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公開番号2024053176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159257
出願日2022-10-03
発明の名称画像形成装置、その制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240408BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】装着されたトナーカートリッジにおいてトナー供給量を増加させて印刷されたことを確認できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、感光ドラムに対して相対速度が第1の速度となるように現像器を回転させて画像を形成することができる画像形成装置であって、感光ドラムに対する現像器の相対速度を第1の速度よりも速い第2の速度とする所定のモードを設定する設定手段と、所定のモードで画像を形成したページ数の情報を、トナーを収容するトナーカートリッジに設けられた記録媒体に記憶する記憶手段と、記録媒体に記憶されたページ数の情報を印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
感光ドラム上に静電潜像を形成し、現像器で前記感光ドラムにトナーを付着させて静電潜像の現像を行い、前記感光ドラムからトナーを記録材に転写することにより画像を形成する画像形成装置であり、前記感光ドラムに対して相対速度が第1の速度となるように前記現像器を回転させて画像を形成することができる画像形成装置であって、
前記感光ドラムに対する前記現像器の相対速度を前記第1の速度よりも速い第2の速度とする所定のモードを設定する設定手段と、
前記所定のモードで画像を形成したページ数の情報を、前記トナーを収容するトナーカートリッジに設けられた記録媒体に記憶する記憶手段と、
前記記録媒体に記憶されたページ数の情報を印刷する印刷手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記感光ドラムに対する前記現像器の相対速度を前記第1の速度とするモードを第1のモードとし、前記所定のモードを第2のモードとすると、
前記記憶手段は、
前記第1のモードで画像を形成したときのページ数の情報と、前記第2のモードで画像を形成したときのページ数の情報とを、それぞれ前記記録媒体に記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記印刷手段は、
前記第1のモードで画像を形成したときのページ数の情報と、前記第2のモードで画像を形成したときのページ数の情報とを、同一の記録材に印刷することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、
前記第1のモードで画像を形成したときの各ページのビデオカウント値を積算した第1の積算値の情報と、前記第2のモードで画像を形成したときの各ページのビデオカウント値を積算した第2の積算値の情報とを、それぞれ前記記録媒体に記憶することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記記憶手段は、
前記第1のモードで画像を形成したときの各ページのビデオカウント値を積算した第1の積算値の情報と、前記第2のモードで画像を形成したときの各ページのビデオカウント値を積算した第2の積算値の情報とを、それぞれ該画像形成装置に設けられた記録媒体に記憶し、前記トナーカートリッジを交換するときに前記第1の積算値の情報および前記第2の積算値の情報を消去することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1の積算値の情報と前記第2の積算値の情報とに基づいて、前記第1のモードで画像を形成したときのトナー消費量と前記第2のモードで画像を形成したときのトナー消費量との比率を算出する算出手段を有し、
前記算出手段は、
前記第1のモードで画像を形成するときの各ページのビデオカウント値に係数を乗算することで算出される前記第2のモードで画像を形成したときの各ページのビデオカウント値に基づいて、第2の積算値を算出することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記係数は、トナーの色および前記相対速度の少なくとも何れか一方に応じて値が変更されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
トナーの色がブラックである場合の前記係数の値は、ブラック以外の場合の前記係数の値よりも小さいことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
トナーの色がブラックである場合の前記係数の値は、略1であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
トナーの色がブラック以外である場合の係数の値は、略1.8~2であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、その制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、感光ドラム上に静電潜像を形成し、現像器で感光ドラムにトナーを付着させて静電潜像を現像し、感光ドラムからトナーを記録用紙等に転写して画像形成(印刷)を行う。
【0003】
特許文献1には、感光ドラムの回転速度に対し、感光ドラムにトナーを供給する現像ローラの回転速度を可変することで、記録される色の濃度を変更する画像記録装置が開示されている。
特許文献2には、画像データを記録紙に転写して記録を行う際に用いる色変換テーブルを像担持体の回転速度と現像器の回転速度とに関する情報に基づいて決定することにより適切な色調整を行う画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-241436号公報
特開2018-054862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
感光ドラムに対する現像ローラの相対速度を変化させて感光ドラムへのトナー供給量を増加させた場合にはトナーの消費が多くなり、装着されたトナーカートリッジの寿命が短くなってしまう。しかしながら、従来の装置では、どのくらい当該トナーカートリッジにおいてトナー供給量を増加させて印刷されたかを確認することができない。そのため、たとえばトナーカートリッジの寿命が短くなっていても、それがトナー供給量を増加させた印刷を行っていたためであるということをユーザが確認することができなかった。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、装着されたトナーカートリッジにおいてトナー供給量を増加させて印刷されたことを確認できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、感光ドラム上に静電潜像を形成し、現像器で前記感光ドラムにトナーを付着させて静電潜像の現像を行い、前記感光ドラムからトナーを記録材に転写することにより画像を形成する画像形成装置であり、前記感光ドラムに対して相対速度が第1の速度となるように前記現像器を回転させて画像を形成することができる画像形成装置であって、前記感光ドラムに対する前記現像器の相対速度を前記第1の速度よりも速い第2の速度とする所定のモードを設定する設定手段と、前記所定のモードで画像を形成したページ数の情報を、前記トナーを収容するトナーカートリッジに設けられた記録媒体に記憶する記憶手段と、前記記録媒体に記憶されたページ数の情報を印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装着されたカードリッジにおいてトナー供給量を増加させて印刷されたことを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置の要部を簡略的に示す図である。
画像形成装置の積算制御の処理のフローチャートである。
画像形成装置のレポートプリントを印刷する処理のフローチャートである。
画像形成装置のレポートプリントの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施形態について添付の図面を参照して説明する。
本実施形態の画像形成装置100は、スキャン機能、プリント機能、コピー機能および送信機能等を備え、電子写真方式により記録材に画像を形成するMFP(複合機)である。ただし、画像形成装置100は、これに限られるものではなく、電子写真方式により記録材に画像を形成する複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ装置等であってもよい。また、画像形成装置100は、モノカラー方式のものか、マルチカラー方式のものかを問わないが、ここでは、画像形成装置100は、複数色(CMYKの4色)の現像剤(トナー)を用いてマルチカラー画像を記録材上に形成可能なMFPであるとする。
なお、以下の説明では、便宜上、記録材は種々の規格の用紙であるとし、特に規格を限定しない場合には「印刷用紙」とのみ記すこととする。
(【0011】以降は省略されています)

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