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公開番号2024054509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160761
出願日2022-10-05
発明の名称シミュレーションシステム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G05B 19/418 20060101AFI20240410BHJP(制御;調整)
要約【課題】シミュレーションを効率よく行えるシミュレーションシステムを提供する。
【解決手段】シミュレーションシステム10は、第1シミュレータ20と、第2シミュレータ30とを備え、第1シミュレータ20は、第2シミュレータ30が用いるシミュレーションモデルよりも抽象化されたシミュレーションモデルを用いて、プロセスのシミュレーションを行い、以下の(1)および(2)の少なくとも一方を満たす、(1)第1シミュレータ20は、第2シミュレータ30によって行われたシミュレーションに基づいて得られた第2シミュレーション情報を取得し、第2シミュレーション情報を用いてプロセスのシミュレーションを行う、(2)第2シミュレータ30は、第1シミュレータ20によって行われたシミュレーションに基づいて得られた第1シミュレーション情報を取得し、第1シミュレーション情報を用いてプロセスのシミュレーションを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の単位工程を含むプロセスのシミュレーションを行う第１シミュレータと、
前記プロセスのシミュレーションを前記プロセスで用いられる機器に関する機器情報に基づいて行う第２シミュレータとを備え、
前記第１シミュレータは、前記第２シミュレータが用いるシミュレーションモデルよりも抽象化されたシミュレーションモデルを用いて、前記プロセスのシミュレーションを行い、
以下の（１）および（２）の少なくとも一方を満たす、
（１）前記第１シミュレータは、前記第２シミュレータによって行われたシミュレーションに基づいて得られた第２シミュレーション情報を取得し、前記第２シミュレーション情報を用いて前記プロセスのシミュレーションを行う、
（２）前記第２シミュレータは、前記第１シミュレータによって行われたシミュレーションに基づいて得られた第１シミュレーション情報を取得し、前記第１シミュレーション情報を用いて前記プロセスのシミュレーションを行う、
シミュレーションシステム。
続きを表示（約 950 文字）【請求項２】
前記第１シミュレータは、相互に異なる複数の前提条件で前記プロセスのシミュレーションを行い、
前記第２シミュレータは、最適な前提条件で前記プロセスのシミュレーションを行う、
請求項１に記載のシミュレーションシステム。
【請求項３】
前記複数の単位工程は、原材料または中間生成物の加工を行う加工工程と、前記原材料、前記中間生成物、加工補助具、生産物、または廃棄物の搬送を行う搬送工程とを含む、
請求項２に記載のシミュレーションシステム。
【請求項４】
複数の前記機器は、前記加工工程で用いられる加工機と、前記搬送工程で用いられる搬送機とを含む、
請求項３に記載のシミュレーションシステム。
【請求項５】
前記複数の前提条件は、前記加工機のレイアウト、前記搬送機の搬送経路、および前記搬送機の搬送順序の少なくとも１つが相互に異なる、
請求項４に記載のシミュレーションシステム。
【請求項６】
前記（２）を満たし、
前記第１シミュレータは、前記複数の前提条件で前記プロセスのシミュレーションを行って深層学習を実行し、前記最適な前提条件を予測し、
前記第１シミュレーション情報は、前記第１シミュレータによって予測された前記最適な前提条件を含む、
請求項２から５のいずれか１項に記載のシミュレーションシステム。
【請求項７】
前記機器情報は、前記機器の稼働状況を示す稼働情報、または前記機器の設計情報である、
請求項１から５のいずれか１項に記載のシミュレーションシステム。
【請求項８】
前記（１）を満たし、
前記第２シミュレーション情報は、前記プロセスのシミュレーションに用いられるパラメータを含む、
請求項１から５のいずれか１項に記載のシミュレーションシステム。
【請求項９】
前記第２シミュレータは、相互に異なる複数の前記パラメータを用いて前記プロセスのシミュレーションを行って深層学習を実行し、最適な前記パラメータを予測する、
請求項８に記載のシミュレーションシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、シミュレーションシステムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、シミュレーションを行うシミュレーションシステムが知られている。シミュレーションシステムの一例として、特許文献１には、荷物の搬送シミュレーションを実行するシミュレーションシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－０８４０８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ここで、シミュレーションを効率よく行うことが望まれている。
【０００５】
そこで、本開示は、シミュレーションを効率よく行えるシミュレーションシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係るシミュレーションシステムは、複数の単位工程を含むプロセスのシミュレーションを行う第１シミュレータと、前記プロセスのシミュレーションを前記プロセスで用いられる機器に関する機器情報に基づいて行う第２シミュレータとを備え、前記第１シミュレータは、前記第２シミュレータが用いるシミュレーションモデルよりも抽象化されたシミュレーションモデルを用いて、前記プロセスのシミュレーションを行い、以下の（１）および（２）の少なくとも一方を満たす、（１）前記第１シミュレータは、前記第２シミュレータによって行われたシミュレーションに基づいて得られた第２シミュレーション情報を取得し、前記第２シミュレーション情報を用いて前記プロセスのシミュレーションを行う、（２）前記第２シミュレータは、前記第１シミュレータによって行われたシミュレーションに基づいて得られた第１シミュレーション情報を取得し、前記第１シミュレーション情報を用いて前記プロセスのシミュレーションを行う。
【０００７】
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なＣＤ－ＲＯＭ等の記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。また、記録媒体は、非一時的な記録媒体であってもよい。
【発明の効果】
【０００８】
本開示のシミュレーションシステムは、シミュレーションを効率よく行える。
【０００９】
なお、本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および／または効果は、いくつかの実施の形態ならびに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、１つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、実施の形態１に係るシミュレーションシステムの機能構成を示すブロック図である。
図２は、プロセスの一例を示す模式図である。
図３は、図１のシミュレーションシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。
図４は、図１のシミュレーションシステムの適用対象の一例である作業ラインを示す斜視図である。
図５は、図４の作業ラインのレイアウトの一例を示す模式図である。
図６は、図４の作業ラインの作業プロセスフローの一例を示す要部ブロック図である。
図７は、図４の作業ラインのレイアウト変更の一例を示す模式図である。
図８は、図１のシミュレーションシステムに適用される深層学習の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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