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公開番号2024068277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178593
出願日2022-11-08
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/506 20060101AFI20240513BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタの組立途中における負荷発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】端子10Aを収容するコネクタであって、一対の外側壁33aの間に、底板とは反対側に開口するキャビティが形成されたハウジング30と、キャビティの開口を覆うカバー本体62とカバー本体の両側部に立設された一対のカバー外側壁64とを有するカバー60と、を備え、一対の外側壁のそれぞれの外面に、キャビティの延在方向に沿って間隔をあけて複数の合体用突部50、52、54が形成され、一対のカバー外側壁のそれぞれの外面に、キャビティの延在方向に沿って間隔をあけて複数のカバー側合体用突部70、72、74が形成され、複数の合体用突部の間に複数のカバー側合体用突部のうちの少なくとも1つが通過可能な間隔が設けられ、複数のカバー側合体用突部の間に複数の合体用突部のうちの少なくとも1つが通過可能な間隔が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端子を収容するコネクタであって、
底板と、前記底板の両側部に立設された一対の外側壁とを有し、前記一対の外側壁の間に、前記底板とは反対側に開口すると共に前記端子を収容するキャビティが形成されたハウジングと、
前記キャビティのうち前記底板とは反対側の開口を覆うカバー本体と、前記カバー本体の両側部に立設された一対のカバー外側壁とを有し、前記一対のカバー外側壁が前記一対の外側壁の外側に配置されるカバーと、
を備え、
前記一対の外側壁のそれぞれの外面に、前記キャビティの延在方向に沿って間隔をあけて複数の合体用突部が形成され、
前記一対のカバー外側壁のそれぞれの外面に、前記キャビティの延在方向に沿って間隔をあけて複数のカバー側合体用突部が形成され、
前記複数の合体用突部の間に前記複数のカバー側合体用突部のうちの少なくとも1つが通過可能な間隔が設けられ、
前記複数のカバー側合体用突部の間に前記複数の合体用突部のうちの少なくとも1つが通過可能な間隔が設けられ、
前記ハウジングと前記カバーとが前記キャビティの延在方向に交差する仮合体方向に近づいた状態で、前記ハウジングに対して前記カバーが前記キャビティの延在方向に沿って移動することで、前記複数の合体用突部と前記複数のカバー側合体用突部とが係止し合って、前記ハウジングと前記カバーとが合体する、コネクタ。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記複数の合体用突部は、第1合体用対向突部と、第2合体用対向突部とを有する合体用対向突部を含み、
前記複数のカバー側合体用突部は、第1カバー側合体用対向突部と、第2カバー側合体用対向突部とを有するカバー側合体用対向突部を含み、
前記ハウジングに前記カバーが合体した状態で、前記第1カバー側合体用対向突部が前記カバー本体とは反対側から前記第1合体用対向突部に対向すると共に、前記第2カバー側合体用対向突部が前記カバー本体とは反対側から前記第2合体用対向突部に対向し、
前記第1合体用対向突部と前記第2合体用対向突部との間に、前記第1カバー側合体用対向突部が通過可能な隙間が設けられ、
前記第1カバー側合体用対向突部と前記第2カバー側合体用対向突部との間に、前記第2合体用対向突部が通過可能な隙間が設けられている、コネクタ。
【請求項3】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記複数の合体用突部は、合体用対向突部と、合体用抜止突部とを有し、
前記複数のカバー側合体用突部は、カバー側合体用対向突部と、カバー側合体用抜止突部とを有し、
前記ハウジングに前記カバーが合体した状態で、前記カバー側合体用対向突部が前記カバー本体とは反対側から前記合体用対向突部に対向すると共に、前記カバー側合体用抜止突部が前記合体用抜止突部に対して前記キャビティの延在方向において少なくとも一方側から係止し、
前記合体用対向突部と前記合体用抜止突部との間に、前記カバー側合体用対向突部が通過可能な隙間が設けられ、
前記カバー側合体用対向突部と前記カバー側合体用抜止突部との間に、前記合体用抜止突部が通過可能な隙間が設けられている、コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載のコネクタであって、
前記複数のカバー側合体用突部は、前記カバー側合体用抜止突部よりも前記カバー側合体用対向突部とは反対側に延びるカバー側追加対向突部を有し、
前記カバー側合体用抜止突部が前記合体用抜止突部に係止した状態で、前記カバー側追加対向突部が前記カバー本体とは反対側から前記合体用抜止突部に対向する、コネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載のコネクタであって、
