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公開番号2024054417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024029909,2020135704
出願日2024-02-29,2020-08-11
発明の名称洗浄装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47L 17/00 20060101AFI20240409BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】利用者を選ぶことなく良好に容器の内部を洗浄すること。
【解決手段】装置本体1aに設けられた容器洗浄部10に、開口部分C1が下方を臨む倒置姿勢で配置された有底筒状の容器Cに対し、開口部分C1を通じて容器Cの内部に洗浄液を吐出して容器Cの内部を洗浄する洗浄装置1であって、容器洗浄部10に容器Cが配置されたことを検出する容器検出部33と、入力操作部31で入力操作が行われた場合に、容器検出部33による容器Cの配置が検出されたことを条件として、容器Cに対して洗浄液を吐出して容器Cの洗浄を行う制御部40とを備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体に設けられた容器洗浄部に、開口部分が下方を臨む倒置姿勢で配置された有底筒状の容器に対し、前記開口部分を通じて前記容器の内部に洗浄液を吐出して該容器の内部を洗浄する洗浄装置であって、
前記容器洗浄部に前記容器が配置されたことを検出する容器検出部と、
入力操作部で入力操作が行われた場合に、前記容器検出部による前記容器の配置が検出されたことを条件として、前記容器に対して前記洗浄液を吐出して該容器の洗浄を行う制御部と、
前記容器洗浄部に形成された入口を開閉する開閉扉と、
前記開閉扉による前記入口の開閉を検知する扉開閉検知部と、
前記容器洗浄部に設けられ、かつ前記容器が倒置姿勢で配置される配置部に対して洗浄水を吐出する洗浄水吐出部と、
前記入口を閉成する前記開閉扉が閉となる状態に保持するロック状態と、該開閉扉が前記入口を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能な扉開閉ロック機構と、
前記扉開閉ロック機構を前記ロック状態から前記解除状態に切り替えるための開操作部と
を備え、
前記制御部は、前記扉開閉検知部により前記入口が閉成されたことが検知されたことを条件として、前記容器の洗浄を行うものであり、
また前記制御部は、前記扉開閉ロック機構が前記ロック状態で前記開操作部が操作された場合に、前記容器検出部により前記容器の配置が検出されないことを条件として、前記洗浄水吐出部から前記洗浄水を吐出させて前記配置部を洗浄する事前洗浄を行い、前記事前洗浄後に前記扉開閉ロック機構を前記解除状態にさせることを特徴とする洗浄装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
装置本体に設けられた容器洗浄部に、開口部分が下方を臨む倒置姿勢で配置された有底筒状の容器に対し、前記開口部分を通じて前記容器の内部に洗浄液を吐出して該容器の内部を洗浄する洗浄装置であって、
前記容器洗浄部に前記容器が配置されたことを検出する容器検出部と、
入力操作部で入力操作が行われた場合に、前記容器検出部による前記容器の配置が検出されたことを条件として、前記容器に対して前記洗浄液を吐出して該容器の洗浄を行う制御部と、
前記容器洗浄部に形成された入口を開閉する開閉扉と、
前記開閉扉による前記入口の開閉を検知する扉開閉検知部と、
前記容器洗浄部に設けられ、かつ前記容器が倒置姿勢で配置される配置部に対して洗浄水を吐出する洗浄水吐出部と、
前記入口を閉成する前記開閉扉が閉となる状態に保持するロック状態と、該開閉扉が前記入口を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能な扉開閉ロック機構と
を備え、
前記制御部は、前記扉開閉検知部により前記入口が閉成されたことが検知されたことを条件として、前記容器の洗浄を行うものであり、
また前記制御部は、前記容器検出部により前記容器の配置が検出されない状態で前記扉開閉検知部により前記入口が閉成されたことが検知された場合に、前記扉開閉ロック機構を前記ロック状態にさせたことを条件として、前記洗浄水吐出部から前記洗浄水を吐出させて前記配置部を洗浄する事後洗浄を行うことを特徴とする洗浄装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記入力操作部での入力操作の内容に応じて、前記容器に対して、常温水、湯、冷却水、蒸気の少なくとも1つを洗浄液として吐出させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記容器に対して、常温水、湯、冷却水の少なくとも1つを洗浄液として吐出させた後、該容器に蒸気を供給する殺菌処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記入力操作部は、飲料の供給を行う上位機器に設けられており、
