)

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