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公開番号2024035102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2023126280
出願日2023-08-02
発明の名称成型品検査装置
出願人大栄工業株式会社
代理人個人
主分類G01N 21/88 20060101AFI20240306BHJP(測定;試験)
要約【課題】成形品の欠損の有無を正確に判定することができる成形品検査装置を提供すること。
【解決手段】本発明では、成形機(2)で成形された成形品(3)の欠損の有無を判定する成形品検査装置(1)において、成形機(2)から取出した成形品(3)の温度分布を撮像するためのサーモグラフィーカメラ(7)と、サーモグラフィーカメラ(7)で撮像した成形品(3)の温度分布から成形品(3)の欠損の有無を判定するための判定機(8)とを有することにした。また、本発明では、前記サーモグラフィーカメラ(7)と前記判定機(8)とを送受信機(9,10)を介して接続することにした。さらに、本発明では、前記成形機(2)で同時に成形される成形品(3)の個数と同じ台数のサーモグラフィーカメラ(7)を有し、各サーモグラフィーカメラ(7)で各成形品(3)の温度分布を撮像するように配置することにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
成形機で成形された成形品の欠損の有無を判定する成形品検査装置において、
成形機から取出した成形品の温度分布を撮像するためのサーモグラフィーカメラと、
サーモグラフィーカメラで撮像した成形品の温度分布から成形品の欠損の有無を判定するための判定機と、
を有することを特徴とする成形品検査装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記サーモグラフィーカメラと前記判定機とを送受信機を介して接続したことを特徴とする請求項1に記載の成形品検査装置。
【請求項3】
前記成形機で同時に成形される成形品の個数と同じ台数のサーモグラフィーカメラを有し、各サーモグラフィーカメラで各成形品の温度分布を撮像するように配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の成形品検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、成形機で成形された成形品の欠損(欠肉)の有無を判定する成形品検査装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
成形機でプラスチック等の合成樹脂を射出成形等して成形品を製造する際には、成形機で成形された成形品に欠損(欠肉)が生じていないか成形品検査装置で検査している。
【0003】
従来の成形品検査装置では、成形品に照明(可視光)を照射するとともに、カメラを用いて成形品の画像を撮影し、撮影された画像の輝度に基づいて成形品の欠損の有無を判定するようにしている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-148570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来の成形品検査装置では、カメラで撮影された画像の輝度、すなわち、照明から照射された光が成形品で反射された反射光の強さに基づいて成形品の欠損の有無を判定しているために、成形品の欠損の有無を正確に判定できるようにするには、光学系(照明やカメラ)の位置関係を厳格に調整することが必要であり、また、工場等内の室内光や外光などの明るさの変動に応じて光学系の撮影条件を調整することが必要であり、さらに、成形品の透明度(透明品と不透明品等)によって光学系を変更することが必要であった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、請求項1に係る本発明では、成形機で成形された成形品の欠損の有無を判定する成形品検査装置において、成形機から取出した成形品の温度分布を撮像するためのサーモグラフィーカメラと、サーモグラフィーカメラで撮像した成形品の温度分布から成形品の欠損の有無を判定するための判定機とを有することにした。
【0007】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記サーモグラフィーカメラと前記判定機とを送受信機を介して接続することにした。
【0008】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記成形機で同時に成形される成形品の個数と同じ台数のサーモグラフィーカメラを有し、各サーモグラフィーカメラで各成形品の温度分布を撮像するように配置することにした。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、成形機で成形された成形品の欠損の有無を判定する成形品検査装置において、成形機から取出した成形品の温度分布を撮像するためのサーモグラフィーカメラと、サーモグラフィーカメラで撮像した成形品の温度分布から成形品の欠損の有無を判定するための判定機とを有することにしているために、光学系の調整や変更を行うことなく、透明品か不透明品にかかわらず、成形品から発せられた熱(赤外線)に基づいて成形品の欠損の有無を正確に判定することができる。
【0010】
特に、前記サーモグラフィーカメラと前記判定機とを送受信機を介して接続することにした場合には、サーモグラフィーカメラと判定機とをそれぞれ別の場所に設置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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