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公開番号2024067489
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177610
出願日2022-11-04
発明の名称医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 1/045 20060101AFI20240510BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】処置具に対して安全な状態で通電を行うことができる医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及び医療支援装置を提供する。
【解決手段】医療支援装置は、管腔臓器を撮像する内視鏡スコープと、管腔臓器に含まれる処置対象部位に接触した状態で通電が行われることにより処置対象部位を切る処置具と、を有する内視鏡に対して用いられるプロセッサを備える。プロセッサは、通電の許否を示す許否情報を出力する。許否は、内視鏡スコープによって管腔臓器が撮像されることで得られた撮像画像であって、処置具が写っている撮像画像に基づいて定められる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
管腔臓器を撮像する内視鏡スコープと、前記管腔臓器に含まれる処置対象部位に接触した状態で通電が行われることにより前記処置対象部位を切る処置具と、を有する内視鏡に対して用いられるプロセッサを備え、
前記プロセッサは、前記通電の許否を示す許否情報を出力し、
前記許否は、前記内視鏡スコープによって前記管腔臓器が撮像されることで得られた撮像画像であって、前記処置具が写っている撮像画像に基づいて定められる
医療支援装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記処置具は、前記処置対象部位に接触する導電体を有し、
前記撮像画像には、前記導電体が写っている
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記撮像画像として前記導電体と前記導電体を絶縁する絶縁領域とが写っている画像に基づいて前記許否情報を出力する
請求項2に記載の医療支援装置。
【請求項4】
前記処置具は、絶縁領域を有し、
前記撮像画像に前記絶縁領域が写っている場合に前記通電が許可される
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項5】
前記処置具は、絶縁領域と前記処置対象部位に接触する導電体とを有し、
前記撮像画像には、前記絶縁領域と前記導電体とが写っている場合に前記通電が許可される
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項6】
前記絶縁領域には、前記絶縁領域であることを特定可能な指標が付されている
請求項3に記載の医療支援装置。
【請求項7】
前記処置具に指標が付与されており、
前記プロセッサは、前記撮像画像として前記指標が写っている画像に基づいて前記許否情報を出力する
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項8】
受付装置によって第1指示が受け付けられた場合に前記許否を定めるために要する処理として前記撮像画像に基づく処理が行われ、
前記受付装置によって第2指示が受け付けられた場合に前記許否情報が出力される
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項9】
前記許否は、前記撮像画像に写っている前記処置具のサイズ及び/又は位置に基づいて定められる
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項10】
前記処置具は、前記処置対象部位に接触する導電体を有し、
前記許否は、前記撮像画像に写っている前記導電体のサイズ及び/又は位置に基づいて定められる
請求項1に記載の医療支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内視鏡を通して体内に挿入される挿入部の先端部に導電性のナイフワイヤが露出され、このナイフワイヤに高周波が通電されて患部の切開が行なわれる内視鏡用処置具が開示されている。特許文献1に記載の内視鏡用処置具には、挿入部の先端部に露出されたナイフワイヤの露出部における先端から任意の長さに絶縁されている絶縁部が設けられている。
【0003】
特許文献2には、処置具と、撮像装置と、処置具の動作を制御するプロセッサを有する制御装置とを備える処置システムが開示されている。特許文献2に記載の処置システムにおいて、処置具は、供給された電力に応じてエンドエフェクタから生体組織に対して処置エネルギを付与することによって生体組織を切開する。撮像装置は、生体組織に対してエンドエフェクタから処置エネルギが付与されている状態を撮像した撮像画像を生成する。プロセッサは、撮像画像を取得し、撮像画像に基づいて、生体組織の切開が完了したか否かを判定し、生体組織の切開が完了したと判定した場合に、処置具への電力の供給を停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-262537号公報
国際公開第2021/140616号
【発明の概要】
【0005】
本開示の技術に係る一つの実施形態は、処置具に対して安全な状態で通電を行うことができる医療支援装置、内視鏡、医療支援方法、及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の技術に係る第1の態様は、管腔臓器を撮像する内視鏡スコープと、管腔臓器に含まれる処置対象部位に接触した状態で通電が行われることにより処置対象部位を切る処置具と、を有する内視鏡に対して用いられるプロセッサを備え、プロセッサが、通電の許否を示す許否情報を出力し、許否が、内視鏡スコープによって管腔臓器が撮像されることで得られた撮像画像であって、処置具が写っている撮像画像に基づいて定められる、医療支援装置である。
【0007】
本開示の技術に係る第2の態様は、処置具が、処置対象部位に接触する導電体を有し、撮像画像には、導電体が写っている、第1の態様に係る医療支援装置である。
【0008】
本開示の技術に係る第3の態様は、プロセッサが、撮像画像として導電体と導電体を絶縁する絶縁領域とが写っている画像に基づいて許否情報を出力する、第2の態様に係る医療支援装置である。
【0009】
本開示の技術に係る第4の態様は、処置具が、絶縁領域を有し、撮像画像に絶縁領域が写っている場合に通電が許可される、第1の態様に係る医療支援装置である。
【0010】
本開示の技術に係る第5の態様は、処置具が、絶縁領域と処置対象部位に接触する導電体とを有し、撮像画像には、絶縁領域と導電体とが写っている場合に通電が許可される、第1の態様に係る医療支援装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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