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公開番号2024053936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160468
出願日2022-10-04
発明の名称情報処理装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20240409BHJP(計算;計数)
要約【課題】圃場の土壌硬度を効率的に推定することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】圃場の少なくとも一部を撮像する撮像手段と、圃場の少なくとも一部の土壌含水率を測定する測定手段と、撮像手段で撮像した画像と、測定手段で測定した土壌含水率とに基づいて、圃場の土壌硬度を推定する推定手段とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
圃場の少なくとも一部を撮像する撮像手段と、
圃場の少なくとも一部の土壌含水率を測定する測定手段と、
前記撮像手段で撮像した画像と、前記測定手段で測定した土壌含水率とに基づいて、圃場の土壌硬度を推定する推定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記推定手段は、過去に推定した圃場の土壌硬度の情報にさらに基づいて、圃場の土壌硬度を推定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記推定手段により推定された土壌硬度の推定値に基づいて、圃場の土壌硬度マップを作成する硬度マップ作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記土壌硬度マップを表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記推定手段は、前記撮像手段で撮像した画像と、前記測定手段で測定した土壌含水率を入力とし、土壌硬度を直接測定した測定値を教師データとして、学習を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記推定手段は、前記学習により学習された学習モデルを用いて、圃場の土壌硬度を推定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
土壌硬度を直接測定する直接測定手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記直接測定手段は、貫入式土壌硬度測定により、土壌硬度を測定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記撮像手段は、複数のカメラを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記測定手段は、土壌含水率を測定するセンサを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場の土壌硬度を推定する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、水稲栽培においては、農業機械による収穫が一般的となっている。一方で、天候や水管理などが原因で圃場にぬかるみが発生し、収穫時に農業機械が沈下・埋没する現象が生じている。
【0003】
このような現象の対策として、予め土壌の物理的な状態を把握しておくことが有効である。土壌の物理的な状態を測定する従来技術として、貫入式土壌硬度計による土壌硬度測定法が存在するが、一度に測定可能な範囲が狭い。そのため、広大な圃場全体の土壌硬度の分布を把握するには数十か所以上の地点を測定する必要があり、測定に膨大な手間や時間がかかる。
【0004】
このような問題への対策として、特許文献1には、トラクター等の作業車両に取り付けたカメラにより後輪と圃場面とを撮影することで、圃場面に対する車両の高さを算出し、圃場への沈下量から圃場の土壌硬度を測定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-95213号公報
【非特許文献】
【0006】
大嶺 政朗、外2名、“北陸版 稲発酵粗資料・大麦生産利用技術マニュアル No.5 飼料イネ収獲機の走行安定化法”、[online]、平成20年3月、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構、[令和3年11月24日]、インターネット<URL: https://www.naro.go.jp/PUBLICITY_REPORT/publication/files/hokurikum05a.pdf>
横田 耕一、“先端測量技術 No.89・90(合併号) 第27回 技術発表会論文特集 レポート 人工衛星画像処理による土壌水分解析”、[online]、2006年1月、公益財団法人 日本測量調査技術協会、[令和3年11月24日]、インターネット<URL: http://archive.sokugikyo.or.jp/pdf/apa90_2006_01/APA9016.pdf>
山内統広、他10名、“スペクトル画像を用いた土の種類の識別と含水比の推定に基づくコーン指数の推定”、[online]、2020年3月、動的画像処理実利用化ワークショップ2020講演論文集、[令和3年11月24日]、インターネット<URL: http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~yamashita/paper/E/E405Final.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術により土壌硬度を測定する場合、上述の通り広大な圃場全体を測定する必要があり、その負荷が膨大となる。また、この技術を用いて土壌硬度を測定する場合、作業車両により圃場全体を走行する必要があるが、特に水稲栽培においては田植えが終わった後に作業車両が圃場内を走行すると稲を傷つける。そのため、田植え後から収穫期までは作業車両は圃場内を走行できず、この期間に土壌硬度を測定することはできない。
【0008】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、圃場の土壌硬度を効率的に推定することができる情報処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係わる情報処理装置は、圃場の少なくとも一部を撮像する撮像手段と、圃場の少なくとも一部の土壌含水率を測定する測定手段と、前記撮像手段で撮像した画像と、前記測定手段で測定した土壌含水率とに基づいて、圃場の土壌硬度を推定する推定手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、圃場の土壌硬度を効率的に推定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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