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公開番号2024062691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170707
出願日2022-10-25
発明の名称肛門用発熱体及びいぼ痔治療用発熱体
出願人小林製薬株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類A61F 7/00 20060101AFI20240501BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】肛門にフィットさせることができ、肛門を効果的に温めることができること。
【解決手段】肛門用発熱体10は、表側シート部31と裏側シート部32とで袋状に形成された袋体3と、袋体3に封入された発熱材料4と、を備える。裏側シート部32には、表側シート部31が凸でかつ裏側シート部32が凹となるように折り曲げられる折曲仮想線K1の両側に、互いに接着される第1粘着部51が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
表側シート部と裏側シート部とで袋状に形成された袋体と、
前記袋体に封入された発熱材料と、
を備え、
前記裏側シート部には、前記表側シート部が凸でかつ前記裏側シート部が凹となるように折り曲げられる折曲仮想線の両側に、互いに接着される第1粘着部が設けられている、
肛門用発熱体。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記裏側シート部には、前記折曲仮想線に直交する方向において、前記第1粘着部よりも外側に、下着に対して粘着可能な第2粘着部が設けられている、
請求項1に記載の肛門用発熱体。
【請求項3】
前記裏側シート部において、前記折曲仮想線に沿う一定の幅の領域は非粘着領域である、
請求項1に記載の肛門用発熱体。
【請求項4】
前記第1粘着部は、前記裏側シート部の前記折曲仮想線に沿う方向において、中央から偏った位置に設けられている、
請求項1に記載の肛門用発熱体。
【請求項5】
前記第1粘着部は、前記裏側シート部の前記折曲仮想線に沿う方向において、前記裏側シート部の縁から離れた位置に設けられている、
請求項4に記載の肛門用発熱体。
【請求項6】
前記第1粘着部は、前記折曲仮想線に直交する方向において、外側に行くほど窄まるように形成されている、
請求項1に記載の肛門用発熱体。
【請求項7】
前記裏側シート部には、粘着層と、前記粘着層に重なった剥離シートと、が設けられ、
前記剥離シートは、
前記折曲仮想線に沿う第1剥離部と、
前記第1剥離部の両側に隣接する一対の非剥離部と、
を有し、
前記各非剥離部は、前記折曲仮想線に直交する方向において、外側に行くほど窄まるように形成された切欠部を有し、
前記第1剥離部は、前記切欠部を覆う突出部を有し、
前記第1剥離部を剥がすことで前記粘着層の一部が露出し、前記第1粘着部が形成されるように構成されている、
請求項6に記載の肛門用発熱体。
【請求項8】
前記折曲仮想線に直交する方向の一方側の前記第1粘着部の最も外側の部分と、他方側の前記第1粘着部の最も外側の部分との間の距離が、40mm以上60mm以下である、
請求項1に記載の肛門用発熱体。
【請求項9】
前記表側シート部は複数の通気孔を有し、
前記複数の通気孔は、前記折曲仮想線から離れた位置に形成されている、
請求項1に記載の肛門用発熱体。
【請求項10】
いぼ痔を治療することに用いられるいぼ痔治療用発熱体であって、
表側シート部と裏側シート部との外周部同士を全周にわたって接合することで袋状に形成された袋体と、
前記袋体に封入された発熱材料と、
を備え、
前記裏側シート部には、前記表側シート部が凸でかつ前記裏側シート部が凹となるように折り曲げられる折曲仮想線の両側に、互いに粘着される第1粘着部が設けられている、
いぼ痔治療用発熱体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、肛門用発熱体及びいぼ痔治療用発熱体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、いぼ痔等の肛門の疾患に対して、熱を加えることで痛みを緩和することが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、生理用ナプキンに対して使い捨てカイロが取り付けられ、この生理用ナプキンを下着に取り付けることで、肛門に熱を加えようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平01-012519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の使い捨てカイロは、扁平な形状をしているため、発熱面が肛門から離れてしまい、肛門を十分に温めることができないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、肛門にフィットさせることが可能な肛門用発熱体及びいぼ痔治療用発熱体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一態様の肛門用発熱体は、表側シート部と裏側シート部とで袋状に形成された袋体と、前記袋体に封入された発熱材料と、を備える。前記裏側シート部には、前記表側シート部が凸でかつ前記裏側シート部が凹となるように折り曲げられる折曲仮想線の両側に、互いに接着される第1粘着部が設けられている。
【0007】
本発明に係る一態様のいぼ痔治療用発熱体は、いぼ痔を治療することに用いられるいぼ痔治療用発熱体である。いぼ痔治療用発熱体は、表側シート部と裏側シート部との外周部同士を全周にわたって接合することで袋状に形成された袋体と、前記袋体に封入された発熱材料と、を備える。前記裏側シート部には、前記表側シート部が凸でかつ前記裏側シート部が凹となるように折り曲げられる折曲仮想線の両側に、互いに粘着される第1粘着部が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る上記態様の肛門用発熱体及びいぼ痔治療用発熱体は、肛門にフィットさせることができるという利点があり、この結果、肛門を効果的に温めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る肛門用発熱体を折曲仮想線で折り曲げた状態の斜視図である。
実施形態に係る肛門用発熱体の底面図(下面図)である。
図2のA-A線断面図である。
図2の肛門用発熱体において、剥離シートを剥離する過程を示した底面図である。
実施形態に係る肛門用発熱体の平面図(上面図)である。
図2の肛門用発熱体において、剥離シートを剥離した状態の底面図である。
肛門用発熱体を折曲仮想線で折り曲げた状態において、折り曲げた部分のクッション性を説明するための斜視図である。
(A)~(E)は、変形例に係る肛門用発熱体の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本実施形態に係る肛門用発熱体10及びいぼ痔治療用発熱体100について、図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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