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公開番号2024056907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024021498,2019233222
出願日2024-02-15,2019-12-24
発明の名称通信装置、通信方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 72/0457 20230101AFI20240416BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 相手装置との間で複数の異なる周波数チャネルにおいて確立されるIEEE802.11シリーズ規格に準拠した複数のLinkを介する通信に関する情報を適切なMACフレームを用いて通信できるようにすることを目的とする。
【解決手段】 通信装置102あるいは通信装置103は、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線フレームを相手装置と通信し、該無線フレームのMAC(Media Access Control)フレームには、該無線フレームを送信した装置と相手装置との間で、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信を実行可能な複数の異なる周波数チャネルにおいて確立されるIEEE802.11シリーズ規格に準拠した複数のLinkを介する通信に関する情報として、周波数チャネルを示す情報が含まれる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線フレームを他の通信装置と通信する通信手段を有し、
前記通信手段によって通信される前記無線フレームのMAC(Media Access Control)フレームには、前記無線フレームを送信した装置と相手装置との間で、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信を実行可能な複数の異なる周波数チャネルにおいて確立されるIEEE802.11シリーズ規格に準拠した複数のLinkを介する通信に関する情報として、周波数チャネルを示す情報が含まれることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記周波数チャネルを示す情報は、前記無線フレームを送信した装置が前記複数のLinkを介する通信においてサポートする周波数チャネルを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記MACフレームにはさらに、前記無線フレームを送信した装置が前記複数のLinkを介する通信においてサポートする帯域幅を示す情報が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記MACフレームにはさらに、前記無線フレームを送信した装置が前記複数のLinkを介する通信において、複数のLinkにおける通信を同期して実行する第1のモードをサポートしているか否かを示す情報が含まれることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信装置。
【請求項5】
前記MACフレームにはさらに、前記無線フレームを送信した装置が前記複数のLinkを介する通信において、複数のLinkにおける通信を非同期で実行する第2のモードをサポートしているか否かを示す情報が含まれることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第2のモードをサポートしていることを示す情報が含まれている場合、前記MACフレームにはさらに、前記無線フレームを送信した装置が前記第2のモードにおいてサポートする周波数チャネルの間隔を示す情報が含まれることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記MACフレームにはさらに、前記無線フレームを送信した装置が前記複数のLinkを介する通信において確立することができるLink数の最大値を示す情報が含まれることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記通信手段によって前記他の通信装置から前記無線フレームを受信した場合に、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信を実行可能な複数の周波数チャネルのうち、前記他の通信装置との前記複数のLinkを介する通信において利用する周波数チャネルを示す情報を含む別の無線フレームを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した前記別の無線フレームに含まれる前記周波数チャネルを示す情報によって示された前記周波数チャネルを用いた前記他の通信装置との前記複数のLinkを介する通信を実行するためのLinkを確立する確立手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
前記通信手段によって前記他の通信装置に前記無線フレームを送信した場合に、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信を実行可能な複数の周波数チャネルのうち、前記他の通信装置との前記複数のLinkを介する通信において利用する周波数チャネルを示す情報を含む別の無線フレームを送信する送信手段と、
前記送信手段によって送信した前記別の無線フレームに含まれる前記周波数チャネルを示す情報によって示された前記周波数チャネルを用いた前記他の通信装置との前記複数のLinkを介する通信を実行するためのLinkを確立する確立手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の通信装置。
【請求項10】
前記無線フレームは、BeaconおよびProbe Responseの少なくとも一方であることを特徴とする請求項8または9に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信における通信に関する情報の送受信に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、米国電気電子技術者協会)が策定しているWLAN通信規格として、IEEE802.11シリーズが知られている。なお、WLANとはWireless Local Area Networkの略である。IEEE802.11シリーズ規格としては、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax規格などの規格がある。
【0003】
特許文献1には、IEEE802.11ax規格ではOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、直交周波数分割多元接続)による無線通信を実行することが開示されている。IEEE802.11ax規格では、OFDMAによる無線通信を実行することで、高いピークスループットを実現している。
【0004】
IEEEでは、さらなるスループットの向上や周波数利用効率の改善のため、IEEE802.11シリーズの新たな規格として、IEEE802.11be規格の策定が検討されている。IEEE802.11be規格では、1台のAP(Access Point)が異なる複数の周波数チャネルを介して1台のSTA(Station)と複数のリンクを確立し、通信する技術が検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-50133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このようにIEEE802.11be規格では、APとSTAとが周波数チャネルが異なる複数のリンクを確立し、並行して通信を行うMulti-Link通信が検討されている。Multi-Link通信を行うためには、例えばAPのMulti-Link通信の能力情報など、APとSTAとの間でMulti-Link通信に関する情報を通信する必要がある。従来、Multi-Link通信に関する情報を適切に通信するためのMAC(Media Access Control)フレームは存在しなかった。
【0007】
上記課題を鑑み、本発明は、相手装置との間で複数の異なる周波数チャネルにおいて確立されるIEEE802.11シリーズ規格に準拠した複数のLinkを介する通信に関する情報を適切なMACフレームを用いて通信できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の通信装置は、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線フレームを他の通信装置と通信する通信手段を有し、前記通信手段によって通信される前記無線フレームのMAC(Media Access Control)フレームには、前記無線フレームを送信した装置と相手装置との間で、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信を実行可能な複数の異なる周波数チャネルにおいて確立されるIEEE802.11シリーズ規格に準拠した複数のLinkを介する通信に関する情報として、周波数チャネルを示す情報が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、相手装置との間で複数の異なる周波数チャネルにおいて確立されるIEEE802.11シリーズ規格に準拠した複数のLinkを介する通信に関する情報を適切なMACフレームを用いて通信できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
通信装置102が属するネットワークの構成を示す図である。
通信装置102のハードウェア構成を示す図である。
通信装置102の機能構成を示す図である。
通信装置102と通信装置103とがMulti-Link通信を行う場合に実行する処理の一例を示すシーケンス図である。
Multi-Link Capability Elementのフレームフォーマットの一例を示す図である。
Multi-Link通信を実行する際に、通信装置103が実行する処理を示すフローチャートである。
Multi-Link通信を実行する際に、通信装置102が実行する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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