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公開番号
2024067462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-17
出願番号
2022177559
出願日
2022-11-04
発明の名称
流体圧シリンダユニット
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
F15B
1/02 20060101AFI20240510BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】流体圧シリンダの第一室から排出される高圧の気体を有効活用する。
【解決手段】流体圧シリンダユニット101,201,301,401は、シリンダチューブ1とピストンロッド10,310とを有するリフトシリンダ100,400と、気体を充填可能な気室41と液体を充填可能な液室42とを有するアキュムレータ40,340と、第一室とアキュムレータ40,340の気室41とを連通する第一通路30と、を備え、第一室には、気体が充填され、第二室に作動液が給排されることによりピストンロッド10,310が往復動し、第一通路30には、第一室からアキュムレータ40,340の気室41への気体の流れのみを許容する弁としての逆止弁50が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流体圧シリンダユニットであって、
シリンダチューブと、前記シリンダチューブ内に往復動可能に設けられ前記シリンダチューブ内を第一室と第二室とに区画するピストンロッドと、を有する流体圧シリンダと、
気体を充填可能な気室と、液体を充填可能な液室と、を有するアキュムレータと、
前記第一室と前記アキュムレータの前記気室とを連通する第一通路と、を備え、
前記第一室には、気体が充填され、
第二室に作動液が給排されることにより前記ピストンロッドが往復動し、
前記第一通路には、前記第一室から前記アキュムレータの前記気室への気体の流れのみを許容することが可能な弁が設けられることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記第二室と前記アキュムレータの前記液室とは連通することを特徴とする流体圧シリンダユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記第一通路における前記第一室と前記弁との間に接続され、大気に連通する第二通路をさらに備え、
前記第二通路には、大気から前記第一通路への気体の流れのみを許容する逆止弁が設けられることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
【請求項4】
請求項1または2に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記第一通路における前記第一室と前記弁との間に接続される第三通路をさらに備え、
前記第三通路には、前記第一通路の圧力が予め定められた圧力に達すると開弁するリリーフ弁が設けられることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
【請求項5】
請求項1に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記アキュムレータは、前記気室と前記液室を区画する区画部材をさらに有し、
前記ピストンロッド内には、前記第一通路、前記弁、及び前記区画部材が設けられることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
【請求項6】
請求項1に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記流体圧シリンダと前記アキュムレータの接続後、最初に前記流体圧シリンダが伸長もしくは収縮した際に、前記第一室内の気体が加圧されて前記アキュムレータの気室に充填されることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体圧シリンダユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一端に開口部を有する有底筒状のシリンダチューブと、シリンダチューブに挿入されるロッドと、ロッドの先端に連結されシリンダチューブ内を気体が充填されるロッド側室と作動液が給排されるボトム側室とに区画するピストンと、を有する流体圧シリンダが開示されている。ロッド側室には気体が充填され、ボトム側室には作動油が給排される。流体圧シリンダは、油圧源からボトム側室に導かれる作動油圧によって伸長する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-176566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような流体圧シリンダは、伸長すると、ロッド側室内の気体が加圧されてタンク等に排出される。当該高圧の気体は、タンク等に排出されるのみであり、有効活用されていない。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流体圧シリンダの第一室から排出される高圧の気体を有効活用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、流体圧シリンダユニットであって、シリンダチューブと、シリンダチューブ内に往復動可能に設けられシリンダチューブ内を第一室と第二室とに区画するピストンロッドと、を有する流体圧シリンダと、気体を充填可能な気室と、液体を充填可能な液室と、を有するアキュムレータと、第一室とアキュムレータの気室とを連通する第一通路と、を備え、第一室には、気体が充填され、第二室に作動液が給排されることによりピストンロッドが往復動し、第一通路には、第一室からアキュムレータの気室への気体の流れのみを許容することが可能な弁が設けられることを特徴とする。
【0007】
この発明では、流体圧シリンダが伸長すると、第一室に充填された気体が加圧されて、第一通路及び弁を通じてアキュムレータの気室へ導かれ充填される。これにより、第一室から排出される高圧の気体をアキュムレータの気室に充填される気体として有効活用することができる。
【0008】
また、本発明は、第二室とアキュムレータの液室とは連通することを特徴とする。
【0009】
この発明では、第二室とアキュムレータの液室とが連通する。よって、流体圧シリンダにより駆動される対象物の振動をアキュムレータにより吸収することができる。
【0010】
また、本発明は、第一通路における第一室と弁との間に接続され、大気に連通する第二通路をさらに備え、第二通路には、大気から第一通路への気体の流れのみを許容する逆止弁が設けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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