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公開番号2024038871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022143202
出願日2022-09-08
発明の名称プログラム、組物、尿検査具及び参照具であってその用途が脱水症予防であるもの、並びに、脱水症予防方法
出願人カゴメ株式会社
代理人
主分類G16H 50/30 20180101AFI20240313BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】 脱水症予防行為を習慣化することである。
【解決手段】 プログラムによってコンピュータが実行するのは、第1の出力処理及び第
2の出力処理である。当該第1の出力処理で、出力装置にて出力されるのは、第1の脱水
予防情報であり、その出力条件は、第1の尿反応の入力である。前記第2の出力処理で、
当該出力装置にて出力されるのは、第2の脱水予防情報であり、その出力条件は、第2の
尿反応の入力である。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
プログラムであって、それによってコンピュータが実行するのは、以下の処理である:
第1の出力:出力されるのは、第1の脱水予防情報であり、その出力条件は、第1の尿
反応の入力であり、及び、
第2の出力:出力されるのは、第2の脱水予防情報であり、その出力条件は、第2の尿
反応の入力である。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
請求項1のプログラムであって、
前記第1の脱水予防情報に含まれるのは、脱水度及び追加摂取水分量の少なくとも一方
である。
【請求項3】
前記追加摂取水分量が応答するのは、前記第1の尿反応に加えて、第1の既摂取水分量で
ある。
【請求項4】
請求項1のプログラムであって、
前記第2の脱水予防情報に含まれるのは、脱水度及び助言である。
【請求項5】
請求項4のプログラムであって、
前記助言が応答するのは、前記第2の尿反応に加えて、第1の既摂取水分量及び第2の
既摂取水分量の差分又は比である。
【請求項6】
組物であって、それを構成するのは、以下である:
尿検査具:これで呈されるのは、尿反応であり、及び、
参照具:これで対応付けられているのは、尿反応及び脱水度である。
【請求項7】
請求項6の組物であって、
前記参照具で対応付けられるのは、前記脱水度及び追加摂取水分量である。
【請求項8】
尿検査具であって、それを構成するのは、以下である:
柄部、
液溜部:これに隣り合うのは、前記柄部であり、及び、
反応部:これで呈されるのは、尿反応であり、かつ、当該反応部が設けられるのは、前
記液溜部である。
【請求項9】
参照具であって、それで対応付けられているのは、尿反応及び脱水度である。
【請求項10】
請求項9の参照具であって、それで対応付けられているのは、前記脱水度及び追加摂取水
分量である。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明に関係するのは、プログラム、組物、尿検査具及び参照具であってその用途が脱
水症予防であるもの、並びに、脱水症予防方法である。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、夏季平均気温の上昇に起因して、熱中症の患者数が増加している。熱中症とは、
生体機能障害の総称であって、その主原因が水分調節機能、ナトリウム調節機能又は体温
調節機能の破綻であるものをいう。当該熱中症を例示すると、体温上昇、目眩、痙攣、頭
痛などである。
【0003】
熱中症を深刻に捉えているのは、作業現場であり、とりわけ、農作業の現場である。夏
場、屋内外を問わず、農作業が行われるのは、高温下である。とりわけ、我が国において
、農作業を担っているのは、主に、高齢者である。非特許文献1で開示されるとおり、熱
中症患者数の多くを占めるのは、高齢者である。
【0004】
熱中症予防で必要なのは、脱水状態の早期検知である。特許文献1で開示されているの
は、脱水検知用試験片である。この試験片で検出されるのは、尿中のケトン体、又は、皮
膚中のケトン体ガス(アセトン)である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-135143号
【非特許文献】
【0006】
環境省発行「=イベント主催者・施設管理者のための=夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、脱水症予防行為の習慣化である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
脱水症予防行為の習慣化に必要なのは、(1)検査結果への納得感、(2)改善策の個
別化である。前記(1)の観点から、発明者が採用したのは、尿反応である。納得感が生
じる条件は、五感が働くことだからである。尿の色は、視認され、かつ、排尿は、体感さ
れる。尿に反映されるのは、体内の保水状態である。また、検尿が行われるのは、生活動
線上であり、追加される手間が少ない。前記(2)の観点から、発明者が採用したのは、
脱水度毎の追加摂取水分量である。脱水度が異なれば、追加摂取水分量も異なるからであ
る。以上の観点から、本発明を定義すると、以下のとおりである。
【0009】
<プログラム>プログラムによってコンピュータが実行するのは、第1の出力処理及び
第2の出力処理である。当該第1の出力処理で、出力装置にて出力されるのは、第1の脱
水予防情報であり、その出力条件は、第1の尿反応の入力である。前記第2の出力処理で
、当該出力装置にて出力されるのは、第2の脱水予防情報であり、その出力条件は、第2
の尿反応の入力である。
【0010】
<組物>組物を構成するのは、尿検査具及び参照具である。当該尿検査具で呈されるの
は、尿反応である。前記尿検査具を構成するのは、柄部、液溜部、及び反応部である。当
該液溜部に隣り合うのは、前記柄部である。前記反応部で呈されるのは、尿反応であり、
かつ、当該反応部が設けられるのは、前記液溜部である。前記参照具で対応付けられてい
るのは、少なくとも、尿反応及び脱水度である。
(【0011】以降は省略されています)

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