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公開番号2024056473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163371
出願日2022-10-11
発明の名称印刷用カセット及び印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B65H 26/06 20060101AFI20240416BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】印刷用テープの終端部を検出可能としつつ、小型化できる印刷用カセットを提供する。
【解決手段】本開示は、印刷用テープロールと、印刷用テープロールを収容するケースと、を備える印刷用カセットである。印刷用テープは、透明部と非透明部とが印刷用テープの長手方向に少なくとも1つずつ並んで配置された終端部を有する。ケースは、印刷位置に向かって、印刷用テープロールから引き出された印刷用テープを搬送する搬送路と、搬送路に配置されると共に、ケースの外部からケースの内部に入射されて透明部を通過した光を、透明部を再通過してケースの外部へ出射されるように反射する反射壁とを有する。反射壁の表面のうち、透明部と対向する反射領域の色は、非透明部の色とは異なる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、
前記印刷用テープロールを収容するケースと、
を備え、
前記印刷用テープは、透明部と非透明部とが前記印刷用テープの長手方向に少なくとも1つずつ並んで配置された終端部を有し、
前記ケースは、
印刷位置に向かって、前記印刷用テープロールから引き出された前記印刷用テープを搬送する搬送路と、
前記搬送路に配置されると共に、前記ケースの外部から前記ケースの内部に入射されて前記透明部を通過した光を、前記透明部を再通過して前記ケースの外部へ出射されるように反射する反射壁と、
を有し、
前記反射壁の表面のうち、前記透明部と対向する反射領域の色は、前記非透明部の色とは異なる、印刷用カセット。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記終端部において、前記透明部と前記非透明部とが前記印刷用テープの長手方向に交互に配置される、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項3】
前記反射壁は、前記印刷用テープと接触する、請求項1又は請求項2に記載の印刷用カセット。
【請求項4】
前記反射壁は、前記印刷用テープと接触する凹凸形状を有する第1低摩擦接触面を有する、請求項3に記載の印刷用カセット。
【請求項5】
前記第1低摩擦接触面は、コーティング材で構成される、請求項4に記載の印刷用カセット。
【請求項6】
前記コーティング材は、前記搬送路の内面に貼着されたフィルムの表層である、請求項5に記載の印刷用カセット。
【請求項7】
前記非透明部の色は、黒であり、
前記反射領域の色は、白である、請求項1又は請求項2に記載の印刷用カセット。
【請求項8】
前記搬送路における前記反射壁の上流領域又は下流領域の色は、黒である、請求項7に記載の印刷用カセット。
【請求項9】
前記印刷位置は、前記印刷用テープロールの軸心と平行な第1方向において前記印刷用テープロールと異なる位置である、請求項1又は請求項2に記載の印刷用カセット。
【請求項10】
前記反射壁は、前記第1方向と直交する方向において前記印刷位置と重なる、請求項9に記載の印刷用カセット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷用カセット及び印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
印刷用テープに印刷を行う印刷装置では、印刷用テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、印刷用テープの交換及び供給が行われる。このようなカセットにおいて、発光素子と受光素子とを有する透過センサをカセット内に配置して、印刷用テープの終端部を検出する構成が公知である(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-24263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように透過センサで印刷用テープの終端部を検出する場合、カセットに発光素子と受光素子とが挿入されるスペースを設ける必要がある。そのため、カセットの小型化が制限される。
【0005】
本開示の一局面は、印刷用テープの終端部を検出可能としつつ、小型化できる印刷用カセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、印刷用テープロールを収容するケースと、を備える印刷用カセットである。印刷用テープは、透明部と非透明部とが印刷用テープの長手方向に少なくとも1つずつ並んで配置された終端部を有する。
【0007】
ケースは、印刷位置に向かって、印刷用テープロールから引き出された印刷用テープを搬送する搬送路と、搬送路に配置されると共に、ケースの外部からケースの内部に入射されて透明部を通過した光を、透明部を再通過してケースの外部へ出射されるように反射する反射壁と、を有する。反射壁の表面のうち、透明部と対向する反射領域の色は、非透明部の色とは異なる。
【0008】
本開示の別の態様は、印刷用テープが巻回された印刷用テープロールと、印刷用テープロールを収容するケースとを備える印刷用カセットが挿入されるカセット収納部と、印刷用テープの終端を検出するテープ読取センサと、を備える印刷装置である。印刷用テープは、透明部と非透明部とが印刷用テープの長手方向に少なくとも1つずつ並んで配置された終端部を有する。
【0009】
ケースは、印刷位置に向かって、印刷用テープロールから引き出された印刷用テープを搬送する搬送路と、搬送路に配置されると共に、テープ読取センサからケースの内部に入射されて透明部を通過した光を、透明部を再通過してテープ読取センサへ出射されるように反射する反射壁と、を有する。反射壁の表面のうち、透明部と対向する反射領域の色は、非透明部の色とは異なる。
【0010】
これらのような構成によれば、反射壁の色と印刷用テープの非透明部の色との差異によ
って、印刷用テープの終端部を印刷用カセット外部からの入射光によって検出することができる。これにより、印刷用カセットのケース内にセンサを配置するスペースが不要となるため、印刷用カセットを小型化できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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