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公開番号2024056040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034709,2020155264
出願日2024-03-07,2020-09-16
発明の名称浴槽装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A47K 3/20 20060101AFI20240412BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】沈み込む・起き上がるといった入浴中の動作に対しても快適に入浴できる浴槽装置を提供すること。
【解決手段】上下方向における背もたれ部115の中央よりも上側の部分は、水平方向における断面が、曲率半径R1で600mm以上2000mm以下の円弧に形成された曲面を有し、上下方向における背もたれ部115の中央よりも下側の部分は、水平方向における断面が、背もたれ部115の前記上側の部分の曲率半径よりも小さい曲率半径R2の円弧に形成された曲面を有し、背もたれ部115は、上下方向における断面が、曲率半径R3で600mm以上10000mm以下の円弧に形成された曲面を有する浴槽装置100である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
浴槽本体と、
前記浴槽本体の上縁面に配置される吐水装置と、を備え、
前記浴槽本体の内壁面は、前記内壁面の上部を構成し前記吐水装置に向けて傾斜する背もたれ部を有し、
上下方向における前記背もたれ部の中央よりも上側の部分は、水平方向における断面が、曲率半径で600mm以上2000mm以下の円弧に形成された曲面を有し、
上下方向における前記背もたれ部の中央よりも下側の部分は、水平方向における断面が、前記背もたれ部の前記上側の部分の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧に形成された曲面を有し、
前記背もたれ部は、上下方向における断面が、曲率半径で600mm以上10000mm以下の円弧に形成された曲面を有する浴槽装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記浴槽本体の内壁面は、底面部と、前記底面部から上側へ延びる底部立面部と、前記背もたれ部と前記底部立面部とを接続する下部接続部と、を更に有し、
前記下部接続部の下端は、前記底面部の上側の100mm以上300mm以下に位置している請求項1に記載の浴槽装置。
【請求項3】
前記背もたれ部は、前記上縁面と平行な仮想線に対して40°以上80°以下の角度をなす請求項1又は請求項2に記載の浴槽装置。
【請求項4】
前記浴槽本体の内部へ吐水する第1吐水口と、
前記第1吐水口とは異なる位置に形成され、前記浴槽本体の内部へ吐水する第2吐水口と、を備え、
前記第1吐水口は、使用者の肩に向けて吐水し、
前記第2吐水口は、前記使用者の首に向けて吐水する、請求項1~請求項3のいずれかに記載の浴槽装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、浴槽装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、入浴中の使用者の頭部を支持するヘッドレストが設けられている浴槽が知られている。例えば浴槽本体に対するヘッドレストが装着される位置を可変とする構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-065457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、浴槽の上縁面に吐水装置を設け、入浴中の使用者の肩に対して吐水する技術は知られている。これに加えて、マッサージ効果を発揮するように首への吐水を行う場合には、吐水を効果的に行うために、枕に頭を置いた入浴姿勢で首へ吐水するだけでなく、頭を枕から離したやや起き上がる姿勢で、肩甲骨の間に吐水を当てるなど、自由な入浴姿勢を取りやすい浴槽形状が望ましい。
【0005】
現行の浴槽では、頭を枕(ヘッドレスト)に置いた入浴姿勢が最も快適となるように設計されている。沈み込む・起き上がるといった入浴中の動作に対しても快適に入浴できる形状とはなっていない。
【0006】
本開示は、沈み込む・起き上がるといった入浴中の動作に対しても快適に入浴できる浴槽装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、浴槽本体と、前記浴槽本体の上縁面に配置される吐水装置と、を備え、前記浴槽本体の内壁面は、前記内壁面の上部を構成し前記吐水装置に向けて傾斜する背もたれ部を有し、上下方向における前記背もたれ部の中央よりも上側の部分は、水平方向における断面が、曲率半径で600mm以上2000mm以下の円弧に形成された曲面を有し、上下方向における前記背もたれ部の中央よりも下側の部分は、水平方向における断面が、前記背もたれ部の前記上側の部分の曲率半径よりも小さい曲率半径の円弧に形成された曲面を有し、前記背もたれ部は、上下方向における断面が、曲率半径で600mm以上10000mm以下の円弧に形成された曲面を有する浴槽装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の浴槽装置を示す斜視図である。
本実施形態の浴槽装置の部分縦断面図である。
本実施形態の浴槽装置の吐水装置の分解斜視図である。
本実施形態の浴槽装置の部分平面図である。
本実施形態の浴槽装置の斜視図である。
本実施形態の浴槽装置の枕部に、使用者の頭部を載せている様子を示す部分断面図である。
本実施形態の浴槽装置の下部接続部に、使用者の腰を当接している様子を示す部分断面図である。
本実施形態の浴槽装置の容器本体の上縁部の平坦面が境界線を有している様子を示す部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、浴槽装置100は、浴槽本体110及び吐水装置1を有し、入浴中に使用者の首や肩等に吐水を行うことが可能な装置である。
【0010】
浴槽本体110は、上部が開口した略直方体の形状を有し、湯水を貯水可能に形成される。浴槽本体110は、底面部111と、側壁部112と、底部立面部113と、背もたれ部115と、下部接続部116と、上縁面120と、を有する。底面部111は、略長方形で四隅が湾曲している。底面部111には、排水口(図示省略)が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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