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公開番号2024043733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148889
出願日2022-09-20
発明の名称振動抑制装置、および旋削装置
出願人国立大学法人金沢大学,二村機器株式会社
代理人個人
主分類B23B 23/04 20060101AFI20240326BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】ワークの振動を抑制できる振動抑制装置等を提供する。
【解決手段】振動抑制装置18は、軸芯に沿って延びるワークWの一端部を把持してワークWを軸芯を中心として回転させる主軸台12と、ワークWの他端部を支持しかつワークWとともに回転する回転センタ24を有する心押台14とを備える旋削装置10に用いられる振動抑制装置18であって、ワークWの回転軸線Oを中心とする周方向に並び、それぞれのN極およびS極が回転軸線Oを中心とする径方向に並ぶ複数の第1磁石40と、周方向に並び、それぞれのN極およびS極が径方向に並び、径方向において複数の第1磁石40の外方に設けられる複数の第2磁石44とを備え、複数の第1磁石40および複数の第2磁石44の一方は、ワークWとともに他方に対して回転する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
軸芯に沿って延びるワークの一端部を把持して前記ワークを前記軸芯を中心として回転させる主軸台と、前記ワークの他端部を支持しかつ前記ワークとともに回転する回転センタを有する心押台とを備える旋削装置に用いられる振動抑制装置であって、
前記ワークの回転軸線を中心とする周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記回転軸線を中心とする径方向に並ぶ複数の第1磁石と、
前記周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記径方向に並び、前記径方向において前記複数の第1磁石の外方に設けられる複数の第2磁石とを備え、
前記複数の第1磁石および前記複数の第2磁石の一方は、前記ワークとともに他方に対して回転する、
振動抑制装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数の第1磁石は、前記周方向に等間隔で並び、
前記複数の第2磁石は、前記周方向に等間隔で並ぶ、
請求項1に記載の振動抑制装置。
【請求項3】
前記複数の第1磁石が前記周方向に並ぶ間隔および前記複数の第2磁石が前記周方向に並ぶ間隔は、相互に等しい、
請求項1に記載の振動抑制装置。
【請求項4】
前記複数の第1磁石の個数および前記複数の第2磁石の個数は、相互に等しい、
請求項1に記載の振動抑制装置。
【請求項5】
前記複数の第1磁石において、前記径方向においてN極がS極の外方に位置する第1磁石と前記径方向においてS極がN極の外方に位置する第1磁石とが、前記周方向に交互に並び、
前記複数の第2磁石において、前記径方向においてN極がS極の外方に位置する第2磁石と前記径方向においてS極がN極の外方に位置する第2磁石とが、前記周方向に交互に並ぶ、
請求項1から4のいずれか1項に記載の振動抑制装置。
【請求項6】
前記複数の第1磁石において、前記径方向においてN極がS極の外方に位置する第1磁石と前記径方向においてS極がN極の外方に位置する第1磁石とが、前記周方向に複数個ずつ交互に並び、
前記複数の第2磁石において、前記径方向においてN極がS極の外方に位置する第2磁石と前記径方向においてS極がN極の外方に位置する第2磁石とが、前記周方向に複数個ずつ交互に並ぶ、
請求項1から4のいずれか1項に記載の振動抑制装置。
【請求項7】
前記複数の第1磁石および前記複数の第2磁石は、前記心押台に内蔵される、
請求項1から4のいずれか1項に記載の振動抑制装置。
【請求項8】
前記複数の第1磁石は、前記回転センタに固定されて前記ワークとともに前記複数の第2磁石に対して回転する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の振動抑制装置。
【請求項9】
軸芯に沿って延びるワークの一端部を把持して前記ワークを前記軸芯を中心として回転させる主軸台と、
前記ワークの他端部を支持しかつ前記ワークとともに回転する回転センタを有する心押台と、
前記ワークの回転軸線を中心とする周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記回転軸線を中心とする径方向に並ぶ複数の第1磁石と、
前記周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記径方向に並び、前記径方向において前記複数の第1磁石の外方に設けられる複数の第2磁石とを備え、
前記複数の第1磁石および前記複数の第2磁石の一方は、前記ワークとともに他方に対して回転する、
旋削装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動抑制装置、および旋削装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワークを回転させて切削または研磨する旋削装置が知られている。たとえば、特許文献1には、棒状のワークの一端部を把持してワークを回転させる主軸装置と、当該ワークの他端部を支持してワークとともに回転する心押台と、ワークを切削するための工具とを備える工作機械が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-213658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の工作機械では、回転するワークに工具を当接させると、ワークが振動してしまい、ワークの面性状の低下等に繋がるおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、ワークの振動を抑制できる振動抑制装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る振動抑制装置は、軸芯に沿って延びるワークの一端部を把持して前記ワークを前記軸芯を中心として回転させる主軸台と、前記ワークの他端部を支持しかつ前記ワークとともに回転する回転センタを有する心押台とを備える旋削装置に用いられる振動抑制装置であって、前記ワークの回転軸線を中心とする周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記回転軸線を中心とする径方向に並ぶ複数の第1磁石と、前記周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記径方向に並び、前記径方向において前記複数の第1磁石の外方に設けられる複数の第2磁石とを備え、前記複数の第1磁石および前記複数の第2磁石の一方は、前記ワークとともに他方に対して回転する。
【0007】
本発明の一態様に係る旋削装置は、軸芯に沿って延びるワークの一端部を把持して前記ワークを前記軸芯を中心として回転させる主軸台と、前記ワークの他端部を支持しかつ前記ワークとともに回転する回転センタを有する心押台と、前記ワークの回転軸線を中心とする周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記回転軸線を中心とする径方向に並ぶ複数の第1磁石と、前記周方向に並び、それぞれのN極およびS極が前記径方向に並び、前記径方向において前記複数の第1磁石の外方に設けられる複数の第2磁石とを備え、前記複数の第1磁石および前記複数の第2磁石の一方は、前記ワークとともに他方に対して回転する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ワークの振動を抑制できる振動抑制装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る旋削装置を示す斜視図である。
図2は、図1の旋削装置の心押台を示す断面図である。
図3は、図1の旋削装置の振動抑制装置を示す斜視図である。
図4は、図1の旋削装置の振動抑制装置を示す正面図である。
図5は、図1の旋削装置に加わるトルクの一例を示すグラフである。
図6は、振動抑制装置の他の例を示す斜視図である。
図7は、図6の振動抑制装置を示す模式図である。
図8は、振動抑制装置のその他の例を示す斜視図である。
図9は、図8の振動抑制装置を示す模式図である。
図10は、振動抑制装置のさらにその他の例を示す斜視図である。
図11は、図10の振動抑制装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ならびに、工程および工程の順序等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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