前記ハウジングと前記カバーとの合体状態で、前記カバー側追加対向突部と前記合体用抜止突部との隙間は、前記カバー側合体用対向突部と前記合体用対向突部との隙間よりも大きい、コネクタ。
【請求項6】
請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記ハウジングは、前記一対の外側壁から外側に突出する前壁を有し、
前記カバー外側壁が前記前壁に接触した状態で、前記カバー側合体用抜止突部が前記合体用抜止突部に対して前記前壁側から係止する、コネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記一対の外側壁の外面のうち前記複数の合体用突部の間の部分と前記複数の合体用突部よりも基端側の部分は、前記カバー外側壁を初期姿勢に保った状態で、前記カバー側合体用突部を配置可能な面部分に形成されている、コネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記合体用突部及び前記カバー側合体用突部の少なくとも一方は、前記キャビティの延在方向一方側に向うに連れて前記カバー本体から遠ざかる方向に向うガイド面と、前記ガイド面に対して前記キャビティの延在方向一方側に連なって前記キャビティの延在方向に沿って延びる対向面とを有する、コネクタ。
【請求項9】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記ハウジングは、前記底板に対して前記キャビティとは反対側で、リテーナ側端子を保持するリテーナ側キャビティを有し、
前記ハウジングに対して前記カバーとは反対側で合体して、前記リテーナ側キャビティ内で前記リテーナ側端子を保持するリテーナをさらに備える、コネクタ。
【請求項10】
請求項9に記載のコネクタであって、
前記リテーナは、前記ハウジングに対して仮装着位置から本装着位置に向けて移動することで、前記リテーナ側端子を保持し、
前記カバーは干渉部を有し、
前記干渉部は、前記カバーが前記ハウジングに対して前記仮合体方向に近づいた状態で、前記本装着位置に位置する前記リテーナに対しては干渉し、前記仮装着位置に位置する前記リテーナに対しては干渉を回避する位置に形成されている、コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電線の前端部に固着された端子金具と、第1半割部材と第2半割部材を電線の軸線方向と交差する方向に合体して構成され、端子金具を収容可能な端子収容部材とを備える端子ユニットを開示している。特許文献1には、第1半割部材に前後方向に延びた第1ガイド部が形成されていることと、第1ガイド部が、第2半割部材が仮組付位置から正規組付位置へ前後方向に変位する過程で第1半割部材と第2半割部材を合体方向へ接近させる誘導部を備えていることとが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-147558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタの組立を正確に行えるようにするため、組立工程の途中での負荷発生をなるべく抑制することが要請されている。
【0005】
そこで、本開示は、コネクタの組立途中における負荷発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、端子を収容するコネクタであって、底板と、前記底板の両側部に立設された一対の外側壁とを有し、前記一対の外側壁の間に、前記底板とは反対側に開口すると共に前記端子を収容するキャビティが形成されたハウジングと、前記キャビティのうち前記底板とは反対側の開口を覆うカバー本体と、前記カバー本体の両側部に立設された一対のカバー外側壁とを有し、前記一対のカバー外側壁が前記一対の外側壁の外側に配置されるカバーと、を備え、前記一対の外側壁のそれぞれの外面に、前記キャビティの延在方向に沿って間隔をあけて複数の合体用突部が形成され、前記一対のカバー外側壁のそれぞれの外面に、前記キャビティの延在方向に沿って間隔をあけて複数のカバー側合体用突部が形成され、前記複数の合体用突部の間に前記複数のカバー側合体用突部のうちの少なくとも1つが通過可能な間隔が設けられ、前記複数のカバー側合体用突部の間に前記複数の合体用突部のうちの少なくとも1つが通過可能な間隔が設けられ、前記ハウジングと前記カバーとが前記キャビティの延在方向に交差する仮合体方向に近づいた状態で、前記ハウジングに対して前記カバーが前記キャビティの延在方向に沿って移動することで、前記複数の合体用突部と前記複数のカバー側合体用突部とが係止し合って、前記ハウジングと前記カバーとが合体する、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コネクタの組立途中における負荷発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2はコネクタを示す分解斜視図である。
図3はコネクタを示す分解斜視図である。
図4は図1のIV-IV線断面図である。
図5は図1のV-V線部分断面図である。
図6はコネクタの組立途中状態を示す背面図である。
図7は不適切な組立例を示す説明図である。
図8は不適切な組立例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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