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公開番号2024058294
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165566
出願日2022-10-14
発明の名称無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 無線通信装置において、複数のSTAを同時に動作させるように構成した場合、複数のSTAにより複数の外部のAP又はGOと接続することができるようになる。このとき、外部のAP又はGOに接続する際にどのSTAを用いるかを選択するための操作はユーザにとって煩雑である。
【解決手段】 本発明の無線通信装置は、複数のSTAを備え、他の無線通信装置との接続を確立するために用いる接続情報を取得し、取得した接続情報に基づき、前記他の無線通信装置がAPとGOのいずれであるかを判定し、当該判定の結果に基づいて前記複数のSTAの一つを選択し、当該選択したSTAを用いて前記他の無線通信装置との接続を確立する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のSTA(ステーション)を備える無線通信装置であって、
他の無線通信装置との接続を確立するために用いる接続情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した接続情報に基づき、前記他の無線通信装置がAP(アクセスポイント)とGO(Group Owner)のいずれであるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果に基づいて前記複数のSTAの一つを選択し、当該選択したSTAを用いて前記他の無線通信装置との接続を確立する確立手段と、
を備えることを特徴とする無線通信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数のSTAは、第1のSTAおよび第2のSTAを含み、
前記確立手段は、前記他の無線通信装置がAPであると判定された場合は前記第1のSTAを用いて前記他の無線通信装置との接続を確立し、前記他の無線通信装置がGOであると判定された場合は前記第2のSTAを用いて前記他の無線通信装置との接続を確立することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記接続情報は少なくともSSIDを含み、
前記判定手段は、前記SSID(Service Set Identifier)に含まれる文字列に基づいて前記判定を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記SSIDの先頭にDIRECTの文字列が含まれる場合は、前記他の無線通信装置がGOであると判定し、前記SSIDの先頭にDIRECTの文字列が含まれない場合は、前記他の無線通信装置がAPであると判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記取得手段は、前記他の無線通信装置と異なる携帯端末から前記接続情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項6】
前記取得手段は、WPS(Wi-Fi Protected Setup)のプロトコルに基づき前記接続情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項7】
前記確立手段が確立した接続を介して前記他の無線通信装置から画像データを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した画像データを印刷する印刷手段と、をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項8】
複数のSTA(ステーション)を備える無線通信装置の制御方法であって、
他の無線通信装置との接続を確立するために用いる接続情報を取得する取得工程と、
前記取得工程が取得した接続情報に基づき、前記他の無線通信装置がAP(アクセスポイント)とGO(Group Owner)のいずれであるかを判定する判定工程と、
前記判定工程による判定の結果に基づいて前記複数のSTAの一つを選択し、当該選択したSTAを用いて前記他の無線通信装置との接続を確立する確立工程と、
を備えることを特徴とする無線通信装置の制御方法。
【請求項9】
コンピュータを請求項1に記載の無線通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
無線LAN(Local Area Network)に関する通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格が知られている。また、Wi-Fi Allianceが定めているWi-Fi規格やWi-Fi Direct規格についても知られている。
【0003】
従来、例えば、IEEE802.11規格およびWi-Fi規格に対応した一つの無線通信装置において、ステーション(STA)とアクセスポイント(AP)とを並行して動作させられるものが提案されている。STAにより外部のAPと接続を確立し、当該外部のAPが形成したネットワークに参加することができる。また、APにより外部のSTAと接続を確立し、当該外部のSTAを自装置が形成したネットワークに参加させることができる。また、同様に、STAとWi-Fi Direct機能とを並行して動作させることも提案されている。
【0004】
例えば特許文献1に記載のシステムでは、STA機能によりAPと接続することと並行して、Wi-Fi Direct機能によりWi-Fi Direct規格に対応した無線通信装置と接続することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-225861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、片方のSTAによりAP(例えば無線LANルータ)と接続し、もう片方のSTAによりGO(例えばスマホ)と接続するために、一つの無線通信装置に複数のSTAを備えるようにすることが考えられる。そのような場合に、片方のSTAをAPに接続した後、本来GOに接続すべきもう片方のSTAも誤ってAPに接続してしまうと、GOとの接続ができない状態が発生してしまう。また、このような状態を発生させないようにするためにはユーザによる慎重な操作が求められることになり、使い勝手が良くない。
【0007】
本発明は、上記の課題を鑑み、複数のSTAを有する無線通信装置において、外部のAP又はGOに接続する際の操作性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の無線通信装置は、複数のSTAを備え、他の無線通信装置との接続を確立するために用いる接続情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した接続情報に基づき、前記他の無線通信装置がAP(アクセスポイント)とGO(Group Owner)のいずれであるかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果に基づいて前記複数のSTAの一つを選択し、当該選択したSTAを用いて前記他の無線通信装置との接続を確立する確立手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数のSTAを有する無線通信装置において、外部のAP又はGOに接続する際の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明を適用できるネットワーク構成
無線通信装置101の構成
無線通信装置101の設定処理のフローチャート
無線通信装置101の取得処理のフローチャート
無線通信装置101の設定処理のフローチャート2
無線通信装置101の取得処理のフローチャート2
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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