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公開番号2024039429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143976
出願日2022-09-09
発明の名称設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラム
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20240314BHJP(計算;計数)
要約【課題】現実空間に対応した仮想空間での効率的な設計を行なうための設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラムを提供する。
【解決手段】支援サーバ20は、現実空間に対応した仮想空間を記憶した仮想空間情報記憶部22と、現実空間に所在するユーザの関連領域を記憶するユーザ情報記憶部23と、ユーザ端末10に接続される制御部21と、を備える。制御部21が、ユーザ端末10から、仮想空間における新規設計提案についての配置位置を取得し、ユーザ情報記憶部23に記録された関連領域を用いて、配置位置の関係者を特定し、配置位置と関係者の関連領域とを用いた合意形成を促し、合意形成の結果をユーザ端末10に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
現実空間に対応した仮想空間を記憶した仮想空間情報記憶部と、
現実空間に所在するユーザの関連領域を記憶するユーザ情報記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部と、を備えた設計支援システムであって、
前記制御部が、
前記ユーザ端末から、前記仮想空間における新規設計提案についての配置位置を取得し、
前記ユーザ情報記憶部に記録された関連領域を用いて、前記配置位置の関係者を特定し、
前記配置位置と前記関係者の関連領域とを用いた合意形成を促し、
前記合意形成の結果を前記ユーザ端末に出力することを特徴とする設計支援システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記制御部が、
前記新規設計提案について、前記関係者への影響度を算出し、
前記影響度に応じて、前記合意形成を判定することを特徴とする請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項3】
前記制御部が、
前記影響度を、前記配置位置と前記関連領域とを用いて特定し、
前記関係者について、前記影響度に応じて、前記合意形成の重み付けを行なうことを特徴とする請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項4】
前記制御部が、前記現実空間の情報を用いて、前記仮想空間内において、前記新規設計提案のシミュレーションを行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の設計支援システム。
【請求項5】
現実空間に対応した仮想空間を記憶した仮想空間情報記憶部と、
現実空間に所在するユーザの関連領域を記憶するユーザ情報記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部と、を備えた設計支援システムを用いて、設計支援を行なう方法であって、
前記制御部が、
前記ユーザ端末から、前記仮想空間における新規設計提案についての配置位置を取得し、
前記ユーザ情報記憶部に記録された関連領域を用いて、前記配置位置の関係者を特定し、
前記配置位置と前記関係者の関連領域とを用いた合意形成を促し、
前記合意形成の結果を前記ユーザ端末に出力することを特徴とする設計支援方法。
【請求項6】
現実空間に対応した仮想空間を記憶した仮想空間情報記憶部と、
現実空間に所在するユーザの関連領域を記憶するユーザ情報記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部と、を備えた設計支援システムを用いて、設計支援を行なうためのプログラムであって、
前記制御部を、
前記ユーザ端末から、前記仮想空間における新規設計提案についての配置位置を取得し、
前記ユーザ情報記憶部に記録された関連領域を用いて、前記配置位置の関係者を特定し、
前記配置位置と前記関係者の関連領域とを用いた合意形成を促し、
前記合意形成の結果を前記ユーザ端末に出力する手段として機能させることを特徴とする設計支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現実空間に対応した仮想空間での設計を行なう設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
現実空間の物理オブジェクトを、仮想空間(デジタル空間)上に反映させた仮想モデルであるデジタルツインが検討されている。このような仮想モデルを使用したシミュレーションにより、問題の調査や、改善の実施を検討することができる。現実空間とデジタル空間の間で、リアルタイムな情報連携を行なうことも可能である。
【0003】
現実世界をデジタル化して作成された3Dオブジェクトを現実世界と同期させて画像表示させる技術も検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載された技術では、3Dオブジェクト管理用データは、測地系位置データを検索キーとして、複数のコンピュータブロックチェーンに記録される。そして、検索キーとして入力された測地系位置に基づいて、該当する3Dオブジェクト管理用データをブロックチェーンから取得する。そして、取得した3Dオブジェクト管理用データに関連付けられた3Dデータから3D画像を生成して表示装置に表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7081856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
デジタルツインを用いることにより、現実空間の構造物の情報を仮想空間に取り入れるとともに、新規設計検討を行なうことができる。しかしながら、仮想空間上では、新規設計内容が影響を及ぼす構造物周辺の関係者との合意形成を図ることが難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための設計支援システムは、現実空間に対応した仮想空間を記憶した仮想空間情報記憶部と、現実空間に所在するユーザの関連領域を記憶するユーザ情報記憶部と、ユーザ端末に接続される制御部と、を備える。前記制御部が、前記ユーザ端末から、前記仮想空間における新規設計提案についての配置位置を取得し、前記ユーザ情報記憶部に記録された関連領域を用いて、前記配置位置の関係者を特定し、前記配置位置と前記関係者の関連領域とを用いた合意形成を促し、前記合意形成の結果を前記ユーザ端末に出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、現実空間に対応した仮想空間において効率的な設計を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態のシステムの説明図である。
実施形態のハードウェア構成の説明図である。
実施形態の仮想空間情報記憶部の説明図である。
実施形態のユーザ情報記憶部の説明図である。
実施形態の企画情報記憶部の説明図である。
実施形態の処理手順の説明図である。
実施形態の処理手順の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図7に従って、設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラムの一実施形態を説明する。本実施形態ではデジタルツインにより、現実空間の街(地域)を仮想空間において再現する。そして、仮想空間内において、建物等の新築や改装(構造物の新規設計提案)を検討する。
図1に示すように、本実施形態では、ネットワークを介して接続されたユーザ端末10、支援サーバ20(設計支援システム)を用いる。
【0010】
(ハードウェア構成の説明)
図2を用いて、ユーザ端末10、支援サーバ20を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶装置H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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