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公開番号2024035751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-14
出願番号2022140415
出願日2022-09-03
発明の名称板材搬入出装置
出願人BIデザイン合同会社
代理人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20240307BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】板材を載置部に載せて板材載置棚の板材載置部、板材パレットの板材載置部、または板材加工機の板材載置部に載置する際の板材の載置誤差を少なくする板材搬入出装置を提供する。
【解決手段】載置部は一方に前後方向に移動可能にする直動案内装置と、他方に前後方向に移動可能にする転動する車輪と車輪を案内する案内溝とを有する。リニアガイドのスライドブロックを載置部に複数設け、昇降台にリニアガイドレールを設ける。さらに、複数の車輪を載置部に設け、昇降台に車輪をガイドする案内溝を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
フレームと、
前記フレームに設けられる上下動自在の昇降台と、
前記フレーム内に位置し、板材を載置可能に設けられた板材載置部と、
前記昇降台に設けられ、前記板材載置部に対して前記板材を搬入出する載置部と、を備え、
前記載置部は、前記載置部の移動方向に対して直行する左右方向の一方に前記載置部を往復移動可能にする直動案内装置と、他方に前記載置部の移動方向に沿って設けられる案内溝と、前記案内溝を転動して前記載置部を往復移動可能に支持する車輪と、を備えることを特徴とする板材搬入出装置。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記フレームに設けられ、前記板材載置部を有するパレットが出入自在な収納棚と、
前記昇降台に設けられ、前記収納棚に対して前記パレットを出し入れする移送機構および作業者が歩行可能な通路と、をさらに備え、
前記載置部は、櫛歯状に形成され、
前記パレットは、前記板材を載置する際に案内する昇降可能なガイドを備えることを特徴とする請求項1に記載の板材搬入出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板材加工機へ板材を搬入、および板材加工機から加工済みの板材を搬出する板材搬入出装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、板材をフォーク上に載置して板材加工機へ搬入、および搬出する板材搬入出装置が考案されている。上記のような板材搬入出装置は、特許文献1に開示されている板材搬出入棚装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-177242号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る板材搬出入棚装置の昇降台には、櫛歯状の載置部と載置部を前後方向に移動する前後動部とが設けられている。移動方向(前後方向)に対して直交する左右方向のガイドは複数のガイドローラで構成されている。左右方向をガイドする鉛直面と鉛直面に接触するガイドローラとの間には隙間が必要である。板材を載せる櫛歯状に形成された載置部の先端フォークは、16図(D)のように、ガイドローラの取り付けピッチに対して大きく張り出している(オーバーハング)。いわゆるガイドローラの取り付けピッチを支点とするはね出し単純梁構造である。
【0005】
載置部が前方へ移動後に板材を載置した際の板材の繰り返し載置誤差は板材の先端(載置部の先端)で±鉛直面とガイドローラとの隙間×(はね出し寸法+ガイドローラピッチ)/ガイドローラピッチである。ガイドローラの取り付けピッチに対してはね出し量が大きいため繰り返し載置誤差は隙間の数倍となり、板材を載置した際のバラツキが大きくなるという問題がある。
【0006】
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決することを課題とする。具体的には、板材を載置部に載せて板材載置棚の板材載置部、板材パレットの板材載置部、またはレーザ加工機の板材載置部に載置する際の板材の載置誤差を少なくする板材搬入出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、フレームと、前記フレームに設けられる上下動自在の昇降台と、前記フレーム内に位置し、板材を載置可能に設けられた板材載置部と、前記昇降台に設けられ、前記板材載置部に対して前記板材を搬入出する載置部と、を備え、前記載置部は、前記載置部の移動方向に対して直行する左右方向の一方に前記載置部を往復移動可能にする直動案内装置と、他方に前記載置部の移動方向に沿って設けられる案内溝と、前記案内溝を転動して前記載置部を往復移動可能に支持する車輪と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記フレームに設けられ、前記板材載置部を有するパレットが出入自在な収納棚と、前記昇降台に設けられ、前記収納棚に対して前記パレットを出し入れする移送機構および作業者が歩行可能な通路と、をさらに備え、前記載置部は、櫛歯状に形成され、前記パレットは、前記板材を載置する際に案内する昇降可能なガイドを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、載置部は載置部の移動方向に対して直行する左右方向の一方に載置部を往復移動可能にする直動案内装置と、他方に載置部を往復移動可能に転動する車輪と車輪をガイドする案内溝とを有する。直動案内装置はスライドブロックと循環するボールとリニアガイドレールで構成される。スライドブロックはボールが循環することでリニアガイドレールに沿って移動することができる。そして、ボールとボールが接触する面との隙間は極めて小さいので高精度でガタなく移動することができる。また、直動案内装置と車輪と車輪をガイドする案内溝とで構成することで加工費を軽減することができる。
【0010】
請求項2の発明によれば、作業者が板材を載置する際、板材パレットに設けた板材を案内するガイドは、載置面より十分に飛び出しているので、ガイドの側面に板材の端面を当てて載置すれば板材の載置誤差を少なくすることができる。定位置に高精度で置かれた板材を載置部で掬い取り出すことで板材加工機に載置する際の載置誤差をより小さくできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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