前記制御部は、前記容器の洗浄を行った場合に、洗浄完了した旨の応答を前記上位機器に与えることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄装置に関し、より詳細には、例えばカップやボトル等の有底筒状の容器の内部を洗浄する洗浄装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばカップやボトル等の有底筒状の容器の内部を洗浄する洗浄装置として、特許文献1に提案されたものが知られている。この特許文献1に提案されている洗浄装置では、開口部分が下方を臨む態様で容器を倒置姿勢に配置し、該容器を下方に向けて押圧することにより、上記開口部分より容器の内部に相対的に進入したブラシ部材が駆動して該容器の内部を洗浄している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全平3-38059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に提案された洗浄装置では、ブラシ部材の駆動により容器の内面を良好に洗浄することができるものの、ブラシ部材自身も洗浄等のために適宜交換等しなくてはならず不便であった。
【0005】
そこで、倒置姿勢で配置された容器を下方に押圧することで、開口部分より先端部分が容器の内部に相対的に進入したノズルより水を吐出させて該容器の内部を洗浄する洗浄装置が利用されている。
【0006】
このように容器を下方に押圧させてノズルから吐出された水で該容器の内部を洗浄することは、例えば店舗の従業員等のように熟練した利用者には容易であるが、例えば店舗の顧客等の不慣れなエンドユーザーには困難である。また容器を下方に押圧させる必要があり、かかる押圧は利用者が容器に手で触れて行うので、火傷等の防止のため、洗浄液が水に限定されてしまい、容器の内部を良好に洗浄できない虞れもあった。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みて、利用者を選ぶことなく良好に容器の内部を洗浄することができる洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る洗浄装置は、装置本体に設けられた容器洗浄部に、開口部分が下方を臨む倒置姿勢で配置された有底筒状の容器に対し、前記開口部分を通じて前記容器の内部に洗浄液を吐出して該容器の内部を洗浄する洗浄装置であって、前記容器洗浄部に前記容器が配置されたことを検出する容器検出部と、入力操作部で入力操作が行われた場合に、前記容器検出部による前記容器の配置が検出されたことを条件として、前記容器に対して前記洗浄液を吐出して該容器の洗浄を行う制御部と、前記容器洗浄部に形成された入口を開閉する開閉扉と、前記開閉扉による前記入口の開閉を検知する扉開閉検知部と、前記容器洗浄部に設けられ、かつ前記容器が倒置姿勢で配置される配置部に対して洗浄水を吐出する洗浄水吐出部と、前記入口を閉成する前記開閉扉が閉となる状態に保持するロック状態と、該開閉扉が前記入口を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能な扉開閉ロック機構と、前記扉開閉ロック機構を前記ロック状態から前記解除状態に切り替えるための開操作部とを備え、前記制御部は、前記扉開閉検知部により前記入口が閉成されたことが検知されたことを条件として、前記容器の洗浄を行うものであり、また前記制御部は、前記扉開閉ロック機構が前記ロック状態で前記開操作部が操作された場合に、前記容器検出部により前記容器の配置が検出されないことを条件として、前記洗浄水吐出部から前記洗浄水を吐出させて前記配置部を洗浄する事前洗浄を行い、前記事前洗浄後に前記扉開閉ロック機構を前記解除状態にさせることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る洗浄装置は、装置本体に設けられた容器洗浄部に、開口部分が下方を臨む倒置姿勢で配置された有底筒状の容器に対し、前記開口部分を通じて前記容器の内部に洗浄液を吐出して該容器の内部を洗浄する洗浄装置であって、前記容器洗浄部に前記容器が配置されたことを検出する容器検出部と、入力操作部で入力操作が行われた場合に、前記容器検出部による前記容器の配置が検出されたことを条件として、前記容器に対して前記洗浄液を吐出して該容器の洗浄を行う制御部と、前記容器洗浄部に形成された入口を開閉する開閉扉と、前記開閉扉による前記入口の開閉を検知する扉開閉検知部と、前記容器洗浄部に設けられ、かつ前記容器が倒置姿勢で配置される配置部に対して洗浄水を吐出する洗浄水吐出部と、前記入口を閉成する前記開閉扉が閉となる状態に保持するロック状態と、該開閉扉が前記入口を開成することを許容する解除状態との間で択一的に切り替え可能な扉開閉ロック機構とを備え、前記制御部は、前記扉開閉検知部により前記入口が閉成されたことが検知されたことを条件として、前記容器の洗浄を行うものであり、また前記制御部は、前記容器検出部により前記容器の配置が検出されない状態で前記扉開閉検知部により前記入口が閉成されたことが検知された場合に、前記扉開閉ロック機構を前記ロック状態にさせたことを条件として、前記洗浄水吐出部から前記洗浄水を吐出させて前記配置部を洗浄する事後洗浄を行うことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記洗浄装置において、前記制御部は、前記入力操作部での入力操作の内容に応じて、前記容器に対して、常温水、湯、冷却水、蒸気の少なくとも1つを洗浄液として吐出させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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