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公開番号2024053179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159263
出願日2022-10-03
発明の名称露光ヘッドおよび画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B41J 2/447 20060101AFI20240408BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】基板の位置ずれや接着剤の剥がれを抑制する。
【解決手段】第一の方向に延びる長手形状を成し、第一の方向に複数の発光素子が配列された基板と、発光素子から放射される光を収束させる光学部材と、基板と光学部材をそれぞれ接着剤により固定して保持する保持体と、基板に実装され、電気的に接続するためのケーブルを挿抜するコネクタと、を備えた露光ヘッドであって、基板は、少なくとも一部に、基板の第一の方向と直交する第二の方向の幅が第一の幅よりも狭い第二の幅を有する幅狭部を備え、基板は、第一の方向においてコネクタと、コネクタに隣接した接着剤による接着部との間に、幅狭部を備える。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
第一の方向に延びる長手形状を成し、前記第一の方向に複数の発光素子が配列された基板と、
前記発光素子から放射される光を収束させる光学部材と、
前記基板と前記光学部材をそれぞれ接着剤により固定して保持する保持体と、
前記基板に実装され、電気的に接続するためのケーブルを挿抜するコネクタと、
を備えた露光ヘッドであって、
前記基板は、少なくとも一部に、前記基板の前記第一の方向と直交する第二の方向の幅が第一の幅よりも狭い第二の幅を有する幅狭部を備え、
前記基板は、前記第一の方向において前記コネクタと、前記コネクタに隣接した前記接着剤による接着部との間に、前記幅狭部を備える、ことを特徴とする露光ヘッド。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記幅狭部と前記接着部は、前記基板の第一の方向において前記コネクタの一方側に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項3】
前記幅狭部と前記接着部は、前記基板の第一の方向において前記コネクタの両側に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項4】
前記コネクタは、前記基板の第一の方向の端部に配置され、前記幅狭部と前記接着部は、少なくとも前記コネクタに対して第一の方向の中央部側に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項5】
前記コネクタは、前記基板の第一の方向の中央に配置され、前記幅狭部と前記接着部は、前記基板の第一の方向において前記コネクタの両側に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項6】
前記基板の第一の方向において前記幅狭部の一方の端部から前記接着部の端部までの距離L1が、前記幅狭部の他方の端部から前記コネクタの端部までの距離L2よりも長い、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項7】
前記基板の第二の方向において、前記基板の端部から前記接着部の端部までの接着幅H2が、前記基板の端部から前記幅狭部の端部までの幅H1よりも長い、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項8】
前記コネクタが、前記基板の第一の方向において前記光学部材が配置された領域の外に配置されているときは、前記幅狭部と前記接着部は、少なくとも前記コネクタに対して第一の方向の中央部側に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項9】
前記コネクタが、前記基板の第一の方向において前記光学部材が配置された領域の内に配置されているときは、前記幅狭部と前記接着部は、前記コネクタの両側に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
【請求項10】
前記基板は、前記基板の前記第一の方向の長辺の少なくとも一部に切欠部を有し、
前記基板の前記幅狭部は、前記切欠部を設けた部分である、ことを特徴とする請求項1に記載の露光ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の発光素子から放射された光を光学部材を通して収束する露光ヘッドおよびこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置に用いられる露光ヘッドに関する技術として、特許文献1に記載された技術が知られている。
【0003】
特許文献1に記載された露光ヘッドは、複数のLEDを含むLEDアレイを感光体の軸線方向に配列した基板と、軸線方向に配列した複数のレンズを含むレンズアレイと、を備えており、各LEDから放射された光がレンズを通して収束されて感光体を露光する。
【0004】
この露光ヘッドにおいて、LEDアレイが搭載された基板には、LEDアレイを通電させるための接続部品であるコネクタが支持されている。露光ヘッドは、基板などを保持するレンズホルダを備えており、LEDアレイが搭載された基板は、接着剤によってレンズホルダに接着されている。
【0005】
画像形成装置の本体制御部に接続されたフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable、以下FFCと略す。)を前記コネクタに接続することで、LEDアレイが搭載された基板と画像形成装置の本体制御部とが電気的に接続される。
【0006】
そして露光ヘッドを、画像形成装置に組み込む際や画像形成装置から取り外す際に、前記基板に設けたコネクタに対してFFCを挿抜している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-62853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、LEDアレイが搭載された基板は、軸線方向に長尺であるため、前述のコネクタに対するFFCの挿抜時に掛かる力によって撓む。そのため、コネクタに対するFFCの挿抜によって前記基板に過度に力が掛かると、接着剤にて固定した基板の位置がズレたり、接着剤が剥がれたりする可能性があった。
【0009】
そこで本発明の目的は、コネクタに対するFFCの挿抜等の作業で基板に力が掛かった際の基板の位置ずれや接着剤の剥がれを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、第一の方向に延びる長手形状を成し、前記第一の方向に複数の発光素子が配列された基板と、前記発光素子から放射される光を収束させる光学部材と、前記基板と前記光学部材をそれぞれ接着剤により固定して保持する保持体と、前記基板に実装され、電気的に接続するためのケーブルを挿抜するコネクタと、を備えた露光ヘッドであって、前記基板は、少なくとも一部に、前記基板の前記第一の方向と直交する第二の方向の幅が第一の幅よりも狭い第二の幅を有する幅狭部を備え、前記基板は、前記第一の方向において前記コネクタと、前記コネクタに隣接した前記接着剤による接着部との間に、前記幅狭部を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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