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公開番号2024053451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159749
出願日2022-10-03
発明の名称搬送装置
出願人伊東電機株式会社
代理人個人
主分類B65G 47/30 20060101AFI20240408BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より確実に搬送物の重なりが解消可能であり、搬送物を適宜に搬送可能な搬送装置を提供することである。
【解決手段】搬送面が下流側に向かうにつれて上り勾配に傾斜する上り傾斜部を有する搬送装置であって、上り傾斜部は、少なくとも一つのコンベヤ装置によって構成されており、複数の搬送物の重なりを解消する重なり解消動作を実行するものであり、重なり解消動作では、コンベヤ装置の少なくとも一部において、搬送物の底面を下流側に搬送する際とは逆側に付勢する動作を一時的に実行する構成とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
搬送面が下流側に向かうにつれて上り勾配に傾斜する上り傾斜部を有する搬送装置であって、
前記上り傾斜部は、少なくとも一つのコンベヤ装置によって構成されており、
複数の搬送物の重なりを解消する重なり解消動作を実行するものであり、
前記重なり解消動作では、前記コンベヤ装置の少なくとも一部において、前記搬送物の底面を下流側に搬送する際とは逆側に付勢する動作を一時的に実行することを特徴とする搬送装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記コンベヤ装置は、複数の搬送ローラを搬送方向に配したローラコンベヤであり、複数の前記搬送ローラの一部が属する動作実行部と、他部が属する動作非実行部を有し、
前記搬送ローラが前記搬送物を下流側に搬送する際の回転駆動の方向を正方向とし、当該正方向に対する反対方向を逆方向としたとき、
前記重なり解消動作は、前記動作実行部に属する前記搬送ローラが前記逆方向に回転駆動する逆回転動作を含むことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記重なり解消動作は、前記動作実行部に属する前記搬送ローラが前記正方向に回転駆動する正回転動作と、前記逆回転動作を含み、前記正回転動作に続いて前記逆回転動作を実行する動作と、前記逆回転動作に続いて前記正回転動作を実行する動作が行われることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記重なり解消動作では、第一所定時間に亘って前記正回転動作が実行され、第二所定時間に亘って前記逆回転動作が実行されるものであり、
前記第一所定時間が前記第二所定時間よりも長いことを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記重なり解消動作では、前記第一所定時間に亘って前記正回転動作を実行する動作と、前記第二所定時間に亘って前記逆回転動作を実行する動作を交互に実行することを特徴とする請求項4に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記搬送ローラは、滑落防止手段を有しており、前記滑落防止手段は、ローラ本体に巻き付けた高摩擦材であることを特徴とする請求項4又は5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記コンベヤ装置は、前記動作非実行部、前記動作実行部、前記動作非実行部が上流側からこの順で並んでおり、前記動作実行部の下流側に隣接する前記動作非実行部は、自身の上流側に位置する部分よりも前記搬送ローラの回転駆動の速度が速いことを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送物を搬送する搬送装置に関するものであり、特に、搬送物の重なりの解消が可能な搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
配送場や集荷場、倉庫等では、搬送物を搬送する搬送装置が使用されている。このような搬送装置として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
特許文献1には、搬送方向の下流側に向かうにつれて下り勾配となる下向き傾斜部分と、搬送方向の下流側に向かうにつれて上り勾配となるように傾斜した傾斜部分を有する下向き傾斜積降ろし装置が開示されている。
特許文献1の下向き傾斜積降ろし装置では、複数の傾斜コンベヤ装置を並べることで上記した傾斜部分を形成している。そして、傾斜部分で搬送物を搬送する際、搬送物の重なりを解消するため、各傾斜コンベヤ装置では、自身よりも上流側の傾斜コンベヤ装置よりも搬送速度を速くして搬送物を搬送することが開示されている。すなわち、傾斜部分では、搬送物が各傾斜コンベヤ装置によって搬送され、下流側の傾斜コンベヤ装置に進むにつれて搬送速度が速くなっていく。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4125594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記した下向き傾斜積降ろし装置では、より確実に搬送物の重なりを解消するという観点から改良の余地があった。すなわち、上記した下向き傾斜積降ろし装置では、例えば、傾斜部分を構成する傾斜コンベヤ装置が2つである場合のように、傾斜部分の搬送距離が短い場合に搬送物の重なりが解消できない場合があった。
また、上記した傾斜コンベヤ装置では、下流側の傾斜コンベヤ装置に進むにつれて搬送速度を速くする必要がある。しかしながら、搬送物の中には、速度を速めずゆっくりと搬送したいものもあり、搬送物をより適宜に搬送可能とするという観点から改良の余地があった。
【0006】
そこで本発明は、より確実に搬送物の重なりが解消可能であり、搬送物を適宜に搬送可能な搬送装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、搬送面が下流側に向かうにつれて上り勾配に傾斜する上り傾斜部を有する搬送装置であって、前記上り傾斜部は、少なくとも一つのコンベヤ装置によって構成されており、複数の搬送物の重なりを解消する重なり解消動作を実行するものであり、前記重なり解消動作では、前記コンベヤ装置の少なくとも一部において、前記搬送物の底面を下流側に搬送する際とは逆側に付勢する動作を一時的に実行することを特徴とする搬送装置である。
【0008】
本様相の搬送装置は、仮に上り傾斜部の搬送距離が短い場合であっても、より確実に搬送物の重なりを解消することができる。また、搬送物を必ずしも一定以上の速度で搬送させる必要はなく、搬送物を適宜に搬送可能である。
【0009】
好ましい様相は、前記コンベヤ装置は、複数の搬送ローラを搬送方向に配したローラコンベヤであり、複数の前記搬送ローラの一部が属する動作実行部と、他部が属する動作非実行部を有し、前記搬送ローラが前記搬送物を下流側に搬送する際の回転駆動の方向を正方向とし、当該正方向に対する反対方向を逆方向としたとき、前記重なり解消動作は、前記動作実行部に属する前記搬送ローラが前記逆方向に回転駆動する逆回転動作を含むことである。
【0010】
係る様相によると、簡易な構造で重なり解消動作を実行するコンベヤ装置を形成できる。
(【0011】以降は省略されています)

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