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公開番号
2024024412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-22
出願番号
2022127218
出願日
2022-08-09
発明の名称
熱交換器
出願人
日野自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20240215BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】コアとタンクとの連結が緩むことを低減した熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換媒体が流通し、外気と熱交換媒体との間の熱交換が行われるコア10と、コア10に流入又は流出する熱交換媒体を貯留するタンク20と、コア10とタンク20とを連結する連結部30とを備えた熱交換器において、連結部30は、コア10及びタンク20のいずれか一方に設けられ、コア10及びタンク20のいずれか一方を貫通する貫通孔部22と、コア10及びタンク20のいずれか他方に設けられ、コア10及びタンク20のいずれか他方から突出した突出部13とを有する。貫通孔部22に挿通され、貫通孔部22から突き抜けた突出部13が屈曲されていることにより、コア10とタンク20とが連結されている。貫通孔部22に挿通された突出部13は屈曲が緩む方向への移動を制限されるため、コア10とタンク20との連結が緩むことを低減できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
熱交換媒体が流通し、外気と前記熱交換媒体との間の熱交換が行われるコアと、
前記コアに流入する前記熱交換媒体及び前記コアから流出する前記熱交換媒体のいずれかを貯留するタンクと、
前記コアと前記タンクとを連結する連結部と、
を備え、
前記連結部は、
前記コア及び前記タンクのいずれか一方に設けられ、前記コア及び前記タンクのいずれか一方を貫通する貫通孔部と、
前記コア及び前記タンクの他方に設けられ、前記コア及び前記タンクのいずれか他方から突出した突出部と、
を有し、
前記貫通孔部に挿通され、前記貫通孔部から突き抜けた前記突出部が屈曲されていることにより、前記コアと前記タンクとが連結されている、熱交換器。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記貫通孔部から突き抜けた前記突出部が屈曲されている方向における前記貫通孔部の幅は、前記貫通孔部から突き抜けた前記突出部が屈曲されている部分の長さよりも小さい、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記貫通孔部は、前記コア及び前記タンクのいずれか一方の周縁部が延在する方向に長手方向が沿うスリットの形状を有し、
前記突出部は、前記貫通孔部のスリットの形状に対応した板状部材であり、前記貫通孔部から突き抜けた前記板状部材が表面及び裏面のいずれかの側に屈曲されており、
前記コア及び前記タンクのいずれか一方の周縁部における前記貫通孔部のスリットの形状の長手方向の長さは、前記コア及び前記タンクのいずれか一方の周縁部における前記貫通孔部のスリットの形状を除いた部分の長さよりも長い、請求項1又は2に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
熱交換器のコアとタンクとを連結する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、コアとタンクとの連結部において、コアの端部から突出した板状部材によりタンクの端部の周縁部が囲繞された熱交換器が開示されている。特許文献1の熱交換器では、タンクの端部の周縁部の外側に突出した段部に沿ってコアの板状部材がタンクの内側に屈曲されることにより、コアとタンクとが連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6‐22784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような技術では、内圧上昇等の要因により、タンクの周縁部の段部に沿って屈曲されたコアの板状部材の屈曲が緩くなることがある。これは、タンクが変形(膨張)して板状部材の屈曲を緩くしてしまう場合と、外力等により板状部材を変形させて板状部材の屈曲を緩くしてしまう場合とがある。
【0005】
そこで本発明は、コアとタンクとの連結が緩むことを低減した熱交換器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、熱交換媒体が流通し、外気と熱交換媒体との間の熱交換が行われるコアと、コアに流入する熱交換媒体及びコアから流出する熱交換媒体のいずれかを貯留するタンクと、コアとタンクとを連結する連結部とを備え、連結部は、コア及びタンクのいずれか一方に設けられ、コア及びタンクのいずれか一方を貫通する貫通孔部と、コア及びタンクの他方に設けられ、コア及びタンクのいずれか他方から突出した突出部とを有し、貫通孔部に挿通され、貫通孔部から突き抜けた突出部が屈曲されていることにより、コアとタンクとが連結されている熱交換器である。
【0007】
この構成によれば、熱交換媒体が流通し、外気と熱交換媒体との間の熱交換が行われるコアと、コアに流入する熱交換媒体及びコアから流出する熱交換媒体のいずれかを貯留するタンクと、コアとタンクとを連結する連結部とを備えた熱交換器において、連結部は、コア及びタンクのいずれか一方に設けられ、コア及びタンクのいずれか一方を貫通する貫通孔部と、コア及びタンクのいずれか他方に設けられ、コア及びタンクのいずれか他方から突出した突出部とを有する。
【0008】
貫通孔部に挿通され、貫通孔部から突き抜けた突出部が屈曲されていることにより、コアとタンクとが連結されている。タンクの周縁部の外側に突出した段部に沿ってコアの板状部材がタンクの内側に屈曲されている構造に比べて、貫通孔部に挿通された突出部は屈曲が緩む方向への移動を制限されるため、コアとタンクとの連結が緩むことを低減できる。
【0009】
この場合、貫通孔部から突き抜けた突出部が屈曲されている方向における貫通孔部の幅は、貫通孔部から突き抜けた突出部が屈曲されている部分の長さよりも小さいことが好適である。
【0010】
この構成によれば、貫通孔部から突き抜けた突出部が屈曲されている方向における貫通孔部の幅は、貫通孔部から突き抜けた突出部が屈曲されている部分の長さよりも小さいため、貫通孔部に挿通された突出部の移動距離が、突出部が屈曲されている部分の長さよりも制限され、突出部の屈曲の緩み及び突出部の貫通孔部からの離脱がさらに低減され、コアとタンクとの連結が緩むことをさらに低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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