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公開番号2024055582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162635
出願日2022-10-07
発明の名称3Dプリンタ用フィラメント
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人
主分類B29C 64/314 20170101AFI20240411BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】 本発明は、優れた衝撃強度を有する3Dプリンタ用フィラメントを提供するこ
とを目的とする。
【解決手段】 生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)および下記式(1)で表される単量
体に由来する構成単位(b1)を有する重合体(D)を含む3Dプリンタ用フィラメント

<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024055582000006.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">29</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">102</com:WidthMeasure> </com:Image> (前記式(1)中、jは1~5の整数を表す。)
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)および下記式(1)で表される単量体に由来する
構成単位(b1)を有する重合体(D)を含む3Dプリンタ用フィラメント。
TIFF
2024055582000005.tif
29
104
(前記式(1)中、jは1~5の整数を表す。)
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)がポリ乳酸樹脂を含む請求項1に記載の3D
プリンタ用フィラメント。
【請求項3】
前記重合体が、前記構成単位(b1)を有する高分子鎖(B)と、前記構成単位(b1
)を実質的に有さない高分子鎖(C)とを有する共重合体である請求項1または2に記載
の3Dプリンタ用フィラメント。
【請求項4】
前記生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)100質量部に対する前記重合体(D)の割
合が0.1~50部である請求項1~3のいずれか1項に記載の3Dプリンタ用フィラメ
ント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、3Dプリンタ用フィラメントに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
キャド上で入力された3次元形状を直接に立体モデル化するシステムはラピッドプロト
タイピングシステム、ラッピッドニューファクチャリングシステム等と呼ばれる。これら
システムには、使用する熱可塑性樹脂によって決定される所定の温度に維持された恒温室
(構築チャンバ)を有する方式、熱可塑性樹脂の粉末を溶融接着して積層する方式等があ
る。
【0003】
3次元形状にモデル化するための原料として様々な熱可塑性樹脂が検討されている。そ
の中でも、近年の環境志向の高まりから植物由来樹脂を用いることが検討されている。た
とえば、熱溶解積層法による3Dプリンタの造形材料としてポリ乳酸系モノフィラメント
が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-94679
【0005】
しかしながら、特許文献1にはポリ乳酸をフィラメントに用いた際の造形性について言
及されているが、それを用いて作製した造形物の強度等については言及されていない。ポ
リ乳酸を用いた3Dプリンタの造形物は特に衝撃強度が低いことに課題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明では、上記の課題を解決し、優れた衝撃強度を有する3Dプリンタ用フィラメン
トを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、下記の態様を有する。
[1]生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)および下記式(1)で表される単量体に由来
する構成単位(b1)を有する重合体(D)を含む3Dプリンタ用フィラメント。
【0008】
TIFF
2024055582000001.tif
29
103
【0009】
(前記式(1)中、jは1~5の整数を表す。)
[2]前記生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)がポリ乳酸樹脂を含む[1]に記載の3
Dプリンタ用フィラメント。
[3]前記重合体が、前記構成単位(b1)を有する高分子鎖(B)と、前記構成単位(
b1)を実質的に有さない高分子鎖(C)とを有する共重合体である[1]または[2]
に記載の3Dプリンタ用フィラメント。
[4]前記生分解性を有する熱可塑性樹脂(A)100質量部に対する前記重合体(D)
の割合が0.1~50部である[1]~[3]のいずれかに記載の3Dプリンタ用フィラ
メント。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば優れた衝撃強度を有する3Dプリンタ用フィラメントを得ることができ
る。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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