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公開番号2024056773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024015409,2020530746
出願日2024-02-05,2019-07-09
発明の名称表示装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20240416BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】光取り出し効率の高い表示装置を提供する。低消費電力な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置が有する赤または緑の画素は、青色の光を射出する発光素子と、青色の光を透過し、赤及び緑色の光を反射する光学機能層と、青色の光を赤または緑色の光に変換する波長変換層と、がこの順で重ねて設けられる。発光素子から発せられる青色の光は、光学機能層を透過して波長変換層に入射し、赤または緑色の光が外部に射出される。さらに、波長変換層から光学機能層側に射出される赤または緑色の光は、光学機能層によって反射して、外部に射出されることで、光取り出し効率を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の発光素子と、波長変換層と、光学機能層と、を有し、
前記波長変換層は、前記光学機能層を介して前記第1の発光素子と重ねて設けられ、
前記第1の発光素子は、第1の光を射出する機能を有し、
前記波長変換層は、前記第1の光が入射され、前記第1の光よりも波長の長い第2の光を射出する機能を有し、
前記光学機能層は、前記第1の光を透過し、且つ、前記第2の光を反射する機能を有する、表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置、入出力装置、それらの駆動方法、又はそれらの製造方法、を一例として挙げることができる。半導体装置は、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。
【背景技術】
【0003】
近年、表示装置が組み込まれた電子機器の多様化が進んでいる。例えば、デジタルサイネージやテレビジョン装置などの大画面の機器、スマートフォンやタブレット端末などの中小型の画面を有する機器、さらには、仮想現実(VR:Virtual Reality)、または拡張現実(AR:Augmented Reality)向けの、超小型の画面を有する機器などがある。
【0004】
電子機器の多様化に伴い、これに組み込まれる表示装置もまた、多様化が進んでいる。例えば表示装置としては、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)素子や発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の発光素子を備える発光装置、電気泳動方式などにより表示を行う電子ペーパなどが挙げられる。
【0005】
例えば、有機EL素子の基本的な構成は、一対の電極間に発光性の有機化合物を含む層を挟持したものである。この素子に電圧を印加することにより、発光性の有機化合物から発光を得ることができる。このような有機EL素子が適用された表示装置は、液晶表示装置等で必要であったバックライトが不要なため、薄型、軽量、高コントラストで且つ低消費電力な表示装置を実現できる。例えば、有機EL素子を用いた表示装置の一例が、特許文献1に記載されている。
【0006】
また、発光素子の色変換(波長変換)材料として量子ドットを用いることが検討されている。量子ドットは、直径数nmの半導体ナノ結晶であり、サイズを変更することによって容易に発光波長を調整することができる。例えば特許文献2には、有機EL素子からの光の波長を変換する層に、量子ドットを含有する硬化性樹脂組成物を用いる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-324673号公報
国際公開WO2016/098570号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
量子ドットからの発光は指向性が低いため、量子ドットで色変換された光の多くは、発光素子側にも射出され、表示に寄与しないといった課題がある。そのため、量子ドット自体の光変換効率を向上させたとしても、表示装置の電力効率や光取り出し効率を十分に高めることが困難であった。
【0009】
本発明の一態様は、光取り出し効率の高い表示装置を提供することを課題の一とする。または、電力効率の高い表示装置を提供することを課題の一とする。または、低消費電力な表示装置を提供することを課題の一とする。または、表示品位の高い表示装置を提供することを課題の一とする。
【0010】
または、信頼性の高い表示装置を提供することを課題の一とする。または、新規な構成を有する表示装置、または電子機器等を提供することを課題の一とする。
(【0011】以降は省略されています)

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