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公開番号2024053264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159396
出願日2022-10-03
発明の名称X線CT装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 6/03 20060101AFI20240408BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 画像データの特性や検査などに適した推論結果を適宜表示するX線CT装置を提供する。
【解決手段】 X線を照射するX線管11と、X線管11から照射されて被検体を透過したX線を検出する検出器12と、検出器12が出力した撮影データを再構成し、CT画像データと物質弁別画像データを生成する再構成処理部442と、物質弁別画像データに対して推論を行う第一推論部450と、CT画像データに対して推論を行う第二推論部451と、物質弁別画像データを解析する画像解析部443による解析結果又は検査オーダに基づいて、第一推論部450と第二推論部451の少なくとも一方を選択する選択部445とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
X線を照射するX線管と、
前記X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出する検出器と、
前記検出器が出力した撮影データを再構成し、CT画像データと物質弁別画像データを生成する再構成処理部と、
前記物質弁別画像データに対して推論を行う第一推論部と、前記CT画像データに対して推論を行う第二推論部と、
前記物質弁別画像データを解析する画像解析部と、前記画像解析部による解析結果に基づいて、前記第一推論部と前記第二推論部の少なくとも一方を選択する選択部とを備えることを特徴とするX線CT装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記選択部は、前記物質弁別画像データに含まれる所定の物質の含有情報に基づいて、前記第一推論部と前記第二推論部の少なくとも一方を選択することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記物質弁別画像データに含まれる所定の病変の含有情報に基づいて、前記第一推論部と前記第二推論部の少なくとも一方を選択することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
【請求項4】
前記所定の物質は、カルシウム、水、ヨードのいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
【請求項5】
前記物質弁別画像データに所定の物質が所定の割合以上含まれている場合、前記選択部は、前記第一推論部を選択することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
【請求項6】
前記物質弁別画像データに所定の物質が所定の割合以上含まれていない場合、前記選択部は、前記第二推論部を選択することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
【請求項7】
前記画像解析部で解析する物質の種類を設定する設定部を備えることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
【請求項8】
X線を照射するX線管と、
前記X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出する検出器と、
前記検出器が出力した撮影データを再構成し、CT画像データと物質弁別画像データを生成する再構成処理部と、
前記物質弁別画像データに対して推論を行う第一推論部と、前記CT画像データに対して推論を行う第二推論部と、
検査オーダに基づいて、前記第一推論部と前記第二推論部の少なくとも一方を選択する選択部とを備えることを特徴とするX線CT装置。
【請求項9】
前記検査オーダに、予め定められた第一の検査が含まれている場合、前記選択部は、前記第一推論部を選択することを特徴とする請求項8に記載のX線CT装置。
【請求項10】
前記検査オーダに、予め定められた第一の検査が含まれていない場合、前記選択部は、前記第二推論部を選択することを特徴とする請求項8に記載のX線CT装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フォトンカウンティングCT機能を搭載したX線CT装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
フォトンカウンティングCT(Computed Tomography)機能を搭載したX線CT装置は、個々の入射X線をカウントし、入射したX線のエネルギーを計測することで、X線スペクトラムを取得する。そして、取得されたX線スペクトラムから、被検体に含まれる物質を同定し、物質弁別画像データを生成することができる。また、フォトンカウンティングCT機能を搭載したX線CT装置では、CT画像データ(積分画像データ)を再構成することが可能である。(例えば、特許文献1)
【0003】
一方、ニューラルネットワークが行う推論のタスクとしては、画像データのクラスを分類する分類タスクや、画像データのどの位置に何が写り込んでいるかを検出する検出のタスクなどがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-175866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
フォトンカウンティングCT機能を搭載したX線CT装置で取得される、物質弁別画像データに対して推論のタスクを行うのか、CT画像データ(積分画像データ)に対して推論のタスクを行うのかによって推論結果が異なることがある。そのため、画像データの特性や検査などに適した推論を行うことが求められる。
【0006】
ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、本発明のX線CT装置は、X線を照射するX線管と、X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出する検出器と、検出器が出力した撮影データを再構成し、CT画像データと物質弁別画像データを生成する再構成処理部と、物質弁別画像データに対して推論を行う第一推論部と、CT画像データに対して推論を行う第二推論部と、物質弁別画像データを解析する画像解析部による解析結果又は検査オーダに基づいて、第一推論部と第二推論部の少なくとも一方を選択する選択部とを備える。
【0008】
本発明の情報処理システムは、X線CT装置の検出器が出力した撮影データを再構成して生成された、物質弁別画像データに対して推論を行う第一推論部と、CT画像データに対して推論を行う第二推論部と、物質弁別画像データを解析する画像解析部による解析結果又は検査オーダに基づいて、第一推論部と第二推論部の少なくとも一方を選択する選択部とを備える。
【0009】
本発明の情報処理方法は、X線管から照射されて被検体を透過したX線に基づくCT画像データと物質弁別画像データを生成するステップと、物質弁別画像データを解析する画像解析部による解析結果又は検査オーダに基づいて、第一推論部の推論結果と第二推論部の推論結果の少なくとも一方を選択するステップを有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、物質弁別画像データに対して推論が行われた推論結果と、CT画像データに対して推論が行われた推論結果の少なくとも一方を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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