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公開番号2024070326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180730
出願日2022-11-11
発明の名称見守りシステム、見守りプログラム及び見守り方法
出願人個人
代理人個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20240516BHJP(信号)
要約【課題】高齢者又は患者等の対象者の急病や怪我を早急に察知することができ、かつ、早急に対応するシステムを提供する。
【解決手段】高齢者を含む対象者の見守りシステムにおいて、異常判定部が異常と判定した場合、異常と判定された体温、心拍数又は熱中症のおそれがある情報及び異常である内容が第3端末700に送信される。第3端末700は、対象者を診断するために第1端末200と第3端末700とを通話可能に通信する診断部と、位置信号判定部の判定に基づいて、対象者に救急車を含む配車を行う配車部と、を含む。第3端末700の使用者である医師は、診断部を通じて対象者の診断を行う。配車部は、医師の判断により位置信号判定部が特定した位置に配車を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
高齢者を含む対象者が所持する第1端末と通信可能であり、前記対象者の見守り人が所持する第2端末、及び、医師又は看護師が使用する第3端末と通信可能であるサーバを備える高齢者を含む対象者の見守りシステムであって、
前記サーバが、
前記第1端末から送信された体温情報により前記対象者の体温を判定する体温判定部と、
前記第1端末から送信された心拍数情報により前記対象者の心拍数を判定する心拍数判定部と、
前記第1端末から送信された気温情報、湿度情報及び輻射熱情報と、前記体温判定部が判定した前記対象者の体温と、前記心拍数判定部が判定した前記対象者の心拍数と、から対象者が熱中症のおそれがあるか否かを判定する熱中症判定部と、
前記体温判定部、前記心拍数判定部、前記対象者の体温及び心拍数が正常か異常かを判定する、並びに、前記熱中症判定部において熱中症のおそれがあると判定された場合に異常であると判定する異常判定部と、
WBGT値が高いと判定した場合に前記第1端末及び前記第3端末に通知を行うWBGT判定部と、
前記第1端末から送信される位置信号により前記対象者の位置を判定する位置信号判定部と、を含み、
前記異常判定部が異常と判定した場合、異常と判定された体温、心拍数又は熱中症のおそれがある情報、及び、異常である内容が前記第3端末に送信され、
前記第3端末は、前記対象者を診断するために前記第1端末と前記第3端末とを通話可能に通信する診断部と、
前記位置信号判定部の判定に基づいて、前記対象者に救急車を含む配車を行う配車部と、を含み、
前記第3端末の使用者である医師が、前記診断部を通じて前記対象者の診断を行い、前記医師の判断により、前記配車部が、前記位置信号判定部が特定した位置に配車を行う高齢者を含む対象者の見守りシステム。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記サーバが、前記心拍数情報及び前記第1端末から送信された血流情報により前記対象者の血圧を判定する血圧判定部と、
前記第1端末から送信された血糖値情報により前記対象者の血糖値を判定する血糖値判定部と、
前記第1端末の加速度センサ及び地磁気センサから送信された情報により前記対象者の歩数を判定する歩数判定部と、
前記第1端末から送信された心拍数情報により前記対象者の睡眠状態を判定する睡眠判定部と、
前記第1端末から送信される発汗情報により前記対象者の発汗状態が判定される発汗判定部と、を含み、
前記異常判定部が、前記血圧判定部及び前記血糖値判定部において判定された血圧、血糖値、睡眠状態及び発汗状態が異常か否かを判定するものである請求項1記載の高齢者を含む対象者の見守りシステム。
【請求項3】
前記サーバが、前記第1端末の加速度センサ及び地磁気センサから送信された情報により前記対象者が転倒したか否かを判定する転倒判定部を含み、
前記異常判定部は、前記転倒判定部が、前記対象者が転倒したと判定した場合、異常であると判定し、その情報を前記第3端末に送信する請求項1記載の高齢者を含む対象者の見守りシステム。
【請求項4】
前記サーバが、加速度センサ及び地磁気センサがセンシングした情報に基づき、前記対象者が停滞しているか否かを判定する停滞判定部を含み、
前記異常判定部は、前記転倒判定部が、前記対象者が転倒したと判定した場合であって、前記停滞判定部が停滞していると判定した場合、異常であると判定し、その情報を前記第3端末に送信する請求項3記載の高齢者を含む対象者の見守りシステム。
【請求項5】
前記サーバが、前記第1端末のSPO

センサから送信された情報により前記対象者の血液中の酸素濃度を判定するSPO

判定部を含み、
前記異常判定部が、前記SPO

判定部によって判定された酸素濃度の情報に基づき、前記対象者が睡眠時無呼吸症候群の可能性があるか否かを判定する請求項1記載の高齢者を含む対象者の見守りシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高齢者、被介護者、患者等の見守りシステム、見守りプログラム及び見守り方法に関する。
続きを表示(約 640 文字)【背景技術】
【0002】
近年、高齢の親と離れて暮らす子の割合が増加傾向にある。また、高齢者は自分や家族の健康の悩みを抱えている人が多い。
【0003】
高齢者は、自身の健康や、急な体調不良に関して不安を抱えている人が多い。
【0004】
高齢者の家族は、離れて暮らす家族の異変察知や対応の遅れを心配している人が多い。
【0005】
自治体や政府等は、孤独死や徘徊者の失踪等を問題として抱えている。
【0006】
介護施設等は、被介護者の異変察知や対応の遅れ、被介護者の健康管理、徘徊者の失踪、介護従事者等の人手不足という問題を抱えている。
【0007】
同様に、病院は、患者の井辺察知や対応の遅れ、患者の健康管理、徘徊者の失踪、看護師等の人手不足という問題を抱えている。
【0008】
また、患者や高齢者は、病院に入院したり、介護施設で暮らしたりするより自宅で治療したり、介護を受けたいと考える人も多い。
【0009】
一方で、看護師や介護者等が、患者や高齢者等を見守るために訪問する場合、一軒一軒訪問するため非常に時間がかかるという問題がある。特に地方では、このような問題が深刻である。
【0010】
特許文献1では、ユーザの体調の変化を検出するためのウェアラブルセンサシステムが開示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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