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公開番号2024040785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145365
出願日2022-09-13
発明の名称閃光カウンタ
出願人株式会社ホタルクス
代理人個人,個人,個人
主分類G01J 1/42 20060101AFI20240318BHJP(測定;試験)
要約【課題】 本発明は、閃光灯が設置された現地にて、閃光灯の発光回数の測定が可能な可搬性を有する閃光カウンタを提供する。
【解決手段】 照度測定部20、制御部40および表示部30を有し、前記照度測定部20は閃光灯から出射される照射光の照度を測定して、前記照度の測定データを前記制御部40に送信し、前記制御部40は、前記照度測定部40から送信された前記測定データを受信して、前記照度の変化を前記閃光灯の発光回数としてカウントし、前記表示部30に前記発光回数を表示する。
【選択図】 図1A


特許請求の範囲【請求項1】
照度測定部、制御部および表示部を有し、
前記照度測定部は閃光灯から出射された照射光の照度を測定して、前記照度の測定データを前記制御部に送信し、
前記制御部は、前記照度測定部から送信された前記測定データを受信して、前記照度の変化を前記閃光灯の発光回数としてカウントし、前記表示部に前記発光回数を表示することを特徴とする閃光カウンタ。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記照度測定部は略矩形形状の筐体を有し、
前記筐体は上面に前記閃光灯から出射された照射光を受光する窓と、
前記筐体の内部に前記窓から入射した入射光を受光する照度計と、
前記窓と前記照度計との間に配置され前記入射光の照度を調整するフィルタと、
を備える、請求項1に記載の閃光カウンタ。
【請求項3】
前記照度測定部は、前記フィルタを水平方向に摺動させるためのスリットを備える、請求項1または2に記載の閃光カウンタ。
【請求項4】
前記閃光カウンタは略直方体形状の本体を有し、
前記本体の上面に前記照度測定部、前記本体の正面に電源スイッチ、USBコネクタ及び前記表示部を備える、請求項1に記載の閃光カウンタ。
【請求項5】
前記本体の底部に、前記本体を載置するための足部、三脚を取り付けるための固定部と、開閉可能かつ取着自在のバッテリカバーが設けられている、請求項1に記載の閃光カウンタ。
【請求項6】
前記本体は前記バッテリカバー内に取付自在に収納されるバッテリを内蔵するとともに、前記バッテリまたは前記USBコネクタから給電される電力によって駆動される、請求項4または5に記載の閃光カウンタ。
【請求項7】
前記本体は、防水性および防湿性を備える、請求項1に記載の閃光カウンタ。
【請求項8】
航空機着陸誘導用の閃光灯に用いられる、請求項1に記載の閃光カウンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、閃光カウンタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、空港等において、着陸する航空機の滑走路への誘導に供するため、滑走路に複数の閃光灯が設置されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/142731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されるような空港の滑走路灯に設置される閃光灯は、複数の滑走路を有する大型空港に設置される場合、航空機の進入する方向から滑走路末端に向かって、約30mおきに、8~29灯程度設置される。さらに、航空機が真っ直ぐに滑走路に進入できない空港に設置される閃光灯の場合には、滑走路への進入路上の要所に、例えば、数kmごとに設置されている。
【0005】
空港の滑走路等に設置された閃光灯は、経年変化や故障等によって、閃光灯の発光回数(点滅回数)が初期設定値から変化する傾向が否めない。閃光灯の発光回数は、国土交通省で定めた保安基準に合致していなければならないため、定期的な検査が必要である。しかしながら、従前の閃光灯の発光回数の確認は、空港の滑走路等に設置された閃光灯に測定者が対峙して、ポータブルの手動カウンタを持ちながら、所定時間、例えば、1分間の閃光灯の発光回数を、目視で確認し、1回の発光毎に、カウントボタンを1回押す操作繰り返して、1分間における閃光灯の発光回数を手動で計数する必要があった。
【0006】
本発明は、閃光灯が設置された現地において、閃光灯の点滅回数を自動で計数可能な閃光カウンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の閃光カウンタは、照度測定部、制御部および表示部を有し、前記照度測定部は閃光灯から出射される照射光の照度を測定して前記照度の測定データを前記制御部に送信し、前記制御部は、前記照度測定部から送信された前記測定データを受信し、前記照度の変化を前記閃光灯の発光回数としてカウントし、前記表示部に前記発光回数を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、可搬性を有する小型の閃光カウンタを用いることにより、閃光灯が設置された現地で閃光灯の発光回数の計数を容易に行うことが可能である。さらに、本発明の閃光カウンタは、短時間で簡便に多くの閃光灯の検査ができ、測定者の作業負担を軽減するなど、工数面、費用面等で多大な改善効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、実施例における閃光カウンタを上面側からみた斜視図である。
図1Bは、実施例における閃光カウンタを底面側からみた斜視図である。
図2は、図1AのA-A線による閃光カウンタの概略断面図である。
図3Aは、実施例における閃光カウンタの上面図である。
図3Bは、実施例における閃光カウンタの正面図である。
図3Cは、実施例における閃光カウンタの側面図である。
図3Dは、実施例におけるフィルタの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の閃光カウンタについて、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の説明に限定されない。また、以下の図1Aから図3Dにおいて、同一部材には同一符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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