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公開番号2024053350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159558
出願日2022-10-03
発明の名称照明制御システムおよび照明制御装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/165 20200101AFI20240408BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】建物の安全性を高めることができる照明制御システムおよび照明制御装置を得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る照明制御システムは、空間を照らす光源を有する照明部と、時刻に対する前記光源の明るさの設定値を推論するための学習モデルを記憶する記憶部と、前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御する制御回路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空間を照らす光源を有する照明部と、
時刻に対する前記光源の明るさの設定値を推論するための学習モデルを記憶する記憶部と、
前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御する制御回路と、
を備えることを特徴とする照明制御システム。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記記憶部は、前記光源の明るさが変化すると、前記変化の時刻と前記変化時の前記光源の明るさの状態を取得し、前記学習モデルを生成することを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
【請求項3】
前記記憶部は、時刻に対する前記光源の明るさの設定値を示す一般モデルを予め記憶し、
前記制御回路は、前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルまたは前記一般モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
【請求項4】
前記学習モデルに応じた制御、前記一般モデルに応じた制御、前記学習モデルおよび前記一般モデルを使用しない通常制御を選択するための入力装置を備えることを特徴とする請求項3に記載の照明制御システム。
【請求項5】
前記制御回路は、外部からの指示に応じて、前記学習モデルに応じた前記光源の明るさの設定値を予め定められた量だけ減らして、前記光源の明るさを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
【請求項6】
音声装置を備え、
前記制御回路は、前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御するとともに、前記音声装置から音声を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
【請求項7】
防犯カメラまたは警報機を有するセキュリティ部を備え、
前記セキュリティ部は、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさが制御されているときに、前記防犯カメラまたは前記警報機を動作させることを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
【請求項8】
時刻に対する空間を照らす光源の明るさの設定値を推論するための学習モデルを記憶する記憶部と、
前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御する制御回路と、
を備えることを特徴とする照明制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明制御システムおよび照明制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、発光部と、記憶部と、推定部と、照明制御部とを具備する照明装置が開示されている。発光部は光源を有する。記憶部は、学習用データに基づく機械学習の結果として、端末装置に保持される端末保持情報と端末装置の所有者であるユーザの就寝時刻もしくは起床時刻の少なくともどちらか一方との対応関係を学習した学習済みモデルを記憶する。推定部は、端末装置から取得した端末保持情報を学習済みモデルに入力して得られる推定就寝時刻に基づいて、ユーザの起床時刻を推定、もしくは端末保持情報を学習済みモデルに入力して得られる推定起床時刻に基づいて、ユーザの就寝時刻を推定する。照明制御部は、推定部により推定されたユーザの起床時刻もしくは就寝時刻に基づいて、発光部を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建物に人がいるか否かを判断する際に、照明が大きな役割を果たすことが多い。例えば夜になり、周辺が暗くなっても照明が点灯しない場合、人が建物にいない可能性が高い。これにより、空き巣などを行う不審者にも、人がいない、つまり建物に侵入し易いことが分かってしまう。そこで、人がいなくても照明を点灯させることが考えられる。しかし、屋外が明るくなっても照明が点灯し続けていると、照明の消し忘れと認識される可能性もある。
【0005】
これに対し、特許文献1のように、照明を自動で制御することが考えられる。しかしながら、一般に昼間は照明を消灯することが多いため、就寝時刻と起床時刻のみを考慮して照明を制御しても、照明の消し忘れと判断される恐れがある。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、建物の安全性を高めることができる照明制御システムおよび照明制御装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る照明制御システムは、空間を照らす光源を有する照明部と、時刻に対する前記光源の明るさの設定値を推論するための学習モデルを記憶する記憶部と、前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御する制御回路と、を備える。
【0008】
本開示に係る照明制御装置は、時刻に対する空間を照らす光源の明るさの設定値を推論するための学習モデルを記憶する記憶部と、前記空間に人が不在のときに、前記学習モデルを用いて時刻に応じて前記光源の明るさを制御する制御回路と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る照明制御システムおよび照明制御装置では、空間に人が不在のときに、時刻に対する光源の明るさの設定値を推論するための学習モデルを用いて、時刻に応じて光源の明るさを制御できる。従って、建物の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る照明制御システムの構成を示す図である。
実施の形態1に係る照明制御システムでの制御を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る不在モードにおける制御を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る一般モデルの例を示す図である。
実施の形態1に係るecoモードを説明する図である。
実施の形態1に係る学習モデルの例を示す図である。
実施の形態1に係るリモコンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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