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公開番号2023165568
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-16
出願番号2022076783
出願日2022-05-06
発明の名称プレート式熱交換器
出願人株式会社バルテック
代理人個人
主分類F28F 3/04 20060101AFI20231109BHJP(熱交換一般)
要約【課題】流体通路の給排口の箇所で流体のリークの発生を防止したプレート式熱交換器を提供する。
【解決手段】一対の側板10・10にて内部に複数の流体が個別に流通可能な放熱側流体通路2及び受熱側流体通路3を形成する複数の板状エレメント20・30が挟持され、側板10及び板状エレメント20・30が積層状態で一体に接合されてなるプレート式熱交換器1において、板状エレメント20・30は、板状エレメント20・30の流体通路の給排口21d・22d・31d・32dに配置される複数の拘束リブ23a・33aにて給排口21d・22d・31d・32d内に複数の拘束箇所を形成するリブ部材23・33が配設される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
一対の側板にて内部に複数の流体が個別に流通可能な流体通路を形成する複数の板状エレメントが挟持され、前記側板及び前記板状エレメントが積層状態で一体に接合されてなるプレート式熱交換器において、
前記板状エレメントは、前記板状エレメントの流体通路の給排口に配置される複数の拘束リブにて前記給排口内に複数の拘束箇所を形成するリブ部材が配設される、
ことを特徴とするプレート式熱交換器。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記リブ部材は、前記複数の拘束リブが前記板状エレメントを挟持する部材と厚さ方向に接合される請求項1に記載のプレート式熱交換器。
【請求項3】
前記リブ部材は、前記複数の拘束リブが所定の離間を有して均等に配置される請求項1に記載のプレート式熱交換器。
【請求項4】
前記リブ部材は、前記複数の拘束リブが前記給排口を流通する流体の流通方向に沿って波状に屈曲又は湾曲して形成される請求項1に記載のプレート式熱交換器。
【請求項5】
前記リブ部材は、前記複数の拘束リブが前記板状エレメントの連通孔内に配設される支持フレームに連結される請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のプレート式熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレート式熱交換器の技術に関し、より詳細には、一対の側板にて内部に複数の流体が個別に流通可能な流体通路を形成する複数の板状エレメントが挟持され、側板及び板状エレメントが積層状態で一体に接合されてなるプレート式熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1及び特許文献2に開示されるように、一対の側板にて内部に複数の流体が個別に流通可能な流体通路を形成する複数の板状エレメントが挟持され、側板及び板状エレメントが積層状態で一体に接合されてなるプレート式熱交換器の構成が公知である。この種のプレート式熱交換器は、複数の板状エレメント内に放熱側流体と受熱側流体を流通させて、板状エレメント間に挟設される伝熱板等を介して間接的に熱のやり取りを行うものである。
【0003】
近年では、高温の作動温度下での疲労強度(限界)が高いことから、拡散接合により形成したプレート式熱交換器が好ましく採用されている。拡散接合では、所定の温度条件で高温加圧させることで接合面間が金属結合された接合部を得ることができるため、側板や板状エレメント等の素材を積層させた状態で厚さ方向に挟持(加圧)することで、素材間が密着されたプレート式熱交換器を好適に形成することができる。
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に開示される従来のプレート式熱交換器では、板状エレメントの流体通路の出入口(給排口)が開口されて横長状の空隙を有する構成であったため、流体通路の給排口の箇所にて板状エレメントを挟持する部材が厚さ方向に当接(拘束)されず、拡散接合時に流体通路の給排口に面する部材が熱膨張により撓みが生じる場合があり、撓みが生じた部分での拡散接合が不十分となって、流体のリークが発生してしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-108690号公報
特開2004-183916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明では、プレート式熱交換器に関し、前記従来の課題を解決するもので、流体通路の給排口の箇所で流体のリークの発生を防止したプレート式熱交換器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
すなわち、請求項1においては、一対の側板にて内部に複数の流体が個別に流通可能な流体通路を形成する複数の板状エレメントが挟持され、前記側板及び前記板状エレメントが積層状態で一体に接合されてなるプレート式熱交換器において、前記板状エレメントは、前記板状エレメントの流体通路の給排口に配置される複数の拘束リブにて前記給排口内に複数の拘束箇所を形成するリブ部材が配設されるものである。
【0009】
請求項2においては、前記リブ部材は、前記複数の拘束リブが前記板状エレメントを挟持する部材と厚さ方向に接合されるものである。
【0010】
請求項3においては、前記リブ部材は、前記複数の拘束リブが所定の離間を有して均等に配置されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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