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公開番号2023155924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-24
出願番号2022065443
出願日2022-04-12
発明の名称熱交換器
出願人個人
代理人
主分類F28F 1/12 20060101AFI20231017BHJP(熱交換一般)
要約【課題】食品や生活用品の熱交換を素早く行うのに好適な熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換対象物またはアタッチメント5を挿入する挿入孔2があり、挿入孔2以外の表面積は挿入孔2の表面積の1.5倍以上とした、金属製の伝熱放熱部1とする。または、前記伝熱放熱部1と、前記伝熱放熱部1周囲に気流を発生させるファン3、で構成する熱交換器とする。または、前記伝熱放熱部1と前記ファン3に、前記伝熱放熱部1と前記ファン3を包み込み、ファン3が発生させる気流の吸気口6と排気口7があり、熱交換対象物やアタッチメント5を挿入孔2に出し入れできる開口部がある、ケース4を追加した、熱交換器とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
熱交換対象物またはアタッチメント(5)を挿入する挿入孔(2)があり、挿入孔(2)以外の表面積は挿入孔(2)の表面積の1.5倍以上とした、金属製の伝熱放熱部(1)である、熱交換器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
請求項1に示す伝熱放熱部(1)と、伝熱放熱部(1)周囲に気流を発生させるファン(3)、で構成する熱交換器。
【請求項3】
請求項2に示す熱交換器を包み込み、ファン(3)が発生させる気流の吸気口(6)と排気口(7)があり、熱交換対象物やアタッチメント(5)を挿入孔(2)に出し入れできる開口部がある、ケース(4)を追加した、請求項2に示す熱交換器。
【請求項4】
請求項3に示すケース(4)の排気口(7)に、排気される気流の方向を変化させる、フィン(8)またはノズル(9)を設置した、請求項3に示す熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品や生活用品の熱交換を素早く行うのに好適な熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食品や生活用品を冷却する方法としては、冷却対象物を冷蔵庫や冷凍庫にそのまま入れる方法が一般的であり、また、冷たすぎたり熱すぎたりするものを室温などの周囲環境温度に近づける方法としては、対象物を室内等の周囲環境にそのまま置いておく方法が一般的である。
【0003】
特許文献1には、各種の被解凍物を効率的に解凍することができる解凍プレートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実登3054412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、食品や生活用品を冷却する方法としては、冷却対象物を冷蔵庫や冷凍庫にそのまま入れる方法が一般的であり、また、冷たすぎたり熱すぎたりするものを室温などの周囲環境温度に近づける方法としては、対象物を室内等の周囲環境にそのまま置いておく方法が一般的である。
【0006】
冷蔵庫や冷凍庫に熱交換対象物をそのまま入れる方法や、室内等に熱交換対象物をそのまま置いておく方法では、熱交換対象物と周囲環境との熱交換の多くは、熱交換対象物表面における自然対流熱伝達により行われる。このため、前記方法よりも素早く熱交換を行うためには、熱交換対象物の表面積を増大することと、強制対流熱伝達とすることが効果的である。
【0007】
特許文献1には、各種の被解凍物を効率的に解凍することができる解凍プレートが開示されている。この解凍プレートは、熱伝導率の高さと表面積の大きさで、被解凍物と周囲環境との熱交換効率を高めるものであるが、解凍プレートが平面状であるため、被解凍物は1面でしか解凍プレートに接触することができない。また、解凍プレートと周囲環境の熱交換は自然対流熱伝達によるものとなっている。
【0008】
本発明は、食品や生活用品等の冷却や、それらを周囲環境温度に近づけることを、素早く行うことができるようにするため、熱交換対象物の見かけ上の表面積を増大させたり、ファンによる強制対流熱伝達を行って、熱交換効率を増大させる、熱交換器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
熱交換対象物またはアタッチメント5を挿入する挿入孔2があり、挿入孔2以外の表面積は挿入孔2の表面積の1.5倍以上とした、金属製の伝熱放熱部1とする。または、前記伝熱放熱部1と、前記伝熱放熱部1周囲に気流を発生させるファン3、で構成する熱交換器とする。または、前記伝熱放熱部1と前記ファン3に、前記伝熱放熱部1と前記ファン3を包み込み、ファン3が発生させる気流の吸気口6と排気口7があり、熱交換対象物やアタッチメント5を挿入孔2に出し入れできる開口部がある、ケース4を追加した、熱交換器とする。また、前記排気口7に、気流方向を変化させることができるフィン8やノズル9を設けても良い。
【発明の効果】
【0010】
伝熱放熱部1の材質である金属の熱伝導率は一般的に大きいため、挿入孔2へ挿入した熱交換対象物の熱は効率よく伝熱放熱部1へ移動する。また、伝熱放熱部1の挿入孔2以外の表面積は挿入孔2の表面積より大きいため、挿入孔2へ挿入した熱交換対象物の見かけ上の表面積を増大させることができるので、熱交換効率を増大させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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