TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024067455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177546
出願日2022-11-04
発明の名称解錠電波送受信装置および方法、解錠制御装置および方法、並びに解錠制御システム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類E05B 19/00 20060101AFI20240510BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】従来のスマートキーの使用方式を変更することなく機能の向上を図ることができるようにする。
【解決手段】解錠対象物との間で予め取り決められた情報を示す第1の電波を送信する第1の送信部と、第1の電波を受信した解錠対象物から送信される第2の電波であって、応答要求を示す第2の電波を受信すると、前記応答要求の受信時刻と応答の送信時刻を含む応答を示す第2の電波を送信する第2の送信部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
解錠対象物との間で予め取り決められた情報を示す第1の電波を送信する第1の送信部と、
第1の電波を受信した解錠対象物から送信される第2の電波であって、応答要求を示す第2の電波を受信すると、前記応答要求の受信時刻と応答の送信時刻を含む応答を示す第2の電波を送信する第2の送信部とを備える
解錠電波送受信装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の電波は、ISM(Industrial,Scientific,andMedical)周波数帯の電波であり、
前記第2の電波は、UWB(Ultra Wide Band)周波数帯の電波である
請求項1に記載の解錠電波送受信装置。
【請求項3】
前記第2の送信部は、
前記応答要求に含められた第1の数値を用いて実行される予め定められた方式の演算の結果得られた第2の数値を前記応答に含めて送信する
請求項1に記載の解錠電波送受信装置。
【請求項4】
前記解錠対象物は車両であり、
前記車両のスマートキーとして構成される
請求項1に記載の解錠電波送受信装置。
【請求項5】
前記第2の送信部は、さらに
探索装置から送信される第2の電波であって、応答要求を示す第2の電波を受信すると、前記応答要求の受信時刻と応答の送信時刻を含む応答を示す第2の電波を送信する
請求項1に記載の解錠電波送受信装置。
【請求項6】
解錠対象物との間で予め取り決められた情報を示す第1の電波を送信するステップと、
第1の電波を受信した解錠対象物から送信される第2の電波であって、応答要求を示す第2の電波を受信すると、前記応答要求の受信時刻と応答の送信時刻を含む応答を示す第2の電波を送信するステップとを含む
解錠電波送受信方法。
【請求項7】
解錠電波送受信装置との間で予め取り決められた情報を示す第1の電波を受信すると、応答要求を示す第2の電波を送信する送信部と、
前記応答要求の受信時刻と応答の送信時刻を含む応答を示す第2の電波を受信すると、前記応答に基づいて前記解錠電波送受信装置との間の距離を検出する距離検出部と、
前記距離が閾値未満である場合、解錠処理を実行する解錠処理部とを備える
解錠制御装置。
【請求項8】
前記第1の電波は、ISM(Industrial,Scientific,andMedical)周波数帯の電波であり、
前記第2の電波は、UWB(Ultra Wide Band)周波数帯の電波である
請求項7に記載の解錠制御装置。
【請求項9】
前記距離検出部は、
前記応答に含まれる第1の数値と、予め実行した演算の結果得られた第2の数値とを比較して前記第1の数値の正当性を判定し、
前記第1の数値が正当であると判定された場合、前記解錠電波送受信装置との間の距離を検出する
請求項7に記載の解錠制御装置。
【請求項10】
車両に取り付けられる
請求項7に記載の解錠制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、解錠電波送受信装置および方法、解錠制御装置および方法、並びに解錠制御システムに関し、従来のスマートキーの使用方式を変更することなく機能の向上を図ることができるようにする解錠電波送受信装置および方法、解錠制御装置および方法、並びに解錠制御システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車のキーとしてスマートキーが普及している。スマートキーを用いることにより、自動車から数m離れたところからも解錠施錠ができる。
【0003】
一方、スマートキーが発信する微弱な電波がコピーされて、自動車が盗まれるリレーアタックと称される盗難手法が問題となっており、対策が望まれている。
【0004】
例えば、特許文献1によれば、簡易な構造でありながら単純な操作でスマートキーから発せられる微弱電波の送出を停止させることが可能で、微弱電波を不正に利用した自動車の盗難を防止するスマートキーが提案されている。この技術によれば、スマートキーで用いられる電池やバッテリー等の電源の消費を抑制も可能となる。
【0005】
また、自動車メーカー、通信機器メーカーでもリレーアタックへの対策が進められている。例えば、非特許文献1には、UWB(Ultra Wide Band)を利用してリレーアタックを防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-123966号公報
【非特許文献】
【0007】
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/1702/02/news029.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1の技術では、スマートキー筐体への内蔵キーの抜き差しが求められ、ユーザの手間がかかる。また、非特許文献1の技術では、特定のスマートフォンを用いる必要がある。このように、従来の技術では、一般的なスマートキーだけでリレーアタックへの対策を講じることができないという問題があった。
【0009】
本発明の一態様は、従来のスマートキーの使用方式を変更することなく機能の向上を図ることができるようにする技術を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様に係る解錠電波送受信装置は、解錠対象物との間で予め取り決められた情報を示す第1の電波を送信する第1の送信部と、第1の電波を受信した解錠対象物から送信される第2の電波であって、応答要求を示す第2の電波を受信すると、前記応答要求の受信時刻と応答の送信時刻を含む応答を示す第2の電波を送信する第2の送信部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

美和ロック株式会社
錠装置
6日前
美和ロック株式会社
錠装置
6日前
三協立山株式会社
開口部装置
18日前
株式会社ビットキー
操作装置
17日前
株式会社マーナ
ドアストッパー
3日前
スガツネ工業株式会社
蝶番
1か月前
株式会社WEST inx
ドアノブ
6日前
株式会社WEST inx
施解錠装置
6日前
大阪金具株式会社
クレセント錠
1か月前
株式会社LIXIL
箱錠
18日前
株式会社アスタリスク
ドア装置
16日前
株式会社ビットキー
錠装置及び収容器
3日前
株式会社ニフコ
開閉体ロック装置
10日前
株式会社ユーシン
開閉体制御装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
2か月前
株式会社アイシン
開閉体駆動装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
移動環境システム
1か月前
株式会社アイシン
車両用ドア装置
6日前
株式会社ユーシン
車両用ドアハンドル装置
3日前
株式会社ユニオン
ドア開閉システム
1か月前
株式会社 エヌティーアイ
電子鍵システム
11日前
東洋電装株式会社
ウインドウ駆動装置
1か月前
株式会社日中製作所
鎌錠装置
11日前
株式会社デンソー
開閉体制御装置
1か月前
株式会社シブタニ
施錠装置
24日前
文化シヤッター株式会社
生体認証監視システム
2か月前
株式会社アイシン
車両用操作入力検出装置
26日前
株式会社くろがね工作所
メンテナンスパネルの取付方法
3日前
志幸技研工業株式会社
施解錠装置用管理システム
1か月前
株式会社シブタニ
入場管理装置
1か月前
株式会社ベスト
グレビティヒンジ及び扉構造
20日前
ダイハツ工業株式会社
車両用制御装置
1か月前
株式会社シブタニ
開力軽減装置
1か月前
株式会社ユニオン
レバーハンドルの取付け構造
1か月前
株式会社アスタリスク
ドア用装置、及び設置具
18日前
続きを見る