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公開番号2024036789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141259
出願日2022-09-06
発明の名称操作装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類G05G 25/00 20060101AFI20240311BHJP(制御;調整)
要約【課題】小型化することができる操作装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ操作装置1は、送信側コイル2と、交番磁場20に基づく誘導電流に応じた出力信号S1を出力する受信側コイル3と、なされた操作に応じて送信側コイル2及び受信側コイル3に対して変位するブレーキペダル4と、ブレーキペダル4の操作量に応じて受信側コイル3に生じる誘導電流Iaを変化させる導電部材5と、ブレーキペダル4に配置され、磁場60を生成する磁石6と、なされた操作に応じてブレーキペダル4と相対位置が変化するように配置され、磁石6が生成する磁場60の変化に基づいてブレーキペダル4に対する操作の有無を検出して検出信号S2を出力する磁気センサ7と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
供給された交流電流に基づいて交番磁場を生成する第1のコイルと、
前記第1のコイルと対向すると共に前記第1のコイルと相対位置が変化しないように配置され、前記交番磁場に基づく誘導電流に応じた出力信号を出力する第2のコイルと、
なされた操作に応じて前記第1のコイル及び前記第2のコイルに対して変位する操作部材と、
前記操作部材の変位に基づいて前記第1のコイル及び前記第2のコイルとの相対位置が変化するように前記操作部材と一体に変位し、前記操作部材の操作量に応じて前記第2のコイルに生じる前記誘導電流を変化させる導電部材と、
前記操作部材に配置され、磁場を生成する磁場生成部と、
なされた操作に応じて前記操作部材と相対位置が変化するように配置され、前記磁場生成部が生成する磁場の変化に基づいて前記操作部材に対する操作の有無を検出して検出信号を出力する磁場検出部と、
を備えた操作装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記第1のコイル、前記第2のコイル及び前記磁場検出部は、同じ基板に配置される、
請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記第2のコイルから出力される前記出力信号に基づいて前記操作部材の操作量に応じた操作量信号を生成して出力する制御部を備えた、
請求項1又は2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記操作部材は、車両のブレーキ装置を操作するブレーキペダルであり、
前記制御部は、前記出力信号に基づいて前記ブレーキペダルの操作量に応じた前記操作量信号を生成して出力する、
請求項3に記載の操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、ブレーキペダルの踏み込み量により切り替わるスイッチ信号を出力するストップランプスイッチ部と、ブレーキペダルの踏み込み量に対応するブレーキポジション信号を出力するブレーキポジションセンサ部と、を備えたブレーキペダルセンサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このブレーキポジションセンサ部は、ブレーキペダルの踏み込みに連動して回転する第1の回転体と、第1の回転体の回転中心に配置された第1の磁石と、第1の磁石に対向して配置された第1の磁界検出素子と、を有している。またストップランプスイッチ部は、第1の回転体と連動して回転する第2の回転体と、第2の回転体の回転中心に配置された第2の磁石と、第2の磁石に対向して配置された第2の磁界検出素子を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-173467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のブレーキペダルセンサは、第1の磁石の磁場と第2の磁石の磁場が干渉せず、また踏み込み量によって回転する第1の回転体及び第2の回転体の回転量を抑えなければならないので、小型化し難い問題がある。
【0006】
従って本発明の目的は、小型化することができる操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、供給された交流電流に基づいて交番磁場を生成する第1のコイルと、第1のコイルと対向すると共に第1のコイルと相対位置が変化しないように配置され、交番磁場に基づく誘導電流に応じた出力信号を出力する第2のコイルと、なされた操作に応じて第1のコイル及び第2のコイルに対して変位する操作部材と、操作部材の変位に基づいて第1のコイル及び第2のコイルとの相対位置が変化するように操作部材と一体に変位し、操作部材の操作量に応じて第2のコイルに生じる誘導電流を変化させる導電部材と、操作部材に配置され、磁場を生成する磁場生成部と、なされた操作に応じて操作部材と相対位置が変化するように配置され、磁場生成部が生成する磁場の変化に基づいて操作部材に対する操作の有無を検出して検出信号を出力する磁場検出部と、を備えた操作装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、車両の一例を示す図であり、図1(b)は、ブレーキ装置のブロック図の一例であり、図1(c)は、ブレーキシステムのブロック図の一例である。
図2(a)は、ブレーキ装置の操作範囲の一例を説明するための図であり、図2(b)は、ブレーキレバーの一例を示す図である。
図3(a)は、送信側コイル、受信側コイル及び磁気センサが配置された基板の一例を説明するための図であり、図3(b)は、基板及びブレーキペダルを側面から見た一例を示す図である。
図4(a)は、ブレーキペダルが操作される前における送信側コイル及び受信側コイルの一例に関する図であり、図4(b)は、交番磁場、及びこの交番磁場を打ち消す方向に生じる磁場の一例を説明するための断面図である。
図5(a)は、ブレーキペダルが操作された際における送信側コイル、受信側コイル及び導電部材の一例に関する図であり、図5(b)は、導電部材に生じた渦電流によって減少した磁場の一例を説明するための断面図である。
図6(a)は、初期位置における渦電流領域の一例を示す図であり、図6(b)は、最大位置における渦電流領域の一例を示す図である。
図7(a)は、制御部が処理する各種信号の一例について説明するための図であり、図7(b)は、変形例に係る制御部が処理する各種信号の一例について説明するための図である。
図8(a)は、変形例に係るブレーキ装置のブロック図の一例であり、図8(b)は、ブレーキシステムのブロック図の一例である。
図9(a)は、ブレーキ操作装置の初期位置における送信側コイル、受信側コイル及び導電部材の位置関係の一例を示す図であり、図9(b)は、最大位置における送信側コイル、受信側コイル及び導電部材の位置関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、供給された交流電流に基づいて交番磁場を生成する第1のコイルと、第1のコイルと対向すると共に第1のコイルと相対位置が変化しないように配置され、交番磁場に基づく誘導電流に応じた出力信号を出力する第2のコイルと、なされた操作に応じて第1のコイル及び第2のコイルに対して変位する操作部材と、操作部材の変位に基づいて第1のコイル及び第2のコイルとの相対位置が変化するように操作部材と一体に変位し、操作部材の操作量に応じて第2のコイルに生じる誘導電流を変化させる導電部材と、操作部材に配置され、磁場を生成する磁場生成部と、なされた操作に応じて操作部材と相対位置が変化するように配置され、磁場生成部が生成する磁場の変化に基づいて操作部材に対する操作の有無を検出して検出信号を出力する磁場検出部と、を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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