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公開番号2024074150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022185248
出願日2022-11-18
発明の名称光空間通信装置および光空間通信装置の制御方法
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G01S 17/86 20200101AFI20240523BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡易な構成でセンシングおよび通信を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】、光空間通信装置(100)は、出光手段(111)に第1の通信光を出光させ、受光手段(121)に通信相手からの第2の通信光を受光させることにより、通信相手と光空間通信を行う通信制御手段(131)と、出光手段(111)にパルス光を出光させ、受光手段(121)にパルス光の反射光を受光させることにより、周囲の物体までの距離を測定する測定制御手段(132)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光を出光する出光手段と、
前記出光手段が出光した光の方向を調整する光位相変調手段と、
外部からの光を受光する受光手段と、
前記出光手段に第1の通信光を出光させ、前記受光手段に通信相手からの第2の通信光を受光させることにより、前記通信相手と光空間通信を行う通信制御手段と、
前記出光手段にパルス光を出光させ、前記受光手段に前記パルス光の反射光を受光させることにより、周囲の物体までの距離を測定する測定制御手段と、
を備える、光空間通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記パルス光は、前記第2の通信光よりも、光の強度が強く、
前記受光手段が受光した光の強度に基づいて、当該光が、前記第2の通信光であるか、前記パルス光の反射光であるかを判定する判定手段を備えている、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項3】
前記パルス光は、前記第2の通信光とは、周波数または変調方式が異なっており、
前記受光手段が受光した光の周波数または変調方式に基づいて、当該光が、前記第2の通信光であるか、前記パルス光の反射光であるかを判定する判定手段を備えている、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項4】
前記測定制御手段は、前記通信相手までの距離を測定する、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項5】
前記通信制御手段は、前記光位相変調手段に前記第1の通信光の第1の出光方向を変化させることにより、前記通信相手と光空間通信可能な前記第1の出光方向を検出する、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項6】
前記第2の通信光には、前記通信相手からの第2の出光方向を示す情報が重畳されており、
前記測定制御手段は、前記第1の出光方向と、前記第2の出光方向とに基づいて、前記通信相手の姿勢を測定する、請求項5に記載の光空間通信装置。
【請求項7】
前記出光手段は、前記第1の通信光を出光する光源と、前記パルス光を出光する光源とをそれぞれ備えている、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の光空間通信装置を備えた車両。
【請求項9】
光空間通信装置の制御方法であって、
前記光空間通信装置は、
光を出光する出光手段と、
前記出光手段が出光した光の方向を調整する光位相変調手段と、
外部からの光を受光する受光手段と、
を備え、
前記出光手段に第1の通信光を出光させ、前記受光手段に通信相手からの第2の通信光を受光させることにより、前記通信相手と光空間通信を行う通信制御処理と、
前記出光手段にパルス光を出光させ、前記受光手段に前記パルス光の反射光を受光させることにより、周囲の物体までの距離を測定する測定制御処理と、を実行する、光空間通信装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光空間通信装置および光空間通信装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な装置がセンサおよび通信装置を備え、センシング結果および通信結果に基づく高度な制御が実施されている。例えば、自動運転車両では、GNSS(Global Navigation Satellite System)、カメラ、LiDAR(Light Detecition And Ranging)等の測距装置や姿勢角を測定するための内界センサなどを組み合わせて、自車両および相手車両の位置や姿勢などを推定し、通信装置を用いて他の車両等と情報共有することにより、相手車両の移動予測等をおこない安全な距離を確保することが行なわれている。特許文献1には、赤外線センサ、レーザセンサ、超音波センサなどのセンサ、および、Bluetooth(登録商標)モジュールなどの通信装置を備えた車両が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-516396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のようにセンシングおよび通信のために複数の装置を組み合わせて高度な処理を行なう場合、コストの増大や演算のためのエネルギー効率が悪化するという問題が生じることがある。そのため、簡易な構成でセンシングおよび通信を行うことができる技術は有益である。
【0005】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、簡易な構成でセンシングおよび通信を行うことができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る光空間通信装置は、光を出光する出光手段と、前記出光手段が出光した光の方向を調整する光位相変調手段と、外部からの光を受光する受光手段と、前記出光手段に第1の通信光を出光させ、前記受光手段に通信相手からの第2の通信光を受光させることにより、前記通信相手と光空間通信を行う通信制御手段と、前記出光手段にパルス光を出光させ、前記受光手段に前記パルス光の反射光を受光させることにより、周囲の物体までの距離を測定する測定制御手段と、を備える。
【0007】
本発明の一態様に係る光空間通信装置の制御方法は、光空間通信装置の制御方法であって、前記光空間通信装置は、光を出光する出光手段と、前記出光手段が出光した光の方向を調整する光位相変調手段と、外部からの光を受光する受光手段と、を備え、前記出光手段に第1の通信光を出光させ、前記受光手段に通信相手からの第2の通信光を受光させることにより、前記通信相手と光空間通信を行う通信制御処理と、前記出光手段にパルス光を出光させ、前記受光手段に前記パルス光の反射光を受光させることにより、周囲の物体までの距離を測定する測定制御処理と、を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、簡易な構成でセンシングおよび通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る光空間通信装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態1に係る光空間通信装置による通信制御処理の一例を示すフロー図である。
本発明の実施形態1に係る光空間通信装置による測定制御処理の一例を示すフロー図である。
本発明の実施形態2に係る光空間通信装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態2に係る光空間通信装置の適用例を示す模式図である。
本発明の実施形態2に係る光空間通信装置の出光ユニットの構成例を示す模式図である。
本発明の実施形態2に係る光空間通信装置の受光ユニットの構成例を示す模式図である。
光空間通信装置による光軸合わせの一例を説明する模式図である。
光空間通信装置による光軸合わせの一例を説明する模式図である。
コンピュータの構成例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔例示的実施形態1〕
本発明の第1の例示的実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本例示的実施形態は、後述する例示的実施形態の基本となる形態である。
(【0011】以降は省略されています)

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