TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024036091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140816
出願日2022-09-05
発明の名称草刈機
出願人九州電力株式会社,株式会社BlueBee
代理人個人
主分類A01B 39/18 20060101AFI20240308BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】飛行体により効率よく下刈作業を行いつつ、刈刃に対して必要以上の負荷が掛かった場合であってもその反力を吸収して飛行体の姿勢を安定させることができる草刈機を提供する。
【解決手段】空中を自在に移動可能なドローン2と、ドローン2の動きに連動して地面から生える草を刈り取る草刈部3と、ドローン2と草刈部3とを接続する接続部4とを備え、草刈部3は、各々が同方向に回転駆動する複数の草刈刃31を有し、当該複数の草刈刃31が接続部4の垂直方向の軸に対して軸受34を介して回動自在に接続している。また、草刈刃3をワイヤーとし、草刈刃3の回転軸Mが接続部4の軸Nと平行ではない角度で設置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空中を自在に移動可能な飛行体と、
前記飛行体の動きに連動して草を刈り取る草刈部と、
前記飛行体と前記草刈部とを接続する接続部とを備え、
前記草刈部は、各々が同方向に回転駆動する複数の草刈刃を有し、当該複数の草刈刃が前記接続部の垂直方向の軸に対して軸受を介して回動自在に接続していることを特徴とする草刈機。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載の草刈機において、
当該草刈刃の回転軸が前記接続部の軸と平行ではない角度で設置されることを特徴とする草刈機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の草刈機において、
前記接続部が、前記飛行体と前記草刈部との間の距離を可変することを特徴とする草刈機。
【請求項4】
請求項3に記載の草刈機において、
前記接続部がリンク機構であることを特徴とする草刈機。
【請求項5】
請求項4に記載の草刈機において、
前記接続部が、
前記飛行体の底部に第1ヒンジを介して一端側が固定される第1リンクと、
前記第1リンクの他端側に第2ヒンジを介して一端側が接続する第2リンクと、
前記第2リンクの他端側に第3ヒンジを介して一端側が接続し、他端側に前記草刈部が接続するための軸受が設置される第3リンクと、
前記飛行体の底部に固定され、前記第2リンクを巻き上げるウインチとを備えることを特徴とする草刈機。
【請求項6】
請求項5に記載の草刈機において、
前記第2リンクの一端側で接続する前記第2ヒンジの更に先端側に、前記草刈部の重量に応じた錘が配設されていることを特徴とする草刈機。
【請求項7】
請求項6に記載の草刈機において、
前記錘が前記草刈機を駆動させるための電力が蓄電されたバッテリであることを特徴とする草刈機。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の草刈機において、
前記草刈部を固定するアンカー部を備えることを特徴とする草刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飛行体を用いて下刈りを行う草刈機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
飛行体を用いて除草を行う技術として、例えば特許文献1に示す技術が開示されている。特許文献1に示す技術は、除草区における除草作業を行う除草機であって、前記除草区の地表面に接地又は近接して除草を行う除草部と、前記除草部が取り付けられ、空中において任意の方向に移動自在に構成される飛行体と、を備えるものである。また、特許文献1には、刈刃に所定値を超えるようなトルクや反力が生じた場合に、刈刃とは異なる動力のフライホイール機構でそれらを軽減又は打ち消すことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-174888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示す技術は刈刃に掛かるトルクや反力を打ち消すためにフライホイール機構に別途動力を設ける必要があり、装置構成が複雑になると共に、装置を構成する部品数の増加に伴って重量やコストが増大してしまうという課題を有する。また、フライホイール機構を動作させるためには適正なタイミングや回転数を演算する必要があり、加えて飛行体の飛行姿勢、高さ、位置の制御も必要となるため、制御が非常に複雑になってしまうという課題を有する。
【0005】
本発明は、飛行体により効率よく下刈作業を行いつつ、刈刃に対して必要以上の負荷が掛かった場合であってもその反力を吸収して飛行体の姿勢を安定させることができる草刈機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る草刈機は、空中を自在に移動可能な飛行体と、前記飛行体の動きに連動して草を刈り取る草刈部と、前記飛行体と前記草刈部とを接続する接続部とを備え、前記草刈部は、各々が同方向に回転駆動する複数の草刈刃を有し、当該複数の草刈刃が前記接続部の垂直方向の軸に対して軸受を介して回動自在に接続しているものである。
【0007】
このように、本発明に係る草刈機においては、複数の草刈刃が前記接続部の垂直方向の軸に対して軸受を介して回動自在に接続しているため、複数の草刈刃で効率よく草刈りをおこないつつ、草刈刃に必要以上の負荷が掛かった場合であっても、回動自在に接続される軸受によりその負荷が吸収されて飛行体を安定することができるという効果を奏する。
【0008】
本発明に係る草刈機は必要に応じて、当該草刈刃の回転軸が前記接続部の軸と平行ではない角度で設置されるものである。
【0009】
このように、当該草刈刃の回転軸が前記接続部の軸と平行ではない角度で設置されるため、草刈刃が地面に対して平行ではなく所定の角度で叩き付けるように草を根元から刈ることができ、非常に効率よく除草することができる。また、根元付近を刈ることで葉が軟らかい植物に対しても確実に除草することが可能となる。さらに、草刈刃をワイヤーとした場合には必要以上の負荷を掛けることなく地面を叩き付けながら回転することで効率よく作業を進めることができる。
【0010】
本発明に係る草刈機は必要に応じて、前記接続部が、前記飛行体と前記草刈部との間の距離を可変するものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
産卵床
4日前
個人
魚釣用ルアー
26日前
個人
動物飼育用ケージ
11日前
個人
猫用のトイレ
11日前
個人
水中生物採集器
4日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
個人
計量カップ付き肥料袋
24日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
個人
木造人工島の海産物農業
20日前
井関農機株式会社
収穫機
21日前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
株式会社大貴
動物用トイレ
4日前
井関農機株式会社
苗移植機
11日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
株式会社大垣化工
糸収容具
12日前
みのる産業株式会社
作業台車
13日前
井関農機株式会社
台木切断装置
24日前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
14日前
ロンタイ株式会社
植生体
11日前
井関農機株式会社
防除システム
18日前
MWPO株式会社
キャットタワー
4日前
個人
水田用除草機器および水田用除草体
12日前
有限会社伊藤テクノリサーチ
防草施工方法
5日前
株式会社クボタ
田植機
11日前
株式会社 ジークラック
ルアー
12日前
グローブライド株式会社
ルアー
21日前
株式会社クボタ
降雨制御システム
12日前
有限会社シーム
横紐支持具
20日前
TEAM ONE株式会社
害虫捕獲用粘着テープ
19日前
アース製薬株式会社
線香
18日前
井関農機株式会社
乗用苗移植機の安全装置
24日前
個人
豚舎、およびそれを利用した養豚方法
12日前
株式会社大貴
排泄物処理材及びその製造方法
24日前
群馬県
太陽光発電環境システム
4日前
続きを見る