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公開番号2024025940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-28
出願番号2022129328
出願日2022-08-15
発明の名称放熱ニット網
出願人個人
代理人あいわ弁理士法人
主分類F28D 15/04 20060101AFI20240220BHJP(熱交換一般)
要約【課題】複数の縦織糸をまとめて位置決めすることで、縦糸ユニット間の間隔距離が不揃いになりにくく、毛細管現象による作動流体の移動を改善でき、作動流体の相変化サイクルを加速でき、迅速な放熱効果を達成できる放熱ニット網を提供すること。
【解決手段】第一方向B1に沿う複数の横糸ユニット31、及び第二方向B2に沿う複数の縦糸ユニット32を有し、横糸ユニット31と縦糸ユニット32とは重なり、第一方向B1と第二方向B2とは異なる方向であり、横糸ユニット31は横織糸311を有し、縦糸ユニット32は少なくとも2本の縦織糸321を有し、縦織糸321は互いにねじれて結合され、縦織糸間には、間隔を開けて設置される複数のツイスト点が形成される。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
放熱ニット網であって、第一方向に沿って延伸し間隔を開けて設置される複数の横糸ユニット、及び第二方向に沿って延伸し間隔を開けて設置される複数の縦糸ユニットを有し、前記縦糸ユニットと前記横糸ユニットとは重なり、前記第一方向が向かう方向と前記第二方向が向かう方向とは異なり、
前記横糸ユニットはそれぞれ前記第一方向に沿って延伸する横織糸を有し、前記縦糸ユニットはそれぞれ少なくとも2本の縦織糸を有し、前記縦織糸は並列し、前記第二方向へと延伸して前記横糸ユニットと交錯し、前記縦糸ユニットの縦織糸は互いにねじれて、複数のツイスト点を形成し、前記ツイスト点は互いに間隔を開けて設置される
ことを特徴とする、放熱ニット網。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記放熱ニット網は、ベイパーチャンバー内に取り付けて使用され、
前記ベイパーチャンバーは、少なくとも2個のケース、前記ケースに取り囲まれて前記放熱ニット網を設置するための収容設置空間、及び前記収容設置空間内に充填される作動流体を有することを特徴とする、請求項1に記載の放熱ニット網。
【請求項3】
前記第二方向が向かう方向と気化した前記作動流体が上昇する方向とは略同じであることを特徴とする、請求項2に記載の放熱ニット網。
【請求項4】
前記各横糸ユニットと前記各縦糸ユニットは、金属で形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の放熱ニット網。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放熱構造に関し、特に放熱ニット網に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
テクノロジーの進歩とライフスタイルの変化に伴い、電子製品は軽量、コンパクト、多機能、高性能へと発展しており、しかも全体的な構造はより複雑になっている。
機能が増え性能が向上するに伴い、電子製品が発する熱も増加している。
生じた熱をタイムリーに放熱できなければ、過熱により電子製品の作動性能に影響が及び、深刻な場合には損壊する可能性さえある。
そのため、放熱ニット網は、電子製品が生じる熱の排除に広く応用されており、なくてはならない熱処理部品の一つである。
【0003】
図1、図1A及び図2Aに示す通り、従来の放熱ニット網1は、ベイパーチャンバー2内に取り付けて使用する。
ベイパーチャンバー2は、2個のケース21、各ケース21に取り囲まれ、しかも放熱ニット網1を設置する収容設置空間22、及び収容設置空間22内に充填される作動流体23を有する。
【0004】
放熱ニット網1は、第一方向A1に沿って延伸し、しかも間隔を開けて設置される複数の横糸ユニット11、及び第二方向A2に沿って延伸し、しかも間隔を開けて設置される複数の縦糸ユニット12を有する。
しかも、各縦糸ユニット12と各横糸ユニット11は上下に重なり、これにより各横糸ユニット11と各縦糸ユニット12の間には、孔隙13が形成される。
