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公開番号2024087237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201933
出願日2022-12-19
発明の名称コールドプレート
出願人株式会社フジクラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F28D 15/02 20060101AFI20240624BHJP(熱交換一般)
要約【課題】高温流路および低温流路の双方を含む冷媒流路を容易に形成可能なコールドプレートを提供する。
【解決手段】コールドプレートは、基部を有する金属製のベースプレートと、前記基部に接合された外壁部を有する樹脂カバーと、前記基部と前記外壁部とによって囲まれた内部空間と、前記内部空間に連通して冷媒が流入する流入孔と、前記内部空間に連通して前記冷媒が流出する流出孔と、を有する筐体を備え、前記ベースプレートは、前記内部空間に位置して発熱体から受け取った熱を前記冷媒に伝達する熱交換部を有し、前記樹脂カバーは、前記内部空間に位置して前記熱交換部から熱を受け取る前の前記冷媒が流れる低温流路と、前記内部空間に位置して前記熱交換部から熱を受け取った後の前記冷媒が流れるとともに前記低温流路には開口しない高温流路と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基部を有する金属製のベースプレートと、前記基部に接合された外壁部を有する樹脂カバーと、を有する筐体を備え、
前記筐体には、前記基部と前記外壁部とによって囲まれた内部空間と、前記内部空間に連通して冷媒が流入する流入孔と、前記内部空間に連通して前記冷媒が流出する流出孔と、が形成され、
前記ベースプレートは、前記内部空間に位置して発熱体から受け取った熱を前記冷媒に伝達する熱交換部を有し、
前記樹脂カバーは、前記内部空間に位置して前記熱交換部から熱を受け取る前の前記冷媒が流れる低温流路と、前記内部空間に位置して前記熱交換部から熱を受け取った後の前記冷媒が流れるとともに前記低温流路には開口しない高温流路と、を有する、
コールドプレート。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記樹脂カバーは、前記低温流路と前記高温流路とを隔てる隔壁部を有し、
前記隔壁部は、前記ベースプレートに接合されている、
請求項1に記載のコールドプレート。
【請求項3】
前記隔壁部は、前記熱交換部に接合されている、
請求項2に記載のコールドプレート。
【請求項4】
前記低温流路が前記熱交換部に開口する部位と、前記高温流路が前記熱交換部に開口する部位とは、前記高温流路が延びる第1方向に交差する第2方向における位置が互いに異なっており、
前記熱交換部は、前記第2方向に延びる複数のフィンを有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のコールドプレート。
【請求項5】
前記外壁部、前記低温流路、および前記高温流路は、一体に形成されている、
請求項1から3のいずれか一項に記載のコールドプレート。
【請求項6】
前記高温流路は、前記流出孔に近づくにつれて漸次広がる形状を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のコールドプレート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コールドプレートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、筐体の内部空間を流れる冷媒によって発熱体を冷却する金属製のコールドプレートが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/174593号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の電子部品高集積化による発熱密度の増大により、コールドプレートにはより高い冷却性能が求められるようになっている。この課題に対して、いわゆる噴流冷却や二相流冷却を採用して冷却性能を高めたコールドプレートが提案されてきている。例えば、特許文献1には、二相流冷却方式のコールドプレートが開示されている。噴流冷却方式や二相流冷却方式のコールドプレートは、一般に、発熱体の熱を受け取る前の冷媒が流れる低温流路と、発熱体の熱を受け取った後の冷媒が流れる高温流路と、を備える。
【0005】
しかしながら、コールドプレートが金属製である場合(例えば、特許文献1)、高温流路と低温流路とを含む複雑な冷媒流路を形成することが容易でない場合があった。
【0006】
本発明は、このような事情を考慮してなされ、高温流路および低温流路の双方を含む冷媒流路を容易に形成可能なコールドプレートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の態様1に係るコールドプレートは、基部を有する金属製のベースプレートと、前記基部に接合された外壁部を有する樹脂カバーと、を有する筐体を備え、前記筐体には、前記基部と前記外壁部とによって囲まれた内部空間と、前記内部空間に連通して冷媒が流入する流入孔と、前記内部空間に連通して前記冷媒が流出する流出孔と、が形成され、前記ベースプレートは、前記内部空間に位置して発熱体から受け取った熱を前記冷媒に伝達する熱交換部を有し、前記樹脂カバーは、前記内部空間に位置して前記熱交換部から熱を受け取る前の前記冷媒が流れる低温流路と、前記内部空間に位置して前記熱交換部から熱を受け取った後の前記冷媒が流れるとともに前記低温流路には開口しない高温流路と、を有する。
【0008】
本発明の態様1によれば、低温流路および高温流路が樹脂カバーに設けられているため、例えばこれらの流路を金属で形成する場合と比較して、流路の形成を容易に行うことができる。
【0009】
また、本発明の態様2は、態様1のコールドプレートにおいて、前記樹脂カバーは、前記低温流路と前記高温流路とを隔てる隔壁部を有し、前記隔壁部は、前記ベースプレートに接合されている。
【0010】
また、本発明の態様3は、態様2のコールドプレートにおいて、前記隔壁部は、前記熱交換部に接合されている。
(【0011】以降は省略されています)

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