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公開番号2024068005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178483
出願日2022-11-07
発明の名称オゾン水散布装置
出願人青島海爾洗衣机有限公司,QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.,アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類C02F 1/461 20230101AFI20240510BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】貯水容器内に貯められ、電気分解によるオゾンの発生に用いられる水が、低い水温に保たれ得るオゾン水散布装置を提供する。
【解決手段】オゾン水スプレー1は、水が貯められる貯水容器110と、電気分解により貯水容器110内の水からオゾンを生成する電解部120と、貯水容器110内の水に電解部120により生成されたオゾンが含まれてなるオゾン水を散布する散布ノズル130と、貯水容器110内の底部から吸水パイプ150を介して水を吸い上げ、散布ノズル130へ送るポンプ140と、貯水容器110内の水を冷却するための冷却容器20と、を備える。電解部120は、ポンプ140により吸い上げられた水を通過させ、当該通過する水を電気分解する。冷却容器20は、蓄冷可能な保冷体30を収納し、貯水容器110の下方に配置されて貯水容器110の底面部110aを冷却する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
水が貯められる貯水容器と、
電気分解により前記貯水容器内の水からオゾンを生成する電解部と、
前記貯水容器内の水に前記電解部により生成されたオゾンが含まれてなるオゾン水を散布する散布部と、
前記貯水容器内の水を冷却するための冷却部と、
を備えることを特徴とするオゾン水散布装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載のオゾン水散布装置において、
前記貯水容器内の底部から吸水パイプを介して水を吸い上げ、前記散布部へ送る送水装置をさらに備え、
前記電解部は、前記送水装置により吸い上げられた水を通過させ、当該通過する水を電気分解し、
前記冷却部は、前記貯水容器の下方に配置されて前記貯水容器の底面部を冷却する、
ことを特徴とするオゾン水散布装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のオゾン水散布装置において、
前記冷却部は、冷却されることにより蓄冷可能な保冷体が取出し可能に収納される冷却容器を含む、
ことを特徴とするオゾン水散布装置。
【請求項4】
請求項3に記載のオゾン水散布装置において、
前記冷却容器は、
前記保冷体が投入される投入口を有し、前記保冷体が収納される容器本体と、
前記投入口を塞ぐ閉塞部材と、を含み、
前記容器本体と前記閉塞部材の間には、前記保冷体で結露した水が前記投入口から漏れ出すのを防止する水封部材が設けられる、
ことを特徴とするオゾン水散布装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載のオゾン水散布装置において、
前記冷却部は、ペルチェ素子を有する冷却装置を含む、
ことを特徴とするオゾン水散布装置。
【請求項6】
請求項1に記載のオゾン水散布装置において、
前記冷却部は、前記貯水容器の下方に配置されて前記貯水容器の底面部を冷却する、
ことを特徴とするオゾン水散布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オゾン水を散布するオゾン水散布装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
容器に貯めた水を電気分解することによりオゾンを生成し、生成したオゾンが水に含まれてなるオゾン水を噴霧するようにしたオゾン水スプレーが、たとえば、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1のオゾン水スプレーは、原料水が収容される容器と、容器に取り付けられるヘッドと、ヘッドと容器を連通する第1チューブおよび第2チューブと、第2チューブに取り付けられる電解セルとを備える。ヘッドには、ノズル、トリガーおよびピストン・シリンダー機構が設けられる。電解セルは、容器内の底部に配置され、原料水を電気分解することにより、オゾンを生成する。トリガーが操作されると、電解セルの電気分解によりオゾン水が生成され、生成されたオゾン水がピストン・シリンダー機構によりノズルへ送られて、ノズルからオゾン水が噴霧される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6249200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記オゾン水スプレーでは、電解セルにより生成されるオゾン水のオゾン濃度が、容器内に溜められた水の温度に影響され得る。即ち、水温が低いほど、電解セルでオゾンが発生しやすくなり、オゾン濃度が高くなりやすい。よって、容器内の水は、できる限り低い水温に保たれることが望ましい。たとえば、容器内に供給された水が、当該水よりも温度が高い周囲の空気により温められにくくされたり、夏場などに温度が比較的高い水が容器内に供給されたときに、水温が下げられたりすることが望ましい。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、貯水容器内に貯められ、電気分解によるオゾンの発生に用いられる水が、低い水温に保たれ得るオゾン水散布装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の主たる態様に係るオゾン水散布装置は、水が貯められる貯水容器と、電気分解により前記貯水容器内の水からオゾンを生成する電解部と、前記貯水容器内の水に前記電解部により生成されたオゾンが含まれてなるオゾン水を散布する散布部と、前記貯水容器内の水を冷却するための冷却部と、を備える。
【0008】
本態様に係るオゾン水散布装置によれば、冷却部により貯水容器に貯められた水が冷却されるので、当該水の温度を低下させたり、上昇しにくくさせたりすることができる。これにより、比較的低温の水を電解部により電気分解できるので、オゾンが発生しやすく、生成されたオゾン水のオゾン濃度が高くなりやすい。
【0009】
本態様に係るオゾン水散布装置において、前記貯水容器内の底部から吸水パイプを介して水を吸い上げ、前記散布部へ送る送水装置をさらに備えるような構成が採られ得る。この場合、前記電解部は、前記送水装置により吸い上げられた水を通過させ、当該通過する水を電気分解するような構成とされ得る。そして、前記冷却部は、前記貯水容器の下方に配置されて前記貯水容器の底面部を冷却するような構成とされ得る。
【0010】
上記の構成によれば、貯水容器内の底部の水が集中的に冷却され、冷却された水が送水装置により吸い上げられて電解部に送られる。このため、貯水容器全体を冷却するような冷却能力の高い冷却部を用いなくてよく、コスト等の増加が抑えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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