各横糸ユニット11と各縦糸ユニット12は、単一の糸が設置されて構成される。つまり各横糸ユニット11は一本の横織糸111のみを有し、各縦糸ユニット12は一本の縦織糸121のみを有する。
また、第一方向A1と第二方向A2とは異なる方向である。
各ケース21と電子製品(図示なし)が接触することで、作動流体23と電子製品は熱交換を行い、同時に作動流体23は、放熱ニット網1から上昇し還流することで、相変化サイクルを生じ、これを繰り返すことで熱伝導の効果を達成する。
【0005】
しかし、実際の使用により、以下の状況が発見された。
各横糸ユニット11と各縦糸ユニット12の重なり位置には、滞留点14が形成される。
図2Aに示す通り、作動流体23は蒸発後に、各縦糸ユニット12に沿って上昇し、滞留点14にぶつかると左右両側へと移動する。
図2Bに示す通り、作動流体23が水平位置に等しい各横糸ユニット11と各縦糸ユニット12にいっぱいに充填されると、作動流体23は続けて上昇する。
図2C及び2Dに示す通り、作動流体23は上昇後に、滞留点14にぶつかると、左右両側へと移動し、水平位置に等しい各横糸ユニット11と各縦糸ユニット12が作動流体23を吸収後、作動流体23は続けて上昇する。
作動流体23が放熱ニット網1全体に充満するまで、これを繰り返す。
【0006】
しかし、作動流体23は放熱ニット網1により、同期した全面的な拡散を達成できず、作動流体23は、上向き、左向き、右向きで同期して流動拡散を行うことができない。
このため、作動流体23の上昇と還流の速度は緩慢で、放熱効率は良くない。
もし、各縦糸ユニット12を、2本或いは2本以上を単位として編むと、各縦糸ユニット12は、少なくとも2本の縦織糸121を有し、毛細管現象の効果を改善することができる。
しかし、同一縦糸ユニット12の縦織糸121は固定を欠くことでバラバラになり、しかも任意の2本の縦糸ユニット12間の間隔距離の維持は難しい。
これにより、作動流体23はさらに滞留しやすくなり、上昇と還流に対する抵抗力は拡大し、改善が待たれるところである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記従来の放熱ニット網には、作動流体の上昇及び還流速度が緩慢で放熱効果が悪く、各縦糸ユニットを2本以上の縦織糸とし毛細管現象による伝導効果を改善しても、作動流体が堆積しやすくなり上昇と還流の抵抗力が拡大するという欠点がある。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、複数の縦織糸をまとめて位置決めすることで、任意の2本の縦糸ユニット間の間隔距離の大きさが不揃いになる状況を回避でき、毛細管現象による作動流体の移動を効果的に改善でき、作動流体の相変化サイクルを加速でき、迅速な放熱効果を達成できる放熱ニット網を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の放熱ニット網は、第一方向に沿って延伸し間隔を開けて設置される複数の横糸ユニット、及び第二方向に沿って延伸し間隔を開けて設置される複数の縦糸ユニットを有し、前記縦糸ユニットと前記横糸ユニットとは重なり、前記第一方向が向かう方向と前記第二方向が向かう方向とは異なり、前記横糸ユニットはそれぞれ前記第一方向に沿って延伸する横織糸を有し、前記縦糸ユニットはそれぞれ少なくとも2本の縦織糸を有し、前記縦織糸は並列し、前記第二方向へと延伸して前記横糸ユニットと交錯し、同時に前記縦糸ユニットの縦織糸は互いにねじれて複数のツイスト点を形成し、前記ツイスト点は互いに間隔を開けて設置される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、横糸ユニットと縦糸ユニットが重なり、しかも各縦糸ユニットは、少なくとも2本の縦織糸を有し、同時に各縦糸ユニットの縦織糸はねじれ結合によりツイスト点を形成することで、任意の2本の縦糸ユニット間の間隔距離は保持され、縦糸ユニット間の間隔距離の大きさが不揃いになる状況を回避でき、同時に毛細管現象による作動流体の移動を効果的に改善でき、しかも作動流体は迅速に上昇及び還流し、相変化サイクルを行い、こうして迅速な放熱効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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