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公開番号2024057331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163994
出願日2022-10-12
発明の名称ペダル装置およびこれを備えた作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類G05G 5/04 20060101AFI20240417BHJP(制御;調整)
要約【課題】コンパクトな構成で、ペダル操作の規制と規制解除とを容易に行うことが可能なペダル装置およびこれを備えた作業機械を提供すること。
【解決手段】ペダル装置80は、ペダル装置80は、ペダルの操作量を作業装置の駆動信号に変換して出力する変位検出変換部8と、変位検出変換部81に第1回動軸85を介して揺動可能に設けられ、前後方向に揺動操作されるペダル部90と、床部8の床面位置から立設され、ペダル部90の揺動を規制する規制部100と、を備える。ペダル部90には、規制部100に係合する係合凹部92dが設けられ、規制部100は、床部の床面位置から立設された支柱部101と、支柱部101の先端に設けられた規制片部102とを有し、当該規制片部102が係合凹部92dの内壁面と当接することによりペダル部90の揺動を規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ペダルの操作量応じた駆動信号を出力する操作変換部と、
前記操作変換部に第1回動軸を介して揺動可能に設けられたペダル部と、
前記ペダル部の揺動を規制する規制部と、
を備え、
前記ペダル部は、踏面に交わる方向に設けられた係合凹部を有し、
前記規制部は、前記係合凹部と当接することにより前記ペダル部の揺動を規制する、
ことを特徴とするペダル装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記ペダル部は、
前記操作変換部に取付けられた第1ペダルと、
前記第1ペダルに第2回動軸を介して回動可能に設けられた第2ペダルと、
を有し、
前記係合凹部は、前記第2ペダルの側部に設けられている、
請求項1に記載のペダル装置。
【請求項3】
前記第2回動軸の軸心方向が、前記第1回動軸の軸心方向に平行である、
請求項2に記載のペダル装置。
【請求項4】
前記規制部は、前記第1回動軸と前記第2回動軸との間に配置される、
請求項3に記載のペダル装置。
【請求項5】
前記係合凹部は、前記第1回動軸を中心とする第1円と、前記第2回動軸を中心とする第2円とが交差する位置に設けられている、
請求項3に記載のペダル装置。
【請求項6】
前記第1円は、前記第2円より大きい円である、
請求項5に記載のペダル装置。
【請求項7】
前記規制部は、前記係合凹部と当接する規制片部と、屈曲部を介して前記規制片部を支持する支柱部とを有する、
請求項1から請求項6のいずれかに記載のペダル装置。
【請求項8】
前記規制部の前記支柱部は板状部材から成り、前記第1回動軸の軸心方向を板厚方向として前記ペダル部の側方に配置される、
請求項7に記載のペダル装置。
【請求項9】
請求項1に記載のペダル装置を備えた作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に取り付けられる作業装置を操作するために当該作業機械の運転席前方の床部に設けられるペダル装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の作業機械には、運転席を有する運転部が設けられ、運転席前方の床部には、作業機械を走行させる走行レバーの他に、掘削装置等の作業装置を操作するための操作ペダルが配設されている。
【0003】
例えば特許文献1には、掘削作業機において、運転席の前側に配置されるペダル装置として、不用意な作業装置の動作を防ぐために、ペダル操作を規制する規制部(ストッパ手段)を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4690983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された構成において、上端側にストッパ杆が突設され回動軸を中心に前後に回動するレバーを有しする規制部を、ペダル装置のペダル部材よりも前側に配置している。そして、規制部のレバーを後方に回動させてペダル部材側の切欠きにストッパ杆を係合させることにより、ペダル部材の回動を固定するよう構成されている。このように、特許文献1に開示された構成では、ペダル装置において規制部をペダル部材よりも前側に配置しているため、運転席に着座したオペレータが規制部のレバーを動かす場合には、運転席から身を乗り出してレバーを操作する必要があった。したがって、ペダル操作の規制とその解除操作が煩雑となっていた。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成で、ペダル操作の規制と規制解除とを容易に行うことが可能なペダル装置およびこれを備えた作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るペダル装置は、ペダルの操作量に応じた駆動信号を出力する操作変換部と、前記操作変換部に第1回動軸を介して揺動可能に設けられたペダル部と、前記ペダル部の揺動を規制する規制部と、を備え、前記ペダル部は、踏面に交わる方向に設けられた係合凹部を有し、前記規制部は、前記係合凹部と当接することにより前記ペダル部の揺動を規制する、ことを特徴とするものである。
【0008】
本発明の他の態様に係るペダル装置は、前記ペダル装置において、前記ペダル部は、前記操作変換部に取付けられた第1ペダルと、前記第1ペダルに第2回動軸を介して回動可能に設けられた第2ペダルと、を有し、前記係合凹部は、前記第2ペダルの側部に設けられている、ものである。
【0009】
本発明の他の態様に係るペダル装置は、前記ペダル装置において、前記第2回動軸の軸心方向が、前記第1回動軸の軸心方向に平行である。
【0010】
本発明の他の態様に係るペダル装置は、前記ペダル装置において、前記規制部は、前記第1回動軸と前記第2回動軸との間に配置される、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

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