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公開番号2024070540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181099
出願日2022-11-11
発明の名称マウスピース
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A61C 19/06 20060101AFI20240516BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】形状や大きさの異なる歯列にも装着可能なマウスピースを提供する。
【解決手段】
マウスピース1は、使用者の歯列に装着されるものであって、外壁部2と、内壁部3と、外壁部2と内壁部3とを連結する連結壁部4と、備え、外壁部2,内壁部3,連結壁部4により、歯列を収容するための平面視U字状の溝Gが規定されている。内壁部3の側縁31には、その長手方向D1中央部に第1の切欠32aが設けられ、第1の切欠32aは、連結壁部4に向かうに従い幅寸法が漸減するテーパ状であって、中切歯に対応する箇所において、内壁部3の中切歯覆部位は咬合平面に対して30°以上の傾斜方向に沿って延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の歯列に装着されて前記歯列と歯肉を覆うマウスピースであって、
外壁部と、
内壁部と、
所定方向における一方側に位置し、前記外壁部と前記内壁部とを連結する連結壁部と、備え、
前記外壁部,前記内壁部,及び前記連結壁部により、前記歯列を収容するための平面視U字状の溝が規定され、
前記内壁部の側縁には、前記側縁の長手方向中央部に第1の切欠が設けられ、
前記第1の切欠は、前記連結壁部に向かうに従い幅寸法が漸減するテーパ状であって、
中切歯に対応する箇所において、前記内壁部は、前記中切歯を覆うための中切歯覆部位と、歯肉を覆うための歯肉覆部位と、を有し、前記中切歯覆部位は咬合平面に対して30°以上の傾斜方向に沿って延びるマウスピース。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記中切歯に相当する箇所において、切端から5mm離れた箇所における厚みが3.5mm~4.5mmであり、使用者の上顎に装着されて使用される請求項1に記載のマウスピース。
【請求項3】
使用者の歯列に装着されて前記歯列と歯肉を覆うマウスピースであって、
外壁部と、
内壁部と、
所定方向における一方側に位置し、前記外壁部と前記内壁部とを連結する連結壁部と、備え、
前記外壁部,前記内壁部,及び前記連結壁部により、前記歯列を収容するための平面視U字状の溝が規定され、
前記内壁部の側縁には、前記側縁の長手方向中央部に第1の切欠が設けられ、
前記第1の切欠は、前記連結壁部に向かうに従い幅寸法が漸減するテーパ状であって、
中切歯に対応する箇所において、前記内壁部は、前記中切歯を覆うための中切歯覆部位と、歯肉を覆うための歯肉覆部位と、を有し、前記中切歯覆部位は咬合平面に対して50°以上の傾斜方向に沿って延びるマウスピース。
【請求項4】
前記所定方向において、左右の第1小臼歯~第2大臼歯に相当する箇所における前記内壁部の長さ寸法は、左右の中切歯~犬歯に相当する箇所における長さ寸法よりも大きく、
使用者の下顎に装着されて用いられる請求項3に記載のマウスピース。
【請求項5】
左右における第1小臼歯~第2大臼歯に対応する箇所において、前記溝の幅寸法は頬側最大豊隆部から前記所定方向における他方側に向かうに従い漸減する請求項1~4の何れかに記載のマウスピース。
【請求項6】
前記歯肉覆部位は、縦断面凹状に湾曲している請求項1~4の何れか記載のマウスピース
【請求項7】
前記外壁部の内面には、前記歯列に装着された際に前記使用者の歯頸部歯肉ラインに沿って延びるライン状の突部が設けられている請求項1~4の何れかに記載のマウスピース。
【請求項8】
前記外壁部,前記内壁部,及び前記連結壁部からなる外層と、
前記外層の内側に設けられた内層と、を有し、
前記内層は多孔層又は植毛層である請求項1~4の何れかに記載のマウスピース。
【請求項9】
前記内壁部の前記側縁には、第2の切欠と第3の切欠が更に設けられ、
前記第2の切欠は、左側の犬歯と左側の第1小臼歯の間に対応する箇所に設けられ、
前記第3の切欠は、右側の犬歯と右側の第1小臼歯の間に対応する箇所に設けられている請求項1~4の何れかに記載のマウスピース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マウスピースに関し、特に形状や大きさの異なる歯列にも装着可能なマウスピースに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、使用者の歯列や歯肉を被覆するためのマウスピースが広く用いられてきた。マウスピースを用いる目的としては、歯のホワイトニング、歯周病の予防や治療、いびき防止、スポーツ時における歯列の保護等が挙げられる(例えば、特許文献1,2参照)。また、マウスピース型の歯ブラシとしての利用も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0003】
このようなマウスピースは、口腔内印象により使用者の正確な歯型と歯肉の石膏模型を調整して製造されるのが一般的であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-192217号公報
特開2018-199777号公報
特開2022-063101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
口腔内印象により製造されるマウスピースは、使用者の歯列に合わせて製造されることから使用者の歯列にぴったり装着でき、使い勝手が良い一方で、製造に手間がかかる上に製造コストが高いという問題があった。また、使用者が成長期の場合には、使用者の成長に合わせてマウスピースを作り直す必要があった。
【0006】
このことから、汎用品としてのマウスピースに対する需要が高まっている。しかしながら、汎用品のマウスピースは廉価に入手できる一方で、使用者の歯列にフィットせず、使い勝手が悪いうえに、マウスピースの効果が半減してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、形状や大きさの異なる歯列にも装着可能なマウスピースの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るマウスピースは、使用者の歯列に装着されて前記歯列と歯肉を覆うマウスピースであって、外壁部と、内壁部と、所定方向における一方側に位置し、前記外壁部と前記内壁部とを連結する連結壁部と、備え、前記外壁部,前記内壁部,及び前記連結壁部により、前記歯列を収容するための平面視U字状の溝が規定され、前記内壁部の側縁には、前記側縁の長手方向中央部に第1の切欠が設けられ、前記第1の切欠は、前記連結壁部に向かうに従い幅寸法が漸減するテーパ状であって、中切歯に対応する箇所において、前記内壁部は、前記中切歯を覆うための中切歯覆部位と、歯肉を覆うための歯肉覆部位と、を有し、前記中切歯覆部位は咬合平面に対して30°以上の傾斜方向に沿って延びる。
【0009】
本発明に係るマウスピースは、使用者の歯列に装着されて前記歯列と歯肉を覆うマウスピースであって、外壁部と、内壁部と、所定方向における一方側に位置し、前記外壁部と前記内壁部とを連結する連結壁部と、備え、前記外壁部,前記内壁部,及び前記連結壁部により、前記歯列を収容するための平面視U字状の溝が規定され、前記内壁部の側縁には、前記側縁の長手方向中央部に第1の切欠が設けられ、前記第1の切欠は、前記連結壁部に向かうに従い幅寸法が漸減するテーパ状であって、中切歯に対応する箇所において、前記内壁部は、前記中切歯を覆うための中切歯覆部位と、前記歯肉を覆うための歯肉覆部位と、を有し、前記中切歯覆部位は咬合平面に対して50°以上の傾斜方向に沿って延びる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るマウスピースによれば、内壁部の側縁には切欠が設けられ、当該切欠は連結壁部に向かうに従い幅寸法が漸減するテーパ状に形成されているので、マウスピースが使用者の歯列に装着された際に幅方向が狭まる方向に変形した場合であってもマウスピースが歯列から浮き上がるのを防止して、マウスピースを使用者の歯列に良好に装着できる。また、マウスピースが幅方向に押し広げられるように変形した場合であっても、歯列に過度な負荷がかかるのを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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