TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024044185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149567
出願日2022-09-20
発明の名称通信方法および通信システム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04W 52/08 20090101AFI20240326BHJP(電気通信技術)
要約【課題】バックスキャッタ方式の通信システムにおいて、親機が複数の子機との間で適切に通信すること。
【解決手段】通信方法は、親機が複数の子機に向かって電波を発射するステップと、親機が複数の子機のそれぞれから電波に対する反射波を受信するステップと、親機が複数の子機から受信した反射波の電力に基づいて、複数の子機それぞれが反射する電波について所望の送信電力値を算出するステップと、親機が送信電力値を示すパラメータ情報を複数の子機のそれぞれに対して送信するステップと、複数の子機のそれぞれがパラメータ情報に基づいて、反射波の送信電力値を調整するステップと、複数の子機のそれぞれが調整した送信電力値で親機に対して実データを送信するステップと、を含む。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
親機が複数の子機に向かって電波を発射するステップと、
前記親機が複数の前記子機のそれぞれから前記電波に対する反射波を受信するステップと、
前記親機が複数の前記子機から受信した前記反射波の電力に基づいて、複数の前記子機それぞれが反射する前記電波について所望の送信電力値を算出するステップと、
前記親機が前記送信電力値を示すパラメータ情報を複数の前記子機のそれぞれに対して送信するステップと、
複数の前記子機のそれぞれが前記パラメータ情報に基づいて、前記反射波の前記送信電力値を調整するステップと、
複数の前記子機のそれぞれが調整した前記送信電力値で前記親機に対して実データを送信するステップと、
を含む、通信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記反射波を受信するステップでは、前記親機は、複数の前記子機から前記反射波を順番に受信する、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
複数の前記子機のそれぞれが前記反射波の前記送信電力値を調整するステップは、スロットフレームの最後に設けられたタイムスロットで行われる、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記送信電力値を算出するステップは、複数の前記子機のそれぞれから前記反射を受信した後に設けられたタイムスロットで行われる、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項5】
前記送信電力値を算出するステップでは、前記親機は、複数の前記子機のうち、前記送信電力値が最も小さい子機の前記送信電力値を所望の前記送信電力値として算出する、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項6】
前記親機が、複数の前記子機のバッテリの残量に関するバッテリ情報に基づいて、複数の前記子機のそれぞれに割り当てる周波数を決定するステップを含む、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項7】
複数の前記子機が前記親機から受信した前記実データのデューティ比に基づいて、前記送信電力値を調整するステップを含む、
請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項8】
前記送信電力値を調整するステップでは、
前記子機は、送信電力の調整ができないことを示す情報を前記親機に送信し、
前記親機は、前記送信電力の調整ができないことを示す情報に応じた電力調整情報を前記子機に送信し、
前記子機は、前記デューティ比に応じて親機から受信した電力制御情報を調整し、前記送信電力値を調整する、
請求項7に記載の通信方法。
【請求項9】
親機と、
前記親機とバックスキャッタ通信を行う複数の子機とを含み、
前記親機は、
複数の前記子機に向かって電波を発射する処理と、
複数の前記子機のそれぞれから前記電波に対する反射波を受信する処理と、
複数の前記子機から受信した前記反射波の電力に基づいて、複数の前記子機それぞれが反射する前記電波について所望の送信電力値を算出する処理と、
を実行する制御部を備え、
前記子機は、
前記親機が前記送信電力値を示すパラメータ情報を複数の前記子機のそれぞれに対して送信する処理と
調整した前記送信電力値で前記親機に対して実データを送信する処理と、
を実行する制御部を備える、
通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信方法および通信システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信装置のデータ通信方式として、バックスキャッタ方式の通信方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-323223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バックスキャッタ方式の通信システムにおいて、親機が複数の子機との間で同時に通信を行う場合、隣接するチャンネル間で子機が送信する電波が干渉する可能性がある。電波の干渉が大きくなると、子機は親機と適切に通信を行うことができなくなる。
【0005】
本開示は、バックスキャッタ方式の通信システムにおいて、親機が複数の子機との間で適切に通信することのできる通信方法および通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の通信方法は、親機が複数の子機に向かって電波を発射するステップと、前記親機が複数の前記子機のそれぞれから前記電波に対する反射波を受信するステップと、前記親機が複数の前記子機から受信した前記反射波の電力に基づいて、複数の前記子機それぞれが反射する前記電波について所望の送信電力値を算出するステップと、前記親機が前記送信電力値を示すパラメータ情報を複数の前記子機のそれぞれに対して送信するステップと、複数の前記子機のそれぞれが前記パラメータ情報に基づいて、前記反射波の前記送信電力値を調整するステップと、複数の前記子機のそれぞれが調整した前記送信電力値で前記親機に対して実データを送信するステップと、を含む。
【0007】
本開示の通信システムは、親機と、前記親機とバックスキャッタ通信を行う複数の子機とを含み、前記親機は、複数の前記子機に向かって電波を発射する処理と、複数の前記子機のそれぞれから前記電波に対する反射波を受信する処理と、複数の前記子機から受信した前記反射波の電力に基づいて、複数の前記子機それぞれが反射する前記電波について所望の送信電力値を算出する処理と、を実行する制御部を備え、前記子機は、前記親機が前記送信電力値を示すパラメータ情報を複数の前記子機のそれぞれに対して送信する処理と調整した前記送信電力値で前記親機に対して実データを送信する処理と、を実行する制御部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、バックスキャッタ方式の通信システムにおいて、親機が複数の子機との間で適切に通信するができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係るバックスキャッタ通信に用いる無線フレームのフレーム構成を説明するための図である。
図3は、実施形態に係るスーパーフレームの構成例を説明するための図である。
図4は、実施形態に係るスーパーフレームのタイムスロット概要を説明するための図である。
図5は、実施形態に係るスーパーフレームの構成例を説明するための図である。
図6は、実施形態に係るフレームの構成例を説明するための図である。
図7は、実施形態に係る制御信号の概要を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る制御信号の構成例を示す図である。
図9は、実施形態に係る第2通信装置における周波数と消費電力との関係を示す図である。
図10は、実施形態に係る第2通信装置がバッテリ情報を第1通信装置に対して送信する方法を説明するための図である。
図11は、実施形態に係る第2通信装置がデータを第1通信装置に対して送信する方法を説明するための図である。
図12は、実施形態に係るデータ信号に対するAckを説明するための図である。
図13は、実施形態に係るデューティ比を説明するための図である。
図14は、実施形態に係る無線通信システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
図15は、実施形態に係る無線通信システムのスーパーフレームの処理の流れを示すシーケンス図である。
図16は、実施形態に係る無線通信システムのノーマルフレームの処理の流れを示すシーケンス図である。
図17は、実施形態に係る無線通信システムのノーマルフレームにおけるデータ通信の処理の流れを示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

京セラ株式会社
圧電素子
18日前
京セラ株式会社
照明装置
6日前
京セラ株式会社
通信制御方法
18日前
京セラ株式会社
電力管理装置及び電力管理方法
13日前
京セラ株式会社
電力管理装置及び電力管理方法
13日前
京セラ株式会社
電力管理装置及び電力管理方法
13日前
京セラ株式会社
電力管理システム及び電力管理方法
25日前
京セラ株式会社
太陽電池アレイ、カバー部品及びカバー固定具
20日前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
11日前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
11日前
京セラ株式会社
切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
18日前
京セラ株式会社
放熱部材
12日前
京セラ株式会社
放熱部材
12日前
京セラ株式会社
電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
6日前
京セラ株式会社
キャパシタ電極用スラリー、キャパシタ用電極、キャパシタ
6日前
京セラ株式会社
半導体基板
11日前
京セラ株式会社
半導体基板
11日前
京セラ株式会社
電気化学素子電極用スラリー、電気化学素子用電極、電気化学素子
6日前
京セラ株式会社
表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体
3日前
京セラ株式会社
工程管理装置、工程管理方法、工程管理プログラム、および記録媒体
3日前
京セラ株式会社
捺染用インク組成物
27日前
京セラ株式会社
通信制御方法及び中継装置
27日前
京セラ株式会社
電力管理システム及び電力管理方法
20日前
京セラ株式会社
液滴吐出装置及びメンテナンス方法
24日前
京セラ株式会社
システム、端末、および、プログラム
24日前
京セラ株式会社
半導体デバイスの製造方法、半導体基板
20日前
京セラ株式会社
商品管理システム、管理装置、及び商品管理方法
12日前
京セラ株式会社
液体吐出装置および液体吐出装置の組み立て方法
27日前
京セラ株式会社
表面弾性波素子用の複合基板およびその製造方法
24日前
京セラ株式会社
推定システム、推定方法、推定装置、プログラム及び記録媒体
3日前
京セラ株式会社
電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
3日前
京セラ株式会社
通信制御方法、ユーザ装置、チップセット、プログラム、基地局及びシステム
12日前
京セラ株式会社
通信制御方法、移動IABノード、プログラム、チップセット及びセルラ通信システム
12日前
個人
メガホン
13日前
個人
挿耳装置
1か月前
個人
通話装置
1か月前
続きを見る