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公開番号2024039310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143766
出願日2022-09-09
発明の名称固定方法
出願人櫻護謨株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類A62C 33/00 20060101AFI20240314BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】 安定してホースを搬送することができる背負子および固定方法を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る背負子は、巻かれた状態のホースを搬送するための背負子であって、フレームと、前記フレームに取り付けられた、前記ホースを固定するための固定ベルトと、を備える。前記フレームは、底部フレームと、底部フレームと連結され、前記底部フレームよりも上方に延びる部分を含む背部フレームと、を有し、前記固定ベルトは、上下方向に延び、上端部と下端部とを有する第1ベルトと、左右方向に延び、左端部と右端部とを有する第2ベルトと、を有している。前記固定ベルトは、前記上端部、前記左端部、および前記右端部が前記背部フレームに取り付けられるとともに、前記下端部が前記底部フレームに取り付けられることによって十字形に形成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
巻かれた状態のホースを搬送するための背負子であって、
フレームと、
前記フレームに取り付けられた、前記ホースを固定するための固定ベルトと、を備え、
前記フレームは、底部フレームと、底部フレームと連結され、前記底部フレームよりも上方に延びる部分を含む背部フレームと、を有し、
前記固定ベルトは、上下方向に延び、上端部と下端部とを有する第1ベルトと、左右方向に延び、左端部と右端部とを有する第2ベルトと、を有し、
前記固定ベルトは、前記上端部、前記左端部、および前記右端部が前記背部フレームに取り付けられるとともに、前記下端部が前記底部フレームに取り付けられることによって十字形に形成されている、
背負子。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記固定ベルトは、前記第1ベルトと前記第2ベルトとが交差する交差部において固定されている、
請求項1に記載の背負子。
【請求項3】
前記固定ベルトは、前後方向において、前記第1ベルトと前記第2ベルトとが重なる領域を有し、
前記第1ベルトと前記第2ベルトとは、前記領域において固定されている、
請求項2に記載の背負子。
【請求項4】
前記固定ベルトは、前記固定ベルトの一部を切り離し自在に連結するためのバックルをさらに有し、
前記バックルは、前記第1ベルトにおける前記上端部と前記下端部との間、および前記第2ベルトにおける前記左端部と前記右端部との間の少なくとも一方に位置している、
請求項1に記載の背負子。
【請求項5】
前記上端部、前記下端部、前記左端部、および前記右端部の移動を規制するストッパをさらに備える、
請求項1に記載の背負子。
【請求項6】
巻かれた状態のホースを含むホースセットを請求項1乃至5のいずれか1項に記載の背負子に固定するための固定方法であって、
前記ホースセットを前記底部フレームの上に配置し、
前記ホースセットを前記第1ベルトおよび前記第2ベルトによって前記フレームに固定する、
固定方法。
【請求項7】
前記ホースセットは、前記ホースの端に設けられた接続具をさらに有し、
前記ホースセットを前記底部フレームの上に配置する際、前記接続具が上方に位置するように前記ホースセットを前記底部フレームの上に配置する、
請求項6に記載の固定方法。
【請求項8】
前記ホースセットは、前記接続具との間に隙間を形成するように設けられ、前記接続具を前記ホースに固定するための固定具をさらに有し、
前記ホースセットを前記第1ベルトおよび前記第2ベルトによって前記フレームに固定する際、前記第1ベルトを前記第1ベルトの一部が前記隙間と重なるように設ける、
請求項7に記載の固定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、背負子および固定方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ホースの搬送に関して、様々な提案がされている。例えば、特許文献1には、消防ホースキャリアが開示されている。
【0003】
特許文献1に開示された消防ホースキャリアは、消防ホース(3)を折畳んで収納する収納部(2)を薄板材により左右の側板(2a)と底板(2b)と背板(2c)とからなり前面及び上面が開いた薄箱形に形成して、前後2列に折畳んだ消防ホース(3)を収納する容積を備えるとともに、街頭に既設の消防ホース格納箱(21)に格納できるようにし、収納部(2)の前面に、左右の側板(2a)を前端にて内側に折り曲げた部分により左右一対のホース押え(4)を設け、収納部(2)の上面に、消防ホース(3)の折畳んだ両端折曲部を上方から押える左右2本の棒状の押え部材(11,12)を固定し、一方の押え部材(12)を略L字形に形成し、この押え部材(12)により収納部(2)の内側に消防ノズル(13)の立掛け部(14)を設け、収納部(2)の下部に車輪(5)を設け、収納部(2)の上部にハンドル(10)を設けてなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3803163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された消防ホースキャリアを踏まえても、ホースの搬送に関しては、未だに種々の改善の余地がある。例えば、特許文献1に開示された消防ホースキャリアは、折畳まれたホースを運搬することを想定している。大型のホースは、巻かれた状態で保管される場合がある。
【0006】
ホースの端部には他のホース等と連結するための接続具が取り付けられている。接続具は主に金属材料によって形成されており重さがあるため、搬送する際に接続具が揺れると、ユーザによるホースの搬送には不都合である。
【0007】
そこで、本発明は、安定してホースを搬送することができる背負子および固定方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係る背負子は、巻かれた状態のホースを搬送するための背負子であって、フレームと、前記フレームに取り付けられた、前記ホースを固定するための固定ベルトと、を備える。前記フレームは、底部フレームと、底部フレームと連結され、前記底部フレームよりも上方に延びる部分を含む背部フレームと、を有し、前記固定ベルトは、上下方向に延び、上端部と下端部とを有する第1ベルトと、左右方向に延び、左端部と右端部とを有する第2ベルトと、を有している。前記固定ベルトは、前記上端部、前記左端部、および前記右端部が前記背部フレームに取り付けられるとともに、前記下端部が前記底部フレームに取り付けられることによって十字形に形成されている。
【0009】
前記固定ベルトは、前記第1ベルトと前記第2ベルトとが交差する交差部において固定されてもよい。前記固定ベルトは、前後方向において、前記第1ベルトと前記第2ベルトとが重なる領域を有し、前記第1ベルトと前記第2ベルトとは、前記領域において固定されてもよい。
【0010】
前記固定ベルトは、前記固定ベルトの一部を切り離し自在に連結するためのバックルをさらに有し、前記バックルは、前記第1ベルトにおける前記上端部と前記下端部との間、および前記第2ベルトにおける前記左端部と前記右端部との間の少なくとも一方に位置してもよい。前記上端部、前記下端部、前記左端部、および前記右端部の移動を規制するストッパをさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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