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公開番号2024066085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175368
出願日2022-11-01
発明の名称皮膚洗浄剤組成物
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/86 20060101AFI20240508BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
泡立ちと泡質(弾力性)が良好でありながら、洗い流し時にきしみがなく、バルクの糸引きが少ない皮膚洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】
下記(A)及び(B)成分を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物により上記課題を解決する。好ましくは、(A)成分が、皮膚洗浄剤組成物全体質量中0.01質量%以下であり、さらに好ましくは、下記(C)成分を皮膚洗浄剤組成物中25質量%以下含有する。
(A)平均分子量200万~300万のポリエチレングリコール
(B)アルキルポリグルコシド
(C)脂肪酸およびその塩
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)及び(B)成分を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
(A)平均分子量200万~300万のポリエチレングリコール
(B)アルキルポリグルコシド
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記(A)成分が、皮膚洗浄剤組成物全体質量中0.01質量%以下である請求項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項3】
さらに下記(C)成分を皮膚洗浄剤組成物中25質量%以下含有する請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
(C)脂肪酸およびその塩
【請求項4】
下記(A)成分に(B)成分を配合することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物の糸引き抑制方法。
(A)平均分子量200万~300万のポリエチレングリコール 全体質量中0.01質量%以下
(B)アルキルポリグルコシド

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関し、詳しくは、洗い流し時のきしみがなく、且つバルクの糸引きが少なく、泡立ちと泡質(弾力性)が良好な皮膚洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、皮膚洗浄剤組成物において、高重合ポリエチレングリコールは泡立ち、泡質改善剤として用いられている。脂肪酸塩と高重合ポリエチレングリコール、カチオン性ポリマーや多価アルコール等を組み合わせることにより、泡立ちや泡質の改善および、洗浄後の肌のなめらかさや、肌の水分蒸散量抑制効果などを向上させた皮膚洗浄剤組成物が開示されている。(例えば、特許文献1、2、3参照。)
【0003】
しかしながら、これらの組成物は泡立ち、泡質を担保するために、脂肪酸塩や高重合ポリエチレングリコールが多く配合されており、バルクに糸引きが生じてしまい、製造時においては容器充填時に糸引きによりサイクルタイムが低下し、使用時においては不快感を感じるといった問題が生じる。
【0004】
また、高重合ポリエチレングリコールを配合すると、泡立ち、泡質は改善するものの、一方で洗い流し時のきしみが強くなるという課題があった。洗い流し時のきしみの改善には、ポリクオタニウム-7や、カチオン化グアガムなどのカチオン性ポリマーの配合が有効であるが、これらを配合すると一層バルクの糸引きが強くなってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-180181公報
特開2016-124803公報
特開2010-209322公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような背景から、洗い流し時のきしみのなさと、バルクの糸引きの少なさを両立させた皮膚洗浄剤組成物が求められている。
【0007】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、高重合ポリエチレングリコールが配合されていても、洗い流し時の肌がきしまず、バルクの糸引きが少ない皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、平均分子量200万~300万のポリエチレングリコールにアルキルグルコシドを組み合わせることにより、洗い流し時の肌がきしまず、バルクの糸引きが少ない皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗い流し時の肌がきしまず、バルクの糸引きが少ないだけでなく、泡立ち、泡質(弾力性)についても良好であった。
【0009】
第1の発明は次のとおりである。
下記(A)及び(B)成分を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。好ましくは、(A)成分が皮膚洗浄剤組成物全体質量中0.01質量%以下である。さらに好ましくは、下記(C)成分を皮膚洗浄剤組成物中25質量%以下含有する。
(A)平均分子量200万~300万のポリエチレングリコール
(B)アルキルポリグルコシド
(C)脂肪酸およびその塩
【0010】
第2の発明は次のとおりである。
下記(A)成分に(B)成分を配合することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物の糸引き抑制方法である。
(A)平均分子量200万~300万のポリエチレングリコール 全体質量中0.01質量%以下
(B)アルキルポリグルコシド
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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