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公開番号2024072326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183038
出願日2022-11-16
発明の名称アレイアンテナ
出願人株式会社フジクラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01Q 21/24 20060101AFI20240521BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】不要な偏波を抑制できるアレイアンテナを提供する。
【解決手段】アレイアンテナ100は、第1偏波および第2偏波を励振する複数の放射素子101,102を備える。放射素子101,102に、第1偏波を励振するための第1給電点21と、第2偏波を励振するための第2給電点22と、が配置されている。複数の放射素子101,102は、アレイ状に配列されている。放射素子101では、放射素子101の中心101Aから第1給電点21に向かう基準線L1に対し、第2給電点22は、中心101Aを周回する方向に+θ°(0<θ≦90)の位置にある。放射素子102では、放射素子102の中心102Aから第1給電点21に向かう基準線L2に対し、第2給電点22は、中心102Aを周回する方向に-θ°の位置にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1偏波、および前記第1偏波と異なる第2偏波を励振する複数の放射素子を備え、
前記放射素子に、前記第1偏波を励振するための第1給電点と、前記第2偏波を励振するための第2給電点と、が配置され、
複数の前記放射素子は、アレイ状またはマトリックス状に配列され、
少なくとも1つの前記放射素子では、前記放射素子の中心から前記第1給電点に向かう基準線に対し、前記第2給電点は、前記中心を周回する方向に+θ°(0<θ≦90)の位置にあり、
少なくとも1つの前記放射素子では、前記放射素子の中心から前記第1給電点に向かう基準線に対し、前記第2給電点は、前記中心を周回する方向に-θ°の位置にある、
アレイアンテナ。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第2給電点が+θ°の位置にある前記放射素子の数と、前記第2給電点が-θ°の位置にある前記放射素子の数とは等しい、
請求項1に記載のアレイアンテナ。
【請求項3】
前記第2給電点が+θ°の位置にある前記放射素子と、前記第2給電点が-θ°の位置にある前記放射素子とは、隣り合っている、
請求項1に記載のアレイアンテナ。
【請求項4】
複数の前記放射素子は、第1方向と前記第1方向に交差する第2方向とにマトリックス状に配列され、
前記第1方向に隣り合う前記放射素子は、前記放射素子の中心に対する前記第2給電点の前記第2方向の位置が互いに異なり、
前記第2方向に隣り合う前記放射素子は、前記放射素子の中心に対する前記第1給電点の前記第1方向の位置が互いに異なる、
請求項1~3のうちいずれか1項に記載のアレイアンテナ。
【請求項5】
前記第1方向に隣り合う前記放射素子は、前記放射素子の中心に対する前記第1給電点の前記第1方向の位置が互いに同じであり、
前記第2方向に隣り合う前記放射素子は、前記放射素子の中心に対する前記第2給電点の前記第2方向の位置が互いに同じである、
請求項4に記載のアレイアンテナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アレイアンテナに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信の大容量化のため、周波数帯域の高周波化が検討されている。高周波帯で高利得が得られるアンテナとして、複数の放射素子を有するアレイアンテナが用いられている。アレイアンテナは、各放射素子に入力する信号に与える位相差を制御することによって、放射する電磁波の主ビーム方向を調整することができる(例えば、特許文献1を参照)。アレイアンテナは、偏波面が異なる2つの偏波を用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-5795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述のアレイアンテナでは、不要な偏波が出力される場合があった。
【0005】
本発明の一態様は、不要な偏波を抑制できるアレイアンテナを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様1に係るアレイアンテナは、第1偏波、および前記第1偏波と異なる第2偏波を励振する複数の放射素子を備え、前記放射素子に、前記第1偏波を励振するための第1給電点と、前記第2偏波を励振するための第2給電点と、が配置され、複数の前記放射素子は、アレイ状またはマトリックス状に配列され、少なくとも1つの前記放射素子では、前記放射素子の中心から前記第1給電点に向かう基準線に対し、前記第2給電点は、前記中心を周回する方向に+θ°(0<θ≦90)の位置にあり、少なくとも1つの前記放射素子では、前記放射素子の中心から前記第1給電点に向かう基準線に対し、前記第2給電点は、前記中心を周回する方向に-θ°の位置にある。
【0007】
この構成によれば、複数の放射素子の、第1給電点と第2給電点の相対角度が異なることによって、複数の放射素子の不要偏波の一部は打ち消し合う。よって、複数の放射素子における給電点の相対角度が同じ場合に比べ、不要な偏波を抑制できる。
【0008】
本発明の態様2は、態様1のアレイアンテナにおいて、前記第2給電点が+θ°の位置にある前記放射素子の数と、前記第2給電点が-θ°の位置にある前記放射素子の数とは等しい。
【0009】
本発明の態様3は、態様1または態様2のアレイアンテナにおいて、前記第2給電点が+θ°の位置にある前記放射素子と、前記第2給電点が-θ°の位置にある前記放射素子とは、隣り合っている。
【0010】
本発明の態様4は、態様1から態様3のうちいずれか一つのアレイアンテナにおいて、複数の前記放射素子は、第1方向と前記第1方向に交差する第2方向とにマトリックス状に配列され、前記第1方向に隣り合う前記放射素子は、前記放射素子の中心に対する前記第2給電点の前記第2方向の位置が互いに異なり、前記第2方向に隣り合う前記放射素子は、前記放射素子の中心に対する前記第1給電点の前記第1方向の位置が互いに異なる。
(【0011】以降は省略されています)

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