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公開番号2024047185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152667
出願日2022-09-26
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 10/00 20060101AFI20240329BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】利用者の健康管理を支援可能な情報処理システムを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る情報処理システムは、動画を表示する表示部と、前記表示部に表示される動画を視認する利用者の歩行状態および前記利用者の視線方向の少なくとも一方に関する情報を出力する状態センサと、前記表示部に表示される動画に関する情報と、前記状態センサから出力される情報と、に基づき、前記利用者の健康に関する情報を出力する健康情報出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
動画を表示する表示部と、
前記表示部に表示される動画を視認する利用者の歩行状態および前記利用者の視線方向の少なくとも一方に関する情報を出力する状態センサと、
前記表示部に表示される動画に関する情報と前記状態センサから出力される情報とに基づき、前記利用者の健康に関する情報を出力する健康情報出力部と、を有する、情報処理システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記健康情報出力部は、前記表示部に表示される動画に含まれるイベント情報に応じて前記状態センサから出力される情報に基づき、前記利用者の健康に関する情報を出力する、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記表示部に表示される動画を視認しながら足踏みする前記利用者が所定のリズムで足踏みするように、前記表示部に表示される動画に関する情報に基づいて所定の周期で音を発生させるか、または絵を表示させるリズム提供部を有する、請求項１または請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記利用者の健康に関する情報は、前記利用者の体力、認知能力および反応速度の少なくとも１つに関する情報を含む、請求項１または請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記利用者の心拍数、体温、発汗量および酸素濃度の少なくとも１つに関する情報を出力する生体センサと、
前記生体センサから出力される情報に基づき、警告を報知する報知部と、を有する請求項１または請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記表示部に表示される動画に含まれるイベント情報に応じて前記状態センサから出力される情報に基づき、前記表示部が表示する前記表示部に表示される動画を変更する表示制御部を有する、請求項１または請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記表示部に表示される動画は、全天球画像を含む、請求項６に記載の情報処理システム。
【請求項８】
前記表示制御部は、前記利用者の体力、認知能力および反応速度の少なくとも１つを評価可能に、前記表示部に表示される動画を変更する、請求項６に記載の情報処理システム。
【請求項９】
情報処理システムによる情報処理方法であって、
前記情報処理システムが、
表示部により、動画を表示し、
状態センサにより、前記表示部に表示される動画を視認する利用者の歩行状態および視線方向の少なくとも一方に関する情報を出力し、
健康情報出力部により、前記表示部に表示される動画に関する情報と、前記状態センサから出力される情報と、に基づき、前記利用者の健康に関する情報を出力する、情報処理方法。
【請求項１０】
表示部により、動画を表示し、
状態センサにより、前記表示部に表示される動画を視認する利用者の歩行状態および視線方向の少なくとも一方に関する情報を出力し、
健康情報出力部により、記表示部に表示される動画に関する情報と、前記状態センサから出力される情報と、に基づき、前記利用者の健康に関する情報を出力する、
処理を情報処理装置に実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、オンラインで取得される画像を用いて、オンライン上で旅を楽しんだり、ゲームを行ったりすることができる体感型のサービスを提供可能な情報処理システムが知られている。この情報処理システムは、表示する画像を通じて利用者に手軽に様々な疑似体験をさせることができる。
【０００３】
上記の情報処理システムとして、被験者に仮想交通環境での自動車の接近映像を与え、車道を横断する際の判断や身体動作から、身体機能・能力を計測する歩行環境シミュレータが開示されている（例えば、特許文献１参照）。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記の情報処理システムでは、利用者の健康管理を支援可能なものが求められている。
【０００５】
本発明は、利用者の健康管理を支援可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、動画を表示する表示部と、前記表示部に表示される動画を視認する利用者の歩行状態および前記利用者の視線方向の少なくとも一方に関する情報を出力する状態センサと、前記表示部に表示される動画に関する情報と、前記状態センサから出力される情報と、に基づき、前記利用者の健康に関する情報を出力する健康情報出力部と、を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、利用者の健康管理を支援可能な情報処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成の第１変形例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成の第２変形例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成の第３変形例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成の第４変形例を示す図である。
図１のシステムが有する情報処理装置の機能構成例を示す図である。
外部サーバと情報処理装置とが通信する情報例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置による全体処理例を示すフロー図である。
図９の処理における生体情報処理例を示すフロー図である。
図９の処理における視線方向情報理例を示すフロー図である。
図９の処理における歩行評価処理例を示すフロー図である。
図９の処理における足音発生処理例を示すフロー図である。
リズム提供部により表示される絵の一例を示す図である。
図９の処理におけるガイド表示処理例を示すフロー図である。
リズム提供部による動画の分析結果例を示す図である。
足踏み周期の時間変化例を示す図である。
足踏み時刻情報の記録例を示す図である。
動画内での経過時間と移動距離との関係例を示す図である。
動画内での移動距離と心拍数との関係例を示す図である。
表示制御部による動画の分析結果例を示す図である。
表示制御部によるガイド情報の表示例を示す図である。
図２１の状態から視線方向変更後の状態例を示す図である。
動画を用いた利用者の反応速度検査例を示す図である。
動画を用いた利用者の状況認知検査の第１例を示す図である。
動画を用いた利用者の状況認知検査の第２例を示す図である。
動画を用いた利用者の検査結果例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成部には同一符号を付し、重複した説明を適宜省略する。
【００１０】
本明細書では、利用者の健康管理を支援可能な情報処理装置を有する情報処理システムを一例として実施形態を説明する。なお、実施形態の用語における動画は、映像と称することもできる。
（【００１１】以降は省略されています